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アンディ・ラウ主演「バーニング・ダウン 爆発都市」、製作費44億円の撮影舞台裏!
2022年4月15日「イップ・マン 最終章」などを手掛けた香港映画界の鬼才ハーマン・ヤウ監督が、アンディ・ラウ主演で放つアクション大作「バーニング・ダウン 爆発都市」が、4月15日(金)よりシネマート新宿・心斎橋ほかで全国公開。メイキング映像が解禁された。 爆破テロの現場で発見された記憶喪失の男フォン。“爆発で左足を失った元爆弾処理班のエース”と“テロ組織のメンバー〈ブリザード〉”という、自身の素性をめぐる2つの記憶の断片に葛藤しながら、彼は香港全土を揺るがす核爆弾テロに立ち向かう──。 解禁されたメイキング映像では、多くの爆破シーンを撮るためにあえて時間のかかる野外ロケを行い、さらにセットを組んでスタントシーンを撮影したことなど、徹底的なこだわりが明かされる。さらに本格的な格闘シーンも満載で、アクション監督ニッキー・リーの指導のもと、アンディ・ラウが当時59歳という年齢を微塵も感じさせずに披露するアクションには脱帽だ。2017年に落馬事故で長くリハビリ生活を送ったこともあり、ファンの間では心配されていたが、それは杞憂だったと知るだろう。 Story 爆弾処理班のエースであるフォンは、爆発に巻き込まれて左足を喪失。恋人や同僚の助けもあり、義足を装着して回復するが、上層部はフォンの現場復帰を認めなかった。仕事一筋だった彼は自暴自棄になり、警察を辞めて姿を消すが、やがてテロ組織〈復生会〉によるホテル爆破事件の現場で重体となって発見される。病院に収容されたフォンは容疑者として尋問を受けるが、爆発の衝撃で記憶を失っていた。そこにフォンを救い出すべく復生会が乗り込んでくる。「なぜテロ組織が俺を助けるのか?」。フォンは病院から抜け出し、ひとりで逃亡するが……。 「バーニング・ダウン 爆発都市」 出演:アンディ・ラウ「インファナル・アフェア」、ラウ・チンワン「レクイエム 最後の銃弾」、ニー・ニー「悟空伝」 監督・脚本:ハーマン・ヤウ「イップ・マン 最終章」 アクション監督:ニッキー・リー「新ポリス・ストーリー」 2020年/香港・中国映画/中国語(広東語)/121分/シネスコ/5.1ch/字幕:伊藤あゆみ/映倫G 原題:拆彈專家2/英題:SHOCK WAVE 2/提供:ニューセレクト/配給:アルバトロス・フィルム © 2020 ALL RIGHTS RESERVED BY UNIVERSE ENTERTAINMENT LIMITED 公式HP:burning-down.com -
将来の不安や今抱えるピンチを吹き飛ばす!「実践型」痛快コメディ
2022年4月15日将来の不安や今抱えるピンチを吹き飛ばす!「実践型」痛快コメディ 日本最強のコメディエンヌ・天海祐希を座長に迎え、草笛光子、松重豊、新川優愛、瀬戸利樹ほか、バラエティに富んだキャスト陣が大集結。老後の資金問題というシリアスなテーマを、ユーモラスに描いた、大ヒットコメディ映画「老後の資金がありません!」(前田哲監督)。特典映像もたっぷり入ったブルーレイ&DVDが、4月15日(金)にリリースされる。 春の心もとなさも吹き飛ばす、大ヒットコメディ 昨年大ヒットを記録し、主演の天海祐希をはじめ、草笛光子や前田哲監督らがさまざまな映画賞を賑わせた話題作。老後の資金に2000万円必要と煽られる現代で、天海扮する普通の主婦・篤子が、次々と一家を襲う、お金の問題をサバイブする姿に、変化の多い、今時期の心もとなさも吹き飛ばされること必至。観る者を元気にする喜劇だ。 普通の主婦!? 