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新作映画 公開延期情報
2020年4月16日新型コロナウィルス感染拡大防止により公開が延期となった新作映画を一覧にまとめております。 発表があり次第、順次更新してまいりますが、詳しくは各作品の公式ホームページをご確認ください。※順不同 2月公開予定作品 『映画しまじろう しまじろうとそらとぶふね』 旧公開日:2/28→新公開日:未定 公式サイト:https://kodomo.benesse.ne.jp/open/movie/2020/ 3月公開予定作品 ・『映画ドラえもん のび太の新恐竜』 旧公開日:3/6→新公開日:未定 公式サイト:https://doraeiga.com/2020/ ・『劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』 旧公開日:3/6→新公開日:未定 公式サイト:https://m-78.jp/taiga/movie/ ・『2分の1の魔法』 旧公開日:3/13→新公開日:未定 公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/onehalf-magic.html ・『僕たちの嘘と真実 Documentary of 櫻坂46』 旧公開日:3/13→新公開日:未定 公式サイト:https://2020-keyakizaka.jp ・『ドクター・ドリトル』 旧公開日:3/20→新公開日:未定 公式サイト:https://dr-dolittle.jp/ ・『映画プリキュアミラクルリープみんなとの不思議な1日』 旧公開日:3/20→新公開日:5/16 公式サイト:https://spring.precure-movie.com ・『モルエラニの霧の中』 旧公開日:3/21→新公開日:2021/6/21 公式サイト:http://www.moruerani.com/ ・『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』 旧公開日:3/27→新公開日:初夏 公式サイト:https://www.storyofmylife.jp/ ・『ソニック・ザ・ムービー』 旧公開日:3/27→新公開日:未定 公式サイト:https://sonic-movie.jp/ ・『ハリエット』 旧公開日:3/27→新公開日:未定 公式サイト:https://harriet-movie.jp/ ・『Fate/Stay stay night Heaven's Feel III.spring song』 旧公開日:3/27→新公開日:4/25 公式サイト:https://www.fate-sn.com/ ・『世界のミフネと呼ばれた男~三船敏郎 生誕百年記念~』 旧公開日:3/27→新公開日:未定 公式サイト:http://www.mifuneproductions.co.jp 4月公開予定作品 ・『ステップ』 旧公開日:4/3→新公開日:未定 公式サイト:https://step-movie.jp/ ・『ポップスター』 旧公開日:4/3→新公開日:未定 公式サイト:https://gaga.ne.jp/popstar/ ・『エジソンズ・ゲーム』 旧公開日:4/3→新公開日:未定 公式サイト:https://edisons-game.jp/ ・『ハンターキラー 潜航せよ(4DX上映)』 旧公開日:4/3→新公開日:未定 公式サイト:https://gaga.ne.jp/hunterkiller/theater/ ・『ピーターラビット2 バーナバスの誘惑』 旧公開日:4/3→新公開日:未定 公式サイト:http://www.peterrabbit-movie.jp/ ・『キスカム!〜COME ON, KISS ME AGAiN!〜』 旧公開日:4/3→新公開日:未定 公式サイト:https://kisscam.official-movie.com ・『映画 きかんしゃトーマス チャオ!とんでうたってディスカバリー!!』 旧公開日:4/3→新公開日:未定 公式サイト:https://movie2020.thomasandfriends.jp/ ・『高津川』 旧公開日:4/3→新公開日:未定 公式サイト:https://takatsugawa-movie.jp/ ・『デッド・ドント・ダイ』 旧公開日:4/3→新公開日:未定 公式サイト:https://longride.jp/the-dead-dont-die/ ・『死霊魂』 旧公開日:4/4→新公開日:6/27 公式サイト:http://moviola.jp/deadsouls/ ・『海辺の映画館 キネマの玉手箱』 旧公開日:4/10→新公開日:未定 公式サイト:https://umibenoeigakan.jp/ ・『チアアップ!』 旧公開日:4/10→新公開日:未定 公式サイト:http://cheerup-movie.com/ ・『甘いお酒でうがい』 旧公開日:4/10→新公開日:未定 公式サイト:https://amasake-ugai.official-movie.com/ ・『フェアウェル』 旧公開日:4/10→新公開日:未定 公式サイト:http://farewell-movie.com/ ・『ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ』 旧公開日:4/10→新公開日:未定 公式サイト:https://jose-mujica.com/ ・『プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第1章』 旧公開日:4/10→新公開日:未定 公式サイト:https://pripri-anime.jp/ ・『プラド美術館 驚異のコレクション』 - 旧公開日:4/10→新公開日:未定 公式サイト:http://www.prado-museum.com/ ・『悲しき天使』 - 旧公開日:4/10→新公開日:5/8 公式サイト:http://kanashiki-tenshi.com ・『アドリフト 41日間の漂流』 旧公開日:4/10→新公開日:未定 公式サイト:http://adrift-movie.jp/ ・『オーバー・ザ・リミット 新体操の女王マムーンの軌跡』 旧公開日:4/10→新公開日:未定 公式サイト:http://otl-movie.com/ ・『彼女は夢で踊る』 旧公開日:4/10→新公開日:2020年秋 公式サイト:http://dancingdreams.jp/ ・『それはまるで人間のように』 - 旧公開日:4/11→新公開日:5/8 ・『RIVER』 旧公開日:4/11→新公開日:未定 公式サイト:https://aaallen118.wixsite.com/river ・『プラネティスト』 旧公開日:4/11→新公開日:7/11 公式サイト:https://www.imaginationtoyoda.com/planetist ・『名探偵コナン 紺色の弾丸』 旧公開日:4/17→新公開日:未定 公式サイト:https://www.conan-movie.jp/ ・『悪の偶像』 旧公開日:4/17→新公開日:未定 公式サイト:https://akuno-guzo.com/ ・『れいわ一揆』 旧公開日:4/17→新公開日:未定 公式サイト:http://docudocu.jp/reiwa/ ・『私たちが生まれた島 OKINAWA2018』 旧公開日:4/17→新公開日:9/4 公式サイト:http://longrun.main.jp/okinawa2018/ ・『機動警察パトレイバー the Movie(4DX上映)』 旧公開日:4/17→新公開日:未定 公式サイト:https://patlabor.tokyo ・『ナショナル・シアター・ライブ2020「スモール・アイランド」』 旧公開日:4/17→新公開日:6/12 公式サイト:https://www.ntlive.jp/2020 ・『カセットテープ・ダイアリーズ』 旧公開日:4/17→新公開日:未定 公式サイト:http://cassette-diary.jp/ ・『バナナパラダイス』 旧公開日:4/18→新公開日:9月 公式サイト:https://taiwan-kyosho2020.com/ ・『おばけ』 旧公開日:4/18→新公開日:未定 公式サイト:https://wubarosier.tumblr.com/ ・『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』 旧公開日:4/24→新公開日:未定 公式サイト:https://www.shinchan-movie.com/ ・『糸』 旧公開日:4/24→新公開日:未定 公式サイト:https://ito-movie.jp/ ・『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』 旧公開日:4/24→新公開日:未定 公式サイト:http://violet-evergarden.jp/ ・『きっと、またあえる』 旧公開日:4/24→新公開日:未定 公式サイト:http://www.finefilms.co.jp/chhichhore/ ・『ポルトガル、夏の終わり』 旧公開日:4/24→新公開日:未定 公式サイト:https://gaga.ne.jp/portugal/ ・『白雪姫〜あなたが知らないグリム童話』 旧公開日:4/24→新公開日:未定 公式サイト:https://www.presidio.co.jp/coming/pureassnow/ ・『マシュー・ボーン IN CINEMA ロミオとジュリエット』 旧公開日:4/24→新公開日:5/15 公式サイト:http://mb-romeo-juliet.com/ ・『映画 おしりたんてい テントウムシいせきの なぞ(東映まんがまつり)』 旧公開日:4/24→新公開日:未定 公式サイト:https://www.toei-mangamatsuri.jp ・『映画 ふしぎ駄菓子屋 銭天堂 つりたい焼き(東映まんがまつり)』 旧公開日:4/24→新公開日:未定 公式サイト:https://www.toei-mangamatsuri.jp ・『仮面ライダー電王 プリティ電王とうじょう!(東映まんがまつり)』 旧公開日:4/24→新公開日:未定 公式サイト:https://www.toei-mangamatsuri.jp ・『りさいくるずー まもれ!もくようびは資源ごみの日(東映まんがまつり)』 - 旧公開日:4/24→新公開日:未定 公式サイト:https://www.toei-mangamatsuri.jp ・『アンティークの祝祭』 旧公開日:4/24→新公開日:未定 公式サイト:http://clairedarling.jp/ ・『一度も撃ってません』 旧公開日:4/24→新公開日:未定 公式サイト:http://eiga-ichidomo.com/ ・『超擬態人間』 旧公開日:4/24→新公開日:未定 公式サイト:https://gitai-movie.com/ ・『マシュー・ボーン IN CINEMA/ロミオとジュリエット』 旧公開日:4/24→新公開日:未定 公式サイト:http://mb-romeo-juliet.com/ ・『エンボク』 - 旧公開日:4/24→新公開日:未定 ・『その神の名は嫉妬』 - 旧公開日:4/25→新公開日:未定 ・『あなたの顔』 旧公開日:4/25→新公開日:未定 