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  •   動画配信サービスの普及により、時と場所を選ばず映画が鑑賞できるようになった。「ながら視聴」や「倍速再生」など便利さも広がったが、一方で、コンサート・ホールでオーケストラ演奏を聞くのと同様、スクリーンで映画を味わう体験は何ものにも代え難い。〈映画館原理主義宣言〉は動画配信サービスを否定するものではないが、“映画館で映画を楽しむ”という原点を大切にしたプロジェクトとなる。 〈映画館原理主義宣言〉の旗印の下に、東京工芸大学芸術学部映像学科の3年生が映画上映を立案した。学生が提出した9企画より、学生の投票で3企画が選ばれ、池袋HUMAXシネマズのスタッフと相談して各企画から精選した3本を上映することが決定。学生の推し作品を映画館で楽しみたい。   上映企画①『フェミニズム、シスターフッド』より [caption id="attachment_24466" align="aligncenter" width="850"] ©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会[/caption] 「あのこは貴族」 2021年/日本/124分 監督:岨手由貴子 原作:山内マリコ 出演:門脇麦、水原希子 配給:東京テアトル、バンダイナムコアーツ 東京育ちのお嬢様で婚活に奔走する華子と、地方出身で上京してきた美紀。ちがう世界、ちがう考え方で生きてきた2人が、東京の街で偶然出会う。女性として生きる上でのしがらみ、うまく呼吸ができなくなるような息苦しさ。そんな社会で生きる私たちは、繋がることができる。華子と美紀や周囲の人々のように、無限に連なる世界のどこかで並んで歩くことができるのだ。ありのままの自分を優しく抱きしめ、愛して良いのだと思える作品。(推薦:當山直花)   上映企画②『韓国ノワールを追う』より [caption id="attachment_24468" align="aligncenter" width="850"] ©2016 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION[/caption] 「哭声 コクソン」곡성(The Wailing) 2016年/韓国/156分 監督・脚本:ナ・ホンジン 出演:ファン・ジョンミン、クァク・ドウォン 配給:クロックワークス スリリングなクライム・サスペンス『チェイサー』と『哀しき獣』を手掛けたナ・ホンジン監督の長編第3作。田舎の村に突如現れたよそ者、その男の奇妙な噂が広まると同時に、不可解な殺人事件が多発する。湿った緊張感の中で錯綜する情報に翻弄され続け、先の読めないまま、深い疑惑と不信が残る暗いところへ連れて行かれるあっという間の2時間30分。「わからない」が面白い、ダークでパワフルな韓国映画の傑作。(推薦:鈴木凛太郎) ※上映後、山川直人(監督・東京工芸大学元教授)のトークあり   上映企画③「アメリカン・コメディ特集~名作!DVDスルー作品の逆襲」より [caption id="attachment_24469" align="aligncenter" width="850"] © 2012 Columbia Pictures Industries, Inc. and Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.[/caption] 「21ジャンプストリート」21 Jump Street 2012年/アメリカ/109分 監督:フィル・ロード&クリストファー・ミラー 出演:チャニング・テイタム、ジョナ・ヒル 配給:ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメント 『LEGOムービー』や『スパイダーマン:スパイバースト』で知られる天才コンビ(ロード&ミラー)が送る、全世界で2億ドル(270億円)超の興収記録を上げた大傑作コメディ!警察官となった元同級生の二人が、ドラッグ密売の横行する高校に潜入捜査!「センス抜群のギャグ」と「ラブ・ロマンスでは片付けられない主演二人(C・テイタム&J・ヒル)のイチャイチャ」が、爆笑と感動を巻き起こす。劇場初公開。(推薦:尾崎秀治)   〈日時・場所〉 2023年6月16日(金)池袋HUMAXシネマズ 13:00-15:09「あのこは貴族」124分 15:30-18:41「哭声」156分+トーク(山川直人)30分 19:00-20:50「21ジャンプストリート」105分 〈料金〉 トークなし 一般:1,500円 大学生以下:1,000円 シニア:1,200円 トーク付き 一般:1,900円 大学生以下:1,000円 シニア:1,200円