天海祐希扮する最強ヒロインの魅力 人生とは、何事も計画通りに進まないもの。節約をモットーに、つましく生きてきた篤子も然り。夫・章(松重豊)の父・昭一(綾田俊樹)の葬儀代で、家の貯蓄が半分に激減したところに、フリーターの娘・まゆみ(新川優愛)が派手婚を言いだし、正社員登用を期待していたパート先をリストラされたかと思えば、夫の会社がまさかの倒産! 結婚30周年目前、身の丈に合っていたはずの篤子の生活が、突如綻びはじめる……。 篤子の魅力は、家族のピンチを、自分自身の変化のチャンスに変える、しなやかさにある。いよいよ家計が逼迫し、姑・芳乃(草笛光子)への仕送りに困った篤子が、姑との同居を始める展開も、一見やけっぱちだが、そうではない。セレブな姑が新しい暮らしになじめているのか、誰よりも細やかに篤子は気づかう。そんな篤子のやさしさを、天海がさりげなく好演する。芳乃の娘・志津子(若村麻由美)が嫉妬するほど、姑と仲良くなれるのも、彼女の美徳ゆえ。自分のことより、人のことを大事にする篤子に「人間、わがままに生きた方が勝ちよ」と諭すのが、芳乃というのがまた心憎い。 クールな大人の、ハッピーに生きる知恵 いろいろなピンチを乗り越えた篤子が、映画の最後に選択する、新しい生き方もユニークだが、彼女のとなりに、変わらず章がいるところが素敵だ。自分の人生で何が大切なのかをちゃんとわかっている篤子は、クールな大人である。大人は自分の状況に甘えず、家族といえども、相手を尊重できる。新しいバイトでヘトヘトになろうとも、篤子は家でゴロゴロする夫に発破をかけるでもなく、章のそばで、自分のできることから問題を解決していく聡明さを持つ。結婚を決めた30年前より、たくさんの経験を積んだ篤子が、いまなお章の妻として一緒に生きることを、幸福に感じていること。並んでぼた餅を作る、夫婦ののどかな姿に、足るを知ることの豊かさを思う。篤子に限らず、芳乃もまゆみも志津子も、登場人物たちはみな、目の前にある幸福に気づく。だから老後の資金がなくても、明るくいまを生きられるのだろう。 楽しい特典映像で、さらに元気に! 特典映像には、初日舞台挨拶などの模様をまとめたイベント集に加えて、後藤家の三世代を演じた、天海、草笛、新川の爆笑本音トークなど盛りだくさん。草笛渾身の、ハイライトシーンの舞台裏など、陽気なキャスト陣の楽しいおしゃべりに大いに笑って、明日への英気を養おう。 文=石村加奈/制作=キネマ旬報社 「老後の資金がありません!」 ●4月15日(金)Blu-ray&DVDリリース(同日レンタル開始) Blu-ray&DVDの詳細情報はこちら ●豪華版 ブルーレイ:7,700円(税込) 豪華版 DVD:6,600円(税込) 【特典映像】※特典ディスクはDVD ■メイキング ■イベント集 大ヒット祈願イベント 完成披露プレミアイベント 大阪キャンペーン 初日舞台挨拶 大ヒット御礼舞台挨拶 ■ナビ番組 天海祐希&草笛光子&新川優愛の爆笑本音トークSP 天海祐希の痛快マネーコメディの裏側SP ■特報・予告・TVスポット集(本編ディスクに収録) 【封入特典】 <初回生産限定>「老後の資金がありません!」脚本 <通常封入>ブックレット ●通常版 ブルーレイ:5,280円 (税込) 通常版 DVD:4,180円 (税込) 【特典映像】 ■特報・予告・TVスポット集 ●2021年/日本/本編115分 ●監督:前田哲 ●出演:天海祐希、松重豊、新川優愛、瀬戸利樹、加藤諒、柴田理恵、若村麻由美、草笛光子 ほか ●発売元:TBSテレビ 販売元:TCエンタテインメント ©2021映画『老後の資金がありません!』製作委員会 -
是枝裕和監督の初の韓国映画「ベイビー・ブローカー」がカンヌ出品!