公式サイト:http://www.zaziefilms.com/yourface/ ・『恋する男』 旧公開日:4/25→新公開日:2020年夏 公式サイト:https://koisuru-otoko.com ・『ドヴラートフ レニングラードの作家たち』 旧公開日:4/25→新公開日:未定 公式サイト:http://dovlatov.net/ ・『ドロステのはてで僕ら』 旧公開日:4/25→新公開日:未定 公式サイト:http://www.europe-kikaku.com/droste/ ・『ペトルーニャに祝福を』 旧公開日:4/25→新公開日:未定 公式サイト:https://petrunya-movie.com/ ・『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』 旧公開日:4月→新公開日:11/20 公式サイト:https://www.007.com/no-time-to-die-jp/ ・『大草原のソングライン』 - 旧公開日:4月下旬→新公開日:5月下旬 公式サイト:http://moolin-production.co.jp/songline/ 5月公開予定作品 ・『ブラック・ウィドウ』 - 旧公開日:5/1→新公開日:未定 ・『劇場版 ひみつ×戦士 ファントミラージュ! 映画になってちょーだいします』 旧公開日:5/1→新公開日:未定 公式サイト:http://phantomirage.jp/movie/ ・『コンフィデンスマンJP プリンセス編』 旧公開日:5/1→新公開日:未定 公式サイト:https://confidenceman-movie.com/ ・『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』 旧公開日:5/1→新公開日:未定 公式サイト:https://love-second-sight.jp/ ・『ライブリポート』 旧公開日:5/1→新公開日:未定 公式サイト:https://gaga.ne.jp/livereport/ ・『透明人間』 旧公開日:5/1→新公開日:未定 公式サイト:https://toumei-ningen.jp ・『根矢涼香、映画監督になる。』 旧公開日:5/1→新公開日:未定 公式サイト:https://neyakan.live/ ・『ハニーランド 永遠の谷』 旧公開日:5/1→新公開日:未定 公式サイト:http://honeyland.onlyhearts.co.jp/ ・『ミセス・ノイズィ』 旧公開日:5/1→新公開日:未定 公式サイト:http://mrsnoisy-movie.com/ ・『薬の神じゃない!』 旧公開日:5/1→新公開日:2020年10月 公式サイト:http://www.kusurikami.com ・『街の上で』 旧公開日:5/1→新公開日:未定 公式サイト:https://machinouede.com ・『横須賀綺譚』 旧公開日:5/2→新公開日:未定 公式サイト:https://www.yokosukakitan.com/ ・『さらばわが愛、北朝鮮』 旧公開日:5/2→新公開日:未定 公式サイト:http://www.pan-dora.co.jp/goodbymylovenk/ ・『砕け散るところを見せてあげる』 旧公開日:5/8→新公開日:未定 公式サイト:https://kudakechiru.jp/ ・『クワイエット・プレイス PART II』 旧公開日:5/8→新公開日:未定 公式サイト:https://quietplace.jp/ ・『どうにかなる日々』 旧公開日:5/8→新公開日:未定 公式サイト:https://dounikanaruhibi.com/ ・『魔女見習いをさがして』 旧公開日:5/15→新公開日:未定 公式サイト:https://www.lookingfor-magical-doremi.com/ ・『太陽は動かない』 旧公開日:5/15→新公開日:未定 公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/taiyomovie/ ・『はるヲうるひと』 旧公開日:5/15→新公開日:未定 公式サイト:https://haru-uru.com/ ・『グランド・ジャーニー』 旧公開日:5/15→新公開日:未定 公式サイト:http://grand-journey.com ・『映像研には手を出すな!』 旧公開日:5/15→新公開日:未定 公式サイト:https://eizouken-saikyo.com/ ・『サイダーのように言葉が湧き上がる』 旧公開日:5/15→新公開日:未定 公式サイト:http://cider-kotoba.jp/ ・『映画 ギヴン』 旧公開日:5/16→新公開日:未定 公式サイト:http://given-anime.com/ ・『ムーラン』 旧公開日:5/22→新公開日:未定 公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/mulan.html ・『燃えよ剣』 旧公開日:5/22→新公開日:未定 公式サイト:http://moeyoken-movie.com/ ・『小説の神様 君としか描けない物語』 旧公開日:5/22→新公開日:未定 公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/shokami-movie/ ・『ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち』 旧公開日:5/26→新公開日:未定 公式サイト:http://rumblethemovie-japan.com/ ・『トキワ荘の青春 デジタルリマスター版』 旧公開日:5/29→新公開日:未定 