  •   “バカ塗り” と呼ばれる青森県の伝統工芸・津軽塗を通して父と娘が絆を紡いでいく物語を、堀田真由と小林薫の共演で、「まく子」の鶴岡慧子のメガホンにより映画化した「バカ塗りの娘」が、8月25日(金)より青森先行公開、9月1日(金)より全国公開される。予告編とポスタービジュアルが到着し、追加キャストで坂東龍汰と宮田俊哉(Kis-My-Ft2)が発表された。     自分に自信が持てない美也子(堀田真由)は、津軽塗職人の父・清史郎(小林薫)と二人暮らし。父の仕事を手伝いながらスーパーで働いているが、失敗ばかりの日々を送っている。家族より仕事を優先し続けた清史郎に母(片岡礼子)は愛想を尽かして出ていき、兄のユウ(坂東龍汰)は家業を継がず自由に生きる道を選んだ。美也子は津軽塗に興味を持ちながらも父に継ぎたいと言えず、不器用な清史郎は津軽塗で生きていくのは簡単じゃないと美也子を突き放す。それでも美也子は挑戦を決意し、そのひたむきさはバラバラだった家族の心を動かしていく──。 第1回〈暮らしの小説大賞〉を受賞した『ジャパン・ディグニティ』(髙森美由紀著)を原作に、津軽塗の工程はもちろん、四季折々の景色、土地の食材と料理も織り交ぜて風情豊かに描く本作。辛い時も楽しい時も塗り重ね、絆を深めていく父と娘、家族の姿に胸を打たれる。     追加キャストの坂東龍汰は美也子の兄・青木ユウ役。宮田俊哉は、美也子が密かに好意を寄せる花屋の青年・鈴木尚人を演じる。両者のコメントは以下。   坂東龍汰(青木ユウ 役) 鶴岡監督の映画がとても好きなので今回お話をいただいた時は素直にとても嬉しく楽しみでした。 キャストの皆様とも以前に共演させていただいた方ばかりだったのでこの皆さんと家族になるんだと思うと安心感がありました笑 ロケ地である弘前市はとても美しい場所で毎日綺麗な空気を吸いながら土地に宿った力に身を任せ演じられました。津軽塗りの美しい職人技、静けさの中に響く音や画面いっぱいに広がる鮮やかな色は見ていて聞いていて一瞬で引き込まれうっとりしてしまいました。 家族のことを思い出して温かい気持ちになれる映画になっていると思います。 是非楽しみに公開を待っていていただけると嬉しいです。 宮田俊哉(鈴木尚人 役) 映画に出演する機会がこれまであまり無く、この作品のお話を聞いた時は嬉しかったです。 青森の漆という文化を深く知るきっかけになり自分にとって凄く学びになりました。 映画を拝見させて頂き、この作品の時間は緩やかに流れていて普段忙しなく生きている僕にとってはとても緩やかな良い時間を過ごすことが出来ました。 そして何より優しい気持ちになれる作品だと思いました。 主人公の美也子が淡い想いを寄せる花屋という役だったのですが、初めての挑戦が沢山あってやり甲斐を凄く感じ、とても幸せでした。 堀田さんや小林さんは本当に大変な撮影だったと思いますが、空き時間に色々なお話をしてくださって楽しかったです。 楽屋では坂東さんがムードメーカーで凄く明るくて和やかな空気感を作ってくれました。     「バカ塗りの娘」 出演:堀田真由、坂東龍汰、宮田俊哉、片岡礼子、酒向芳、松金よね子、篠井英介、鈴木正幸、ジョナゴールド、王林、木野花、坂本長利、小林薫 監督:鶴岡慧子 脚本:鶴岡慧子、小嶋健作 原作:髙森美由紀「ジャパン・ディグニティ」(産業編集センター刊) 企画プロデュース:盛夏子 プロデューサー:遠藤日登思、松岡達矢、福嶋更一郎 ラインプロデューサー:大川哲史 撮影:髙橋航 照明:秋山恵二郎 録音:髙田伸也 音響効果:齋藤昌利 美術:春日日向子 装飾:松尾文子 衣裳:藪野麻矢 ヘアメイク:光岡真理奈 編集:普嶋信一 音楽:中野弘基 スクリプター:押田智子 スチール:蒔苗仁 助監督:栗本慎介 製作:「バカ塗りの娘」製作委員会 制作プロダクション:アミューズ映像企画製作部、ザフール 配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ 2023年/日本/カラー/ビスタ/5.1ch/118分 ©2023「バカ塗りの娘」製作委員会 公式サイト:https://happinet-phantom.com/bakanuri-movie/ 公式Twitter/Instagram:@bakanuri_movie
  •   「映画『聲の形』」など数々の秀作を送り出してきた山田尚子監督のオリジナル作品「Garden of Remembrance」が、アヌシー国際アニメーション映画祭(6/11〜17開催)で特別上映されることが決定した。     「Garden of Remembrance」は、アネモネの花をテーマに、〈きみ〉〈僕〉〈おさななじみ〉の3人の感情の揺れを鮮麗に描いたハートフルショートアニメーション。 アニメーション制作はTVアニメ『平家物語』でも組んだサイエンスSARU、キャラクター原案は漫画家・水沢悦子(漫画『花のズボラ飯』の作画など)が担当。音楽は “可愛くてかっこいいピチピチロックギャル” として活動するシンガーソングライターのラブリーサマーちゃんが書き下ろす。 映画リリースは2023年を予定。期待したい。   Story 空のビール缶・ウィスキーグラスが床に置かれ、 部屋の端には画材やエレキギターが並ぶ、少し散らかった「きみ」の部屋。 携帯のアラームが鳴って、ぼんやりと起き上がり「きみ」1人の朝が始まる。 「ぼく」が好きだったアネモネの花、それは「ぼく」との思い出を繋ぐ大切な花。 ある日部屋のクローゼットを開けると「ぼく」との思い出が「きみ」を包み込んでいき… これは「きみ」と「ぼく」、そして「おさななじみ」との “さよなら” を描く物語──。   「Garden of Remembrance」 監督・脚本:山田尚子 キャラクター原案:水沢悦子 音楽:ラブリーサマーちゃん 制作:サイエンスSARU ©Garden of Remembrance -二つの部屋と花の庭-製作委員会 公式サイト:gor-anemone.com