2022年4月15日是枝裕和監督の最新作にして初韓国映画「ベイビー・ブローカー」が、第75回カンヌ国際映画祭(現地時間5/17~28開催予定)コンペティション部門に出品されることが決まった。日本では6月よりTOHOシネマズ 日比谷ほかで全国公開される。 是枝監督作品がカンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出されるのは、4年ぶり6回目(同映画祭への出品は8回目)。2004年「誰も知らない」で主演の柳楽優弥が《最優秀男優賞》、2013年「そして父になる」で《審査員賞》、2018年「万引き家族」でパルムドールを受賞している。 是枝監督は2019年ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門でオープニングを飾った「真実」で、海外の才能たちとの本格的セッションに踏み出しているが、「ベイビー・ブローカー」はそれに続き、韓国の製作・俳優陣と長年温めてきたオリジナル企画を映画化した初の韓国映画となる。 出品決定にあたり、是枝監督から以下コメントが届いた。 ▼是枝裕和監督コメント▼ 6回目だからといって嬉しくないかと言ったらそんなことはありません。異国での、言語や文化の違いを超えた今回の共同作業を高く評価して頂けて、僕だけでなくスタッフ、キャスト皆が報われたとホッとしています。4年ぶりのカンヌ参加になりますが、コロナ禍だけではなく、世界が大きく揺れる時代に映画を作り続けること、そして、世界に届けることの意味を考える良い機会にしたいと思います。 「ベイビー・ブローカー」は、 “赤ちゃんポスト”に預けられた赤ん坊をめぐり出会っていく人々を描くヒューマンドラマだ。「パラサイト 半地下の家族」のソン・ガンホ、「MASTER/マスター」のカン・ドンウォン、「空気人形」のペ・ドゥナ、“IU”としても活躍するイ・ジウンが共演。そしてこのたび、韓国ドラマ『梨泰院クラス』で注目されたイ・ジュヨンの出演が明らかに。本作では、ペ・ドゥナとコンビを組んでブローカーたちを追う刑事を演じている。 Story 古びたクリーニング店を営みながらも借金に追われるサンヒョン(ソン・ガンホ)と、〈赤ちゃんポスト〉がある施設で働く児童養護施設出身のドンス(カン・ドンウォン)。ある土砂降りの晩、彼らは若い女ソヨン(イ・ジウン)が〈赤ちゃんポスト〉に預けた赤ん坊をこっそり連れ去る。彼らの裏稼業は、ベイビー・ブローカーだ。しかし、翌日思い直して戻ってきたソヨンが、赤ん坊が居ないことに気づき警察に通報しようとしたため、2人は仕方なく白状する。「赤ちゃんを大切に育ててくれる家族を見つけようとした」という言い訳にあきれるソヨンだが、成り行きで彼らと共に養父母探しの旅に出ることに。 一方で刑事スジン(ぺ・ドゥナ)と後輩のイ刑事(イ・ジュヨン)は、サンヒョンらを検挙しようと静かに後を追っていくが……。 「ベイビー・ブローカー」 監督・脚本・編集:是枝裕和 出演:ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、ペ・ドゥナ、イ・ジウン、イ・ジュヨン 製作:CJ ENM 制作:ZIP CINEMA 制作協力:分福 提供:ギャガ、フジテレビジョン、AOI Pro. 配給:ギャガ © 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED 是枝裕和監督作のカンヌ国際映画祭出品歴 ●「DISTANCE」 2001年第54回コンペティション部門 ●「誰も知らない」 2004年第57回コンペティション部門/★最優秀男優賞受賞(柳楽優弥) ●「空気人形」 2009年第62回ある視点部門 ●「そして父になる」 2013年第66回コンペティション部門/★審査員賞受賞 ●「海街diary」 2015年第68回コンペティション部門 ●「海よりもまだ深く」 2016年第69回ある視点部門 ●「万引き家族」 2018年第71回コンペティション部門/★パルムドール受賞 -
【あの頃のロマンポルノ】日本映画批評『少女娼婦けものみち』