公式サイト:http://tokiwasou2020.com ・『HOKUSAI』 旧公開日:5/29→新公開日:未定 公式サイト:http://www.hokusai2020.com/ ・『ぐらんぶる』 旧公開日:5/29→新公開日:未定 公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/grandblue/ ・『ワイルド・スピード ジェット・ブレイク』 旧公開日:5/29→新公開日:2021/4/2 公式サイト:https://wildspeed-official.jp ・『思い、思われ、ふり、ふられ(アニメ版)』 旧公開日:5/29→新公開日:未定 公式サイト:https://furifura-movie.jp/ 6月公開予定作品 ・『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』 旧公開日:6/5→新公開日:7/10 公式サイト:http://maradona-movie.jp ・『ワンダーウーマン 1984』 旧公開日:6/12→新公開日:未定 公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/wonderwoman/ ・『ランボー ラスト・ブラッド』 旧公開日:6/12→新公開日:6/26 公式サイト:https://gaga.ne.jp/rambo/ ・『ナショナル・シアター・ライブ2020「夏の夜の夢」』 旧公開日:6/12→新公開日:7/10 公式サイト:https://www.ntlive.jp/2020 ・『異端の鳥』 旧公開日:6/12→新公開日:未定 公式サイト:http://www.transformer.co.jp/m/itannotori/ ・『騙し絵の牙』 旧公開日:6月19日→新公開日:未定 公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/damashienokiba/ ・『シャドウプレイ』 旧公開日:6月下旬→新公開日:未定 公式サイト:https://filmex.jp/2019/ ・『夢の裏側 ドキュメンタリー・オン・シャドウプレイ』 旧公開日:6月下旬→新公開日:未定 公式サイト:https://filmex.jp/2019/program/specialscreenings/ss7 ・『サタデー・フィクション』 旧公開日:6月下旬→新公開日:未定 公式サイト:https://uplink.co.jp/news/2020/53423 7月公開予定作品 ・『未来へのかたち』 旧公開日:7/3→新公開日:未定 公式サイト:http://mirakata.com/ ・『ゴーストバスターズ/アフターライフ』 旧公開日:7/10→新公開日:未定 公式サイト:https://www.ghostbusters.jp/ ・『トップガン マーヴェリック』 旧公開日:7/10→新公開日:未定 公式サイト:https://topgunmovie.jp/ ・『ナショナル・シアター・ライブ2020「プレゼント・ラフター」』 旧公開日:7/10→新公開日:未定 公式サイト:https://www.ntlive.jp/2020 ・『ミニオンズ フィーバー』 旧公開日:7/17→新公開日:未定 公式サイト:http://minions.jp/ ・『モービウス』 旧公開日:7/31→新公開日:未定 公式サイト:https://theriver.jp/morbius-trailer/ 8月公開予定作品 ・『STAND BY ME ドラえもん2』 旧公開日:8/7→新公開日:未定 公式サイト:http://doraemon-3d.com 2020年夏公開予定作品 ・『イン・ザ・ハイツ』 旧公開日:2020年夏→新公開日:未定 公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/intheheights-movie.jp/ -
草彅剛 「今まで演じてきた中で一番クズな役かもしれない」
2020年4月2日草彅剛「今まで演じてきた中で一番クズな役かもしれない」 市井昌秀監督と草彅剛の熱い思いが詰まった、人間くさい家族の物語 市井昌秀が、12年間温めてきた『両親への想い』を込めたオリジナル脚本の監督作「台風家族」。葬儀屋だった両親が銀行強盗を働き、奪った2千万円と共に姿を消して10年。時効を機に両親を亡きものとして葬儀を行うべく、肉親の事件によって人生を狂わされた鈴木家の4兄妹が、久々に実家で顔を合わせる。長男の妻と娘、長女の恋人までも揃った鈴木家では、それまでの確執や遺産を巡る様々な思惑と感情が交錯し、台風のような一日が繰り広げられる。一筋縄ではいかない人間くささに溢れた家族の物語だ。 主な登場人物と舞台は、鈴木家の家族と実家。地味になりかねない題材だが、めまぐるしく展開する物語と細部にまでこだわり抜いた演出で、終始飽きさせない。喜劇にも悲劇にも見え、思いもよらぬ結末には感動もある。長男の主人公・小鉄役の草彅剛、長女と弟役のMEGUMIと中村倫也、長女の恋人役の若葉竜也、小鉄の妻子役の尾野真千子と甲田まひるといった多彩なキャスト陣が、熱い芝居をぶつけ合うのも見所だ。 映画が公開できるのは当たり前のことではない 劇場公開時以来に本篇を観直すと、物語を知っているからこそわかる伏線や細かな演出の発見も多く、先の見えない展開や市井作品らしい疾走感を楽しんだ初見時とは違った面白さがあった。さらに、市井監督、主演の草彅、プロデューサーによるオーディオコメンタリーでは、本作に込めた想いの深さや撮影時の想い出と共に、伏線や演出についても解説されており、緻密に練られた作品の魅力がより一層深く理解できる。