  •   おいしい料理を通して移民問題を描く社会派コメディ 「社会の片隅で」(18)のルイ=ジュリアン・プティ監督が、移民大国フランスが抱える深刻な問題を社会派コメディとして仕上げた一作。UAM(保護者のいない未成年者)と呼ばれる移民の子どもたちを調理師として育成する活動に取り組む実在のシェフ、カトリーヌ・グロージャンをモデルに、我が道をいく一匹狼のシェフと少年たちの成長を描き出す。 ミシュランの一つ星レストランのシェフから数カ月にわたって指導を受けたというカティ役のオドレイ・ラミー、カティと共に全身全霊で少年たちを支援する施設長ロレンゾに扮したフランソワ・クリュゼが出演。二人のベテラン俳優が対峙するのは、実際にパリの移民支援施設で暮らす若者たちだ。演技初体験ゆえのまっさらな言葉運びや態度がそのままスクリーンに映し出され、彼らが今まさに直面している現実をよりリアルに感じることができる。   移民施設で暮らす少年たちは、18歳までに職業訓練学校に就学できなければ強制送還させられてしまう。そのためロレンゾは料理ド素人の彼らをカティのもとで学ばせ、将来への足掛かりにしようとする。食材の収穫から調理法、配膳までイチから教え込むカティ。「厨房では性別も国籍も関係ない。女性蔑視なんてもってのほか!」と豪快に啖呵を切る彼女は、やがて料理を教えるだけではなく、自らも子どもたちを守る必要があることを学び始める。将来を夢見る彼らに自分ができることは一体何なのか? カティの決断が、少年たちの未来を大きく変えていく。 おいしい料理を通じて見えてくる、移民問題や多様性のある社会について考える大切さ。特に小学生高学年以上の、次世代を担う若者にとっては、劇中の少年たちのように、本作が〝記憶に残る一皿〟になるはずだ。 文=原真利子 制作=キネマ旬報社 (キネマ旬報2023年5月上・下旬合併号より転載)   https://www.youtube.com/watch?v=4PoHUTTcG5k     「ウィ、シェフ!」 【あらすじ】 フランス本土最北端の港町。一流レストランのスーシェフとして働くカティは、味より見た目重視のシェフに三行半を突き付けられ、店を飛び出してしまう。そんな彼女が辿り着いた場所は、移民の少年たちが暮らす自立支援施設。不衛生で缶詰しかない調理場や人手不足に啞然とするカティに、施設長のロレンゾは少年たちの手助けを依頼するが…。 【STAFF & CAST】 監督:ルイ=ジュリアン・プティ 出演:オドレイ・ラミー、フランソワ・クリュゼ、シャンタル・ヌーヴィル、ファトゥ・キャバほか 配給:アルバトロス・フィルム フランス/2022年/97分/区分G 5月5日(金)より全国公開 ▶公式HPはこちら © Odyssee Pictures - Apollo Films Distribution - France 3 Cinéma - Pictanovo - Elemiah- Charlie Films 2022          
  •   一流レストランを飛び出したシェフと施設に暮らす移民少年たちが、料理を通じて絆を育み、未来を変えていく姿を描く「ウィ、シェフ!」が、5月5日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかで全国公開。主人公カティが料理のリアリティ番組で競うシーンの映像が到着した。     カティが出演するのは、“フランス版〈料理の鉄人〉”というべき〈ザ・コック〉。そこには実在する業界の大物が顔を揃える。挑戦者の一人は、サント=ジュヌヴィエーヴ=デ=ボワにあるビストロ〈ル・プロンジョワール・デェン・ファス〉のシェフであるエンゾ・スカラムジーノ。「皿を拭いて」と指示する審査員は、カティの勤め先として使われた店のオーナーシェフであるマチュー・パコー。「いい感じだ」とコメントする審査員は、ミシュラン二つ星シェフのギイ・サヴォワという豪華さだ。 なお、カティが作る「ラングスティーヌのセビーチェ」(手長海老のマリネ)は、ラデュッシュ入りでキウイソースが特徴、白ワインが飲みたくなる一皿。 カティを演じたオドレイ・ラミーについて、ルイ=ジュリアン・プティ監督は「オドレイはアシピウスとル・ ディヴェレックという素晴らしいレストランの厨房で数ヶ月間、サバを回転させる練習をし、指に匂いがつくまで特訓しました。数週間後にはプロの料理人たちに溶け込んでいて、私は彼女を見分けられませんでした」とコメントしている。 オドレイの巧みな技とともに、ドラマティックなキッチン・コメディを楽しみたい。        © Odyssee Pictures - Apollo Films Distribution - France 3 Cinéma - Pictanovo - Elemiah- Charlie Films 2022 配給:アルバトロス・フィルム ▶︎ 一匹狼のシェフ × 移民少年たち。料理で未来を変えていく「ウィ、シェフ!」