2022年4月15日日活ロマンポルノは生誕50年をむかえました。それを記念して、「キネマ旬報」に過去掲載された記事の中から、ロマンポルノの魅力を様々な角度から掘り下げていく特別企画「あの頃のロマンポルノ」。キネマ旬報WEBとロマンポルノ公式サイトにて同時連載していきます。 今回は、斎藤正治氏による「日本映画批評『少女娼婦けものみち』」の記事を、「キネマ旬報」1980年5月下旬号より転載いたします。 1919年に創刊され100年以上の歴史を持つ「キネマ旬報」の過去の記事を読める貴重なこの機会をお見逃しなく! 日本映画批評 『少女娼婦けものみち』 ▲『少女娼婦 けものみち』より 「いけいけカラスオイラの分まで運んでくれ……」、という音楽ではじまるこの映画、女のバイタリティと、男の性の無常感を描き出した映画といえる。 神代辰巳はここでも小道具に、自転車を使っているのである。この性的プロレタリアートたちの肉体の”つながり”は、自転車を使った手づくりの空間しかないようだ。性は日常的なものだ、とばかりに、自転車が重要な役割を果すのは、神代映画にいつも特徴的だ。自転車に乗っていって行なう行為は、たとえば男が女の人差指をそりかえして、痛いだろう、といえば、女は我慢する、そういう映像としては、ほとんど無用と思えるシーンに、神代は男や女の生理を含めて、表現する。ほとんど何の役にも立たない、いってみれぽ無用の描写のなかで、彼は主題をつらぬいていくのである。 男がカモメを一羽、石でうちおとした。この石落としの手づくりは、自転車にもつながるのであって、全体のテーマは、ごく日常的な性に収斂していく。巨大な機械文明に象徴されるいまの世の中で、いかに性を含めた個人の作業が可能か、を神代は問うているように見える。 誰のかわからない子をはらんで、女にとっては誰の子でもいいと思っているのに、男同士は確信が持てないながら、しかしオレの子だと言い張っている姿がなんともおかしい。 天才的に、女の本性が見えてしまうスケコマシと、純情一途のはじめの男と、とりあえず比較しながら、主人公サキは結局、スケコマシの男といっしょになっていく。女には純情な初体験者よりも、ヘヘへよがるための男のバイタリティが欲しかったのだ。 シナリオでいう「闇の中で擦られる一本のマッチ」の描写はなかったし、岸田理生が夢想する物語のような展開はしなかった。しかしこの映画には、多分岸田が描いただろう父恋の唄はあった。 あるにはあったが、それほど歴然としていたわけではない。そういうところは、匂わせる程度にして、神代はやはり、岸田とは別の、神代自身の世界を描いたのである。 サキが自分の愛した人形を割るところで、それはカモメが墜落するシーンとして描かれるといったように、墜ちるカモメは随所にインサートされる。墜死するカモメは、実はこの映画のモチーフのようである。 かつての女とつるみ合っている男の足を、たずねてきたサキが刺す。この突然の行為は男も、寝ている女も驚かすが、サキはその包丁を洗いもせずに、台所で使って、料理をはじめる。”強い”女を描いてなかなかみごとである。 全体として粘着する映像のなかで、神代はやはり、性の日常的なアナーキーを、どうしようもない倦怠のなかで描いた。そこにいいようのない無常感がただよっていた。 文・斎藤正治 「キネマ旬報」1980年5月下旬号より転載 『少女娼婦 けものみち』【DVD】(2023年1月11日 DVD発売) 監督: 神代辰巳 脚本:岸田理生、神代辰巳 価格:2,200円(消費税込み) 発売:日活株式会社 販売元:株式会社ハピネット・メディアマーケティング 「日活ロマンポルノ50周年×キネマ旬報創刊100周年」コラボレーション企画、過去の「キネマ旬報」記事からよりすぐりの記事を掲載している特別連載【あの頃のロマンポルノ】の全記事はこちらから 日活ロマンポルノ50周年企画「みうらじゅんのグレイト余生映画ショー in 日活ロマンポルノ」の全記事はこちらからご覧いただけます。 日活ロマンポルノ50周年新企画 イラストレーターたなかみさきが、四季折々の感性で描く月刊イラストコラム「ロマンポルノ季候」 -
さかなクンの半生記「さかなのこ」、柳楽優弥や夏帆ら6名の追加キャスト発表