また、「今まで演じてきた中で一番クズな役かもしれない」とも言う草彅が、撮影序盤の迷いやクライマックス撮影時の不安などを吐露し、どう演じるべきか悩んだことや新しい自分を引き出してもらえた感慨を率直に語っているのも、あまり役作りをしないと発言してきていた人物だけに興味深い。俳優としてのターニングポイントにあたる作品であることが窺える。 豪華版の特典映像ディスクにも見所が多い。ある真夏の一日を描いているが、メイキングでは、リアルに汗をかきながら行われた猛暑の中での撮影現場の様子や、ラストシーン撮影前後に収録したと思われるキャスト陣のコメント映像から、現場の充実ぶりや熱気が伝わってくる。また、諸事情から公開中止の恐れもあっただけに、舞台挨拶で市井監督や草彅らが、観客への感謝や公開の喜びと共に、「映画は観客に観てもらってこそ完成する」「映画が公開できるのは当たり前のことではない」と語る言葉には重みがあり、市井監督と草彅にとって特別な作品となったことが伝わってくる。様々な意味でも熱い想いが詰まった作品だ。 文=天本伸一郎/制作:キネマ旬報社(キネマ旬報4月上旬号より転載) 『台風家族』 ●4月2日(木)発売 豪華版Blu-ray 6800円+税、豪華版DVD 5800円+税 通常版Blu-ray 4800円+税、通常版DVD 3800円+税 ●2019年・日本・カラー・バリアフリー用日本語字幕・本篇108分 ●【Blu-ray】16:9[1080p Hi-Def]スコープサイズ・Dolby TrueHD 5.1chサラウンド/Dolby TrueHD 2.0ch ステレオ(オーディオコメンタリー) 【DVD】16:9LBスコープサイズ・ドルビーデジタル5.1chサラウンド/ドルビーデジタル2.0chステレオ(オーディオコメンタリー) ●監督・脚本/市井昌秀 ●出演/草彅剛、MEGUMI、中村倫也、尾野真千子、若葉竜也、甲田まひる、長内映里香、相島一之、斉藤暁、榊原るみ、藤竜也 ●特典映像/[特典ディスク]俳優 鈴木小鉄、メイキング映像、公開前イベント試写会、初日舞台挨拶、全国中継舞台挨拶(※豪華版のみ) [本篇ディスク]劇場版予告篇 音声特典/オーディオコメンタリー(草彅剛×市井昌秀監督×プロデューサー) 封入特典/特製ブックレット(※豪華版のみ) ●発売/キノフィルムズ/木下グループ 販売協力/ハピネット・メディアマーケティング ©2019「台風家族」フィルムパートナーズ -
【訃報】映画業界 2020年4月
2020年4月1日映画界に多大なる貢献を頂きました皆様のご冥福をお祈りいたします。 西坂瑞城氏(にしざか・みずき/TVプロデューサー・演出家) 4月24日、心不全のため死去。43歳。00年にフジテレビに入社し、『ガリレオ』07、『ラスト・フレンズ』08、『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』14などTVドラマの演出や、『カインとアベル』16、『貴族探偵』17、『宇宙を駆けるよだか』18、『教場』20などのプロデュースを手掛けた。 開米栄三氏(かいまい・えいぞう/映画美術造形師、開米プロダクション会長) 4月24日、白血病のため死去。90歳。着ぐるみの造形やスーツアクターの中島春雄のサポート役も務めた「ゴジラ」54をはじめ、「地球防衛軍」57、「モスラ」61、「マタンゴ」63、「大怪獣ガメラ」65など数々の東宝特撮映画に従事。66年に特殊造形会社“開米プロダクション”を設立し、『帰ってきたウルトラマン』71‐72以降の『ウルトラマン』シリーズや、『マグマ大使』66‐67、『ミラーマン』71‐72、『人造人間キカイダー』72‐73、『がんばれ!!ロボコン』74‐77などを手掛けた。 インディア・アダムスさん(米/歌手) 4月25日に死去。93歳。高校時代よりプロの歌手として活動。スカウトに見出されMGMと契約し、「バンド・ワゴン」53のシド・チャリシーや、「大砂塵」54のジョーン・クロフォードの歌声を吹き替えるも、契約上“シークレット・シンガー”としてその事実は長年伏せられていた。その後も、オフ・ブロードウェイミュージカルやラジオやTVでも活躍。90年には仲間のゴーストシンガーと4人組ユニット“Hollywood’s Secret Singing Stars”を結成し、アメリカ各地で公演した。 千田隼生氏(せんだ・はやお/俳優) 4月25日、肺がんのため死去。81歳。東京学芸大学卒業後、劇団〈民藝〉を経て、72年に劇団〈銅鑼〉創立に参加。数々の舞台のほか、「麻雀放浪記」84、「マルサの女2」88、「あげまん」90や、『伝七捕物帳』73‐77、『花神』77などTVドラマに出演した。 鷹西雅裕氏(たかにし・まさひろ/本名=鷹西政博/俳優) 4月26日、鬱血性心不全のため死去。82歳。東宝芸能学校演技科で学び、60年に劇団〈東宝現代劇〉に入団。森光子主演の『放浪記』に61年の初演より09年5月の最終公演まで様々な役柄で出演し、後年は林芙美子の義父・謙作役を務めた。『非情のライセンス』73‐80、『夜明けの刑事』74‐77などTVドラマにも出演した。 シス・コーマンさん(米/キャスティング・ディレクター、映画・TVプロデューサー) 4月27日に死去。93歳。キャスティング・ディレクターとして始動し、マーティン・スコセッシ監督の「レイジング・ブル」80、「キング・オブ・コメディ」82、マイケル・チミノ監督の「ディア・ハンター」78、「天国の門」80、マイケル・ウィナー監督の「狼よさらば」74「センチネル」77などに携わる。16歳だったバーブラ・ストライサンドと出逢い、彼女の製作会社“Barwood Films & Television”の社長を84年より務め、「ナッツ」87、「サウス・キャロライナ/愛と追憶の彼方」91、「マンハッタン・ラプソディ」96などをプロデュースし、ストライサンドらと共同製作した『アーミー・エンジェル』95でエミー賞候補、彼女が司会を務めた“Reel Models : The First Women of Film”00でデイタイム・エミー賞を受賞するなどTVでも活躍した。 大原れいこさん(おおはら・れいこ/本名=犬養麗子/TVプロデューサー) 4月27日、膠芽腫のため死去。84歳。祖父は大原美術館を設立した大原孫三郎、父は実業家の大原總一郎、夫は元共同通信社社長の犬養康彦。63年に東京放送(現・TBS)に入社。70年に設立された番組制作会社テレビマンユニオンに71年より参加し、72年に『オーケストラがやって来た』72‐83でテレビ大賞優秀番組賞、89年に『今よみがえる幻の祝典曲 リヒャルト・シュトラウス ‐その愛と哀しみ』で芸術選奨文部大臣新人賞、06年に『五嶋龍のオデッセイ』96‐05でATP賞特別賞を受賞するなど手腕を発揮。郷里・倉敷の『くらしきコンサート』の代表も務め、40年近くにわたり著名な演奏家を招き公演を主宰した。 田口勝彦氏(たぐち・かつひこ/TV演出家、アニメーション監督) 4月27日に死去。89歳。日本大学藝術学部卒業後、東映に入社。助監督を経て、東映東京制作所でTV監督として『仮面ライダー』71‐73など『ライダー』シリーズ、『秘密戦隊ゴレンジャー』75‐77など『スーパー戦隊』シリーズを手掛ける。『宇宙大帝ゴッドシグマ』80‐81、『百獣王ゴライオン』81‐82、後に劇場公開もされた『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』79などTVアニメーションも手掛けた。 三木黄太氏(みき・こうた/音楽グループ“PASCALS”チェリスト) 4月27日に死去。59歳。東京都立大学人文学部卒業後、82年にバンド“カトゥラ・トゥラーナ”にチェリストとして参加し、バックサポートやセッションで数々のミュージシャンと共演。95年に坂本弘道、佐藤研二とチェロリスト集団“CotuCotu”結成。音楽活動の傍ら、独創的な家具の制作やデザインを手掛け、90年よりアートファニチャーギャラリーを主宰。95年に結成された14人編成の音楽グループ“PASCALS”のメンバーとして、『毒島ゆり子のせきらら日記』16、『凪のお暇』19などTVドラマや、「松ヶ根乱射事件」06の音楽、“野の音楽隊”として出演もした「野のなななのか」13の主題曲なども手掛けた。 金内喜久夫氏(かねうち・きくお/俳優) 4月28日、がんのため死去。87歳。63年に文学座研究所入りし、65年に『花咲くチェリー』で初舞台。67年に座員となり、08年に『真実のゆくえ』『舞台は夢』で紀伊國屋演劇賞個人賞に輝くなど舞台で活躍。「おとし穴」62、「エロス+虐殺」70、「告白的女優論」71、「サンダカン八番娼館 望郷」74、「カンゾー先生」98、「千年火」04などや、『国盗り物語』73、『渡る世間は鬼ばかり』90‐11、『徳川慶喜』98などTVドラマにも出演した。 ジル・ガスコインさん(英/女優) 4月28日、アルツハイマー病のため死去。83歳。50年代より舞台で始動。70年代より映像作品にも進出し、英国ドラマ初の女性刑事が主人公の“The Gentle Touch”80‐84に主演し人気を博したほか、「ドッキリ・ボーイ2/ブギウギ大騒動」75、「キング・オブ・ザ・ウィンド/疾風の覇者」89などに出演。90年代に夫アルフレッド・モリーナとロサンゼルスに移り、「ベースケットボール/裸の球を持つ男」98や『たどりつけばアラスカ』90‐95などに出演する傍ら、作家としても活動した。 イルファン・カーン氏(印/俳優) 4月29日に死去。53歳。18年に神経内分泌腫瘍と診断されるも、闘病しつつインド映画“Angrezi Medium”20で復帰していた。デリーの国立演劇学院卒業後、80年代よりTVで始動。ミーラー・ナーイル監督の「サラーム・ボンベイ!」88の端役で映画デビュー。フィルムフェア賞悪役賞を受賞した“Haasil”03、『マクベス』をモチーフに主演した“Maqbool”04などで評価を高め、ナーイル監督の「その名にちなんで」06で国際的にも注目を浴びる。以降は、「ダージリン急行」07、「スラムドッグ$ミリオネア」08「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」12、アジアン・フィルム・アワード主演男優賞など数々の賞に輝いた「めぐり逢わせのお弁当」13、「ジュラシック・ワールド」14、「ピクー」15、「インフェルノ」16、「ヒンディ・ミディアム」17など国内外で活躍。『イン・トリートメント』08‐10、パール判事にふんした『東京裁判』16などTVドラマにも出演した。 マッティ・シモンズ氏(米/映画プロデューサー) 4月29日に死去。93歳。カード会社ダイナースクラブの重役を経て、67年に出版会社“Twenty First Century Communications”を共同設立し、ハーバード大の学生が運営したギャグ雑誌から発展した70年創刊の『ナショナル・ランプーン』誌にも出資。同誌から派生した「アニマル・ハウス」78や、チェヴィー・チェイスを主演にグリスウォルド家の災難を描く第1作「ホリデーロード4000キロ」83から第4作「ベガス・バケーション」97までの「バケーション」シリーズ、若き日のジョン・ベルーシやチェイスらが出演したコメディショー『レミングス』72など舞台、人気ラジオ番組『ナショナル・ランプーン・ラジオ・アワー』73‐74の製作にも携わった。 ジョン・ラフィア氏(米/映画監督、脚本家) 4月29日に死去。63歳。自殺とみられる。カリフォルニア大学ロサンゼルス校で学び、音楽活動を経て、「レポマン」84などの美術に従事。「チャイルド・プレイ」88の脚本に携わり、チャッキーの名づけ親としても知られ、サターン賞候補に。