2022年4月14日さかなクンの半生を、のん主演×沖田修一監督で描く「さかなのこ」が、2022年夏にTOHOシネマズ 日比谷ほかで全国公開。追加キャストとして柳楽優弥、夏帆、磯村勇斗、岡山天音、三宅弘城、井川遥が発表された。 発表されたのは、のん演じる主人公ミー坊の脇を固める面々だ。“狂犬”の異名を持つ強面の不良ながら、いつもミー坊を気にかける心優しい幼馴染み・ヒヨ役に柳楽優弥。幼馴染みのミー坊とひょんなことから再会し、同じ屋根の下で暮らし始めるシングルマザー・モモコ役に夏帆。ある出来事からミー坊と絆を深めるツッパリ頭の総長役に磯村勇斗。ミー坊と出会ってお魚の魅力に目覚める不良“カミソリ籾”こと籾山(もみやま)役に岡山天音。お魚に夢中で周りの子とちょっと違うミー坊を心配する父・ジロウ役に三宅弘城。そして、ミー坊を心配するよりも信じて応援し続ける母・ミチコ役に井川遥。 豪華キャストの競演に期待が膨らむ。 【コメント】 柳楽優弥 数年前から釣りにハマっていることもあり、さかなクンに興味があってYouTubeなども拝見していたので、今回お話をいただきとても嬉しかったです。 僕が演じたヒヨは「狂犬」と恐れられる不良ですが、幼なじみのミー坊を思いやる優しさがあって、憎めない、なんかいい奴です。 のんさんと沖田監督とは、前からご一緒してみたかったのですが、穏やかな時間が流れているような居心地のよい現場でした。 今回共演させて頂き改めて、のんさん最高だな、と思いました。 夏帆 のんさん演じるミー坊の幼なじみであるモモコを演じさせていただきました。 のんさんとの共演は、フシギだけどとても心地が良くて、ミー坊の真っ直ぐな瞳に、心が洗われる日々でした。 ひたすら純粋に魚を愛するミー坊と、そんなミー坊をたいせつに見守っている家族や友人たちが、ちょっぴり可笑しくて愛おしい映画だと思います。 ぜひ楽しみにしていただけたらうれしいです。 磯村勇斗 最初に台本を読んだ時、しばらく心がホワホワと優しい気持ちになりました。さかなクンの自伝が原作のこの物語は、何かを猛烈に好きになり夢中で追いかけたくなったら、例えまわりと違っても突き進んでいい、それが個性なんだ、と教えてくれている気がしました。 また沖田監督が描く登場人物たちは、ミー坊をはじめみんな微笑ましく、沢山愛情を感じる作品になっていると思います。本作に総長という役で参加させて頂き、とても楽しい時間を過ごしました。 岡山天音 沖田組は現場にも映画にも温かい空気が漂っていて、やはり特別な心地良さがありました。衣装合わせからクランクアップまで、なんだかずっとニヤニヤしていた気がします。 完成品を観て、のんさん演じるミー坊から素敵なことを教えてもらいました。自分も参加している作品の試写で、こんなにもピュアに楽しめた事も稀な体験です。 ミー坊が魚を「好き」と思う気持ちが、皆さまの心にどう届くのか。公開を心待ちにしております。 三宅弘城 もうね、キュートなんです。台本からもキュートさは伝わってきましたが、 沖田監督によってさらにキュートな映像になりました。 もう出て来る人出て来る人みんな愛すべきキュートな人たちなんです。 かと思ってニコニコ観ていると、なんでもないように聞こえるセリフにハッとしたり。 継続することや信じることの大切さを改めて教えてくれました。 でもそれが押し付けがましくなく観られるのは、 のんさんのひょうひょうとした唯一無二のキュートさからくるものだと思います。 ごめんなさい、キュートキュートうるさくて。 でも本当にキュートで勇気が出るんです。 世代問わず色んな人に観ていただきたい映画です。 井川遥 台本を読んで真っ直ぐでキラキラしたミー坊に早く会いたいと思いました。のんさんが演じるなんてこれ以上のキャスティングは無いと期待の気持ちでいっぱいでした。 1番の理解者である母親を演じるのはミー坊を見つめ続けることだと思いました。 さかなクンと私自身は同世代。 昭和の風情が懐かしく、タイムスリップしたような気持ちにも。現場では沖田監督の嬉しそうな顔を毎日見られたのも印象深いです。 のんさんの煌めきが溢れていて、純粋な気持ちが幸せを齎せてくれる素敵な映画です。 ©2022「さかなのこ」製作委員会 ▶︎ さかなクンの“すっギョい人生”が、のん主演 × 沖田修一監督で映画化