監督としても「チャイルド・プレイ2」90のほか、「ブルーイグアナ」88、「未確認生命体 MAX/マックス」93や、『フレディの悪夢』88‐90、『バビロン 5』93‐98、『デッド・ゾーン』02‐07、『合衆国壊滅/M』04などTVドラマも手掛けた。 リシ・カプール氏(印/俳優) 4月30日、白血病のため死去。67歳。祖父プリトヴィーラージや父ラージ、兄弟も俳優の芸能一家に生まれる。父が監督を務めた「私はピエロ」70で本格的にデビューし、主演を務めた「ボビー」74や、アミターブ・バッチャンと共演した「アマル・アクドル・アントニー」77、「愛しのヘナ」91などで人気を博す。00年代以降も「チャンスをつかめ!」09、80年に結婚したニートゥー・シンと夫婦役で共演した「命ある限り」12、「スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!!」12、「ラジマライス 父の秘密作戦」18など精力的に出演を重ね、08年にフィルムフェア賞生涯功労賞を授与。息子ランビールも俳優となった。 B・J・ホッグ氏(英/俳優) 4月30日に死去。65歳。ミュージシャンを経て、舞台で始動。アカデミー賞候補となった短篇“Dance Lexie Dance”96で主演を務めたほか、「ナッシング・パーソナル」95、「あの日の指輪を待つきみへ」07、「エンバー 失われた光の物語」「HUNGER/ハンガー」08などや、レギュラー出演したBBCのシットコム“Give My Head Peace”98‐20や、『THE FALL 警視ステラ・ギブソン』13‐16、『ゲーム・オブ・スローンズ』11‐19などTVドラマにも出演した。 サム・ロイド氏(米/俳優) 4月30日、肺がんの合併症のため死去。56歳。クリストファー・ロイドの甥で父も俳優。『Scrubs ~恋のお騒がせ病棟』01‐10の弁護士テッド役、『デスパレートな妻たち』04‐12の結婚カウンセラー役で知られるほか、「ライジング・サン」93、「フラバー」97、「ギャラクシー・クエスト」99などや、『BONES』05‐17、『モダン・ファミリー』09‐20などTVドラマに出演。アカペラグループのメンバーとして歌手活動や、ビートルズのトリビュートバンドでバスギターも務めるなど多彩に活躍した。 パット・ブライマー氏(米/人形遣い、人形制作者) 4月12日に死去。70歳。TV番組やCM、アミューズメントパークの人形のデザインを手掛ける傍ら、「ボールズ・ボールズ」80ではビル・マーレイふんするゴルフコースの管理人の天敵のモグラのキャラクターに息を吹き込んだほか、「ショート・サーキット」86、「花嫁はエイリアン」88、「ハネムーンは命がけ」93、「チーム★アメリカ/ワールド・ポリス」04などに携わった。 -
三船敏郎 生誕100周年記念プロジェクト、始動
2020年4月1日三船敏郎 生誕100周年記念プロジェクト、始動 「七人の侍」、「羅生門」、「用心棒」 など数多くの名作を残した「世界のミフネ」。 2020年4月1日、生誕100年を記念したプロジェクトの第1弾が発表となった。 4月4日(土) 9時~特集放送スタート!三船敏郎 初海外主演作品「価値ある男」日本映画専門チャンネルでテレビ初放送! 三船敏郎生誕100年の記念すべきキックオフにふさわしい貴重な特集が日本映画専門チャンネルで放送されます。 谷口千吉監督の「嵐の中の男」、アカデミー賞受賞監督による三船敏郎の長編ドキュメンタリー映画「 MIFUNE THE LAST SAMURAI 」に合わせて“世界のミフネ”の原点となった初海外主演作メキシコ映画「価値ある男」がテレビ初放送されます。第34回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされ、シルバーグローブ賞、サンフランシスコ国際映画祭金賞の受賞歴を誇る幻の映画が生誕100年を記念してデジタル復活。放送前には映画評論家佐藤忠男氏による解説がございます。 詳細は、日本映画専門チャンネル公式ページにて。 映画「価値ある男」 原作: 「ラ・マヨルドミーヤ」1951年メキシコ国民文化賞を受賞したロハリオ・バルリガ・リバスによるベストセラー 監督: イスマエル・ロドリゲス 脚色: イスマエル・ロドリゲス、ビセンテ・オローナ (キャスト) アニマス・トルハーノ: 三船敏郎 ファナ・トルハーノ: コルンバ・ドミンゲス カタリーナ: フロール・シルベストレ タデオ: アントニオ・アギラール (作品スペック) 公開: 1961年 上映時間: 100分 制作国: メキシコ (言語:スペイン語) 字幕監修: 秘田余四郎 山岸きくみ 4月5日(日) 7時~21時 大特集「【生誕100年プロジェクト】三船敏郎 映画で世界に挑んだ男 」 BS10 スターチャンネルでスタート! BS10 スターチャンネルでは三船が世界に挑んだ海外作品を中心に4~6月の3ヶ月連続で大特集を行います。キックオフとなる4月は、4月5日(日)に実業家 本田宗一郎をモチーフにした役を演じた大作「グラン・プリ」、ハリウッドの重鎮スピルバーグ監督の「1941」、アラン・ドロンとの生涯兄弟関係を築き上げるきっかけとなった「レッド・サン」などの6作品を一挙放送。是非ご期待ください! 詳しくはスターチャンネル公式ページにて。 【放送作品】●映画「グラン・プリ」 本田宗一郎をモデルにした役でハリウッド映画初出演作。●映画『太平洋の地獄』 オスカー俳優リー・マーヴィンと共演、登場人物2名の異色戦争映画でハリウッド映画初出演! ●映画『レッド・サン』 チャールズ・ブロンソン、 アラン・ドロンと共演! 初めて西部に乗り込んだ“サムライ”と強盗団との、大統領献上の宝刀をめぐる確執を描く。 ●映画『 ミッドウェイ』 太平洋戦争最大の海戦を描いた 一大巨編で山本五十六を熱演。 ●映画『1941』 スピルバーグ監督の コメディ超大作にも出演! 1941年、アメリカが真珠湾攻撃を受けた日から6日後の12月13日の南カリフォルニアを舞台に、日本軍が攻めてくるという恐怖の中での住民たちの一日の行動をコメディ・タッチで描く。 ●『将軍 SHOGUN[ 劇場版 ] 』 アメリカで“ショーグン現象”と 呼ばれる大ブームに! 戦乱の世が終わった1600年ごろの日本を舞台に、大閣秀吉亡き後の諸大名の動行と、漂着した1人のイギリス航海士が旗本になってゆく過程を描く。 【世界のミフネとキネマ旬報の100年】キネマ旬報WEBで連載開始! 同じく生誕100年を迎えた世界で最も歴史のある映画雑誌「キネマ旬報」とのコラボ企画。 1950年代以降に「キネマ旬報」に掲載された三船敏郎のインタビューや対談、グラビアなど、貴重な記事の数々を「キネマ旬報WEB」にて2020年初夏より公開してまいります。 ※以後 第二弾の発表は5月中旬を予定しております。詳しくは三船プロダクション公式HPよりご確認ください。 (C)三船プロダクション 「価値ある男」(C)三船プロダクション「グラン・プリ」(C) Turner Entertainment Co. and Joel Produc2ons, Inc. 「太平洋の地獄」CABC,Inc. All rights reserved 「レッド・サン」(C)1971 STUDIOCANAL - Oceania Produzioni Internazionali Cinematografiche S.R.L. - Diagonal Films 「ミッドウェイ」(C)1976 Universal Pictures. All Rights Reserved. 「1941」(C)1979 Universal City Studios, Inc. and Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved. 「将軍」(C)MMXX CBS Broadcas2ng, Inc. All Rights Reserved. -
ウィル・スミスと映像革命のコラボ! ハイクオリティSFアクション
2020年3月31日ウィル・スミスと映像革命のコラボ! ハイクオリティSFアクション (C)2019, 2020 Paramount Pictures. 様々な技術の進化により、革新的なSF映画が次々と生み出されている昨今。今回は、自身のクローンとその裏に潜む巨大な組織に立ち向かう男を描いた『ジェミニマン』を始め、役者陣の迫真の演技と最新技術の融合によって実現されたハイクオリティなSFアクションをピックアップ! 見どころと共にご紹介します。 自身のクローンに立ち向かう迫力バトルアクション 映画「ジェミニマン」 NBC ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社よりリリース中 映画「ジェミニマン」の作品概要 ウィル・スミス主演で贈る近未来SFアクション。その腕前と功績によって伝説的なスナイパーとして知られるヘンリーは、数々のミッションをこなしてきたが引退を決意していた。そんな彼はある日何者かに襲撃され、その正体が若い自分自身のクローンだという事実を知ってしまう。 映画「ジェミニマン」の見どころ 迫真演技× 最新技術で迫力MAX! 現代を代表するSFアクション超大作 「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのジェリー・ブラッカイマーがアカデミー賞監督アン・リーと挑んだ注目作。技術の限界から数々の監督が映画化を断念してきたと言うだけに、最新技術が生み出した近未来の世界観は興奮もの。クローンと主人公の激しいバトルも迫力満点で、1人2役を見事にこなしたウィルの演技には脱帽します。役者、スタッフ、技術すべてがトップレベルだからこそ実現できた本作。是非、興奮の映像体験をご堪能あれ。 J・キャメロンが贈る、日本原産SFアクション 映画「アリータ:バトル・エンジェル」 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパンよりリリース中 映画「アリータ:バトル・エンジェル」の見どころ 「アバター」のジェームズ・キャメロン監督が木城ゆきとのSFコミック「銃夢」を映画化。サイバー医師に命を救われたサイボーグの少女アリータが自身に襲いかかる殺人サイボーグに立ち向かっていく。実写とCGを融合させた革新的な世界観と臨場感溢れるバトルシーンは必見です。 映像美に酔いしれる!トム・クルーズ主演で放つSF超大作 映画「オブリビオン」 NBC ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社よりリリース中 映画「オブリビオン」の見どころ 「トロン:レガシー」のジョセフ・コジンスキー監督がトム・クルーズ主演で贈るSFアクション。エイリアンの襲撃で全壊した地球を監視していた男が、自身と地球の運命を左右する事態に巻き込まれていく。当時の最新技術を駆使した美しい映像の数々と予測不能な物語に興奮すること必至です。 映像界の新風を巻き起こした傑作SF映画の続編 映画「トロン:レガシー」 ウォルト・ディズニー・ジャパンよりリリース中 映画「トロン:レガシー」の見どころ 1982年に世界で初めて全面的にCGを導入した映画「トロン」の3D版続編。デジタル業界のカリスマ・ケヴィンが姿を消して20年後、息子サムが彼の消息を追い求め未知の敵との戦いに挑む。革新的な映像とダフト・パンクの音楽の見事な融合に魅せられる、スタイリッシュなSF大作です。 いかがでしたでしょうか。是非、これらの作品を通して、技術の進化が生み出した革新的な映像世界を楽しんでみてください!