ワン・ビンでの検索結果

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  • ヤンミン・ワン

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    魯迅美術学院で写真を専攻した後、北京電影学院映像学科に入学。1998年から映画映像作家としての仕事を開始。2003年、三部作9時間に及ぶ超長編ドキュメンタリー「鉄西区」で国際的評価を確立する。以降、「鳳鳴―中国の記憶」「暴虐工廠」「世界の現状」(オムニバスの一篇)(2007)「原油」(2008)「石炭、金」「名前のない男」(2009)を発表。初の長編劇映画となった、2010年の「無言歌」はベネチア国際映画祭で大絶賛を浴びる。今作で2011年 第85回キネマ旬報ベスト・テン外国映画監督賞を受賞。

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「ワン・ビン」の検索結果 6件)

  • 国際映画祭での華々しい実績を誇る、中国の気鋭映監督、ワン・ビン、ロウ・イエ、ジャ・ジャンクー。彼らの最新作がこの春、同時期に公開される。ワン・ビン「青春 -帰-(第2部)」「青春 -帰-(第3部)」は4/26(土)、ロウ・イエ「未完成の映画」は5/2(金)、ジャ・ジャンクー「新世紀ロマンティクス」は5/9(金)から、それぞれ上映スタート。 この3作品の公開にあわせて『キネマ旬報』電子版および4月18日発売の『キネマ旬報』5月号では、特集記事「中国映画作家3人が見た、いまの中国」を掲載している。   [caption id="attachment_49646" align="aligncenter" width="1024"] 「青春 -帰-(第2部)」© 2023 Gladys Glover - House on Fire - CS Production - ARTE France Cinéma - Les Films Fauves - Volya Films - WANG bing[/caption] 57歳のワン・ビン、60歳のロウ・イエ、54歳のジャ・ジャンクー。同世代の3人は改革開放後の中国、極端な格差社会が広がり表現が厳しく規制されている故国を、カメラの目でどのように見ているのか。 「青春」によって「一つの場所、一つの時代が浮かび上がる」とワン・ビンは主張する。「未完成の映画」が中国で公開される可能性はまったくないロウ・イエは、「この映画を完成させること自体が一つの成果だと考えられます。残るのは何か、私には分かりません」と嘆息する。そして「新世紀の最初の21年間を振り返ってみた」ジャ・ジャンクーは「どれだけ多くのことが忘れ去られたのか」気づいたそうだ。 それぞれのやり方で現代中国と向き合っている彼らの映画を、本特集では3人の映画のプロ、四方田犬彦、川口敦子、晏妮が批評している。 [caption id="attachment_49647" align="aligncenter" width="1024"] 「青春 -帰-(第3部)」 © 2023 Gladys Glover - House on Fire - CS Production - ARTE France Cinéma - Les Films Fauves - Volya Films - WANG bing[/caption] ワン・ビン「青春」は中国・織里(しょくり)で働く少年少女の群像を記録したドキュメンタリー。今回上映される第2部、第3部と2024年4月に公開された「青春 -春-」を合わせると、上映時間は実に9時間53分に及ぶ。思わずひるんでしまう程の超長尺だが、四方田犬彦は「(ワン・ビンは)ランズマンの「SHOAHショア」(ナチスによるホロコーストの全容に関係者の証言のみで迫ろうとした、全篇9時間27分の超大作。映画史における偉大な達成のひとつ)をいかにして乗り越えるかという問題意識から出発」していることを強調。「映画的持続こそが映画体験の本質であると考える作家の作品」と大絶賛する。そして川口敦子は「ただただ見続けることで、国と人、歴史的現在へのしぶとい批評の目を浮上させてしまう」ワン・ビンの映画力を称える。そして上海出身の晏妮は「止まることなく、一作ごとに目覚ましく進化していく」ワン・ビンの映像革新に目をみはっている。   [caption id="attachment_49648" align="aligncenter" width="1024"] 「未完成の映画」© Essential Films & YingFilms Pte. Ltd.[/caption] 新型コロナウイルスの感染爆発によって滞在先の武漢のホテルに閉じ込められた撮影クルーと俳優たちを、ドキュメンタリータッチで描いたロウ・イエ「未完成の映画」を四方田は「虚構と現実の間にはもはや境界などとうに消滅してしまったという残酷な認識を観客と共有しようと試みている」と評する。川口は「歴史的現在の切り取り方を断行する、その挑発性にロウの自恃が透けて見える」、晏妮は「国内でタブーとされたコロナ期間を真正面から「記録した」本作は、映画とはなにかを再考させる貴重な一本に違いない」と、その勇気を称えている。   [caption id="attachment_49649" align="aligncenter" width="1024"] 「新世紀ロマンティクス」© 2024 X stream Pictures All rights reserved[/caption] 「新世紀ロマンティクス」ではチャオ・タオ、ジャ・ジャンクーの妻で彼の映画のミューズが、恋人ビンとめまぐるしく変化する街に飲み込まれ翻弄され、出逢いと別れを繰り返す。でも、時間は戻らないからとにかく、前に向かって進むしかない。その彼女のまなざしの美しさに、四方田と川口は撃たれた。「ウイルス蔓延時に顔をマスクで隠した男女が、どのように偶然の再会を果たすことができるのか。女優は目と眉と額だけで勝負をする」(四方田)「その心を意志ある沈黙で体現し、今への怒り、悲しみの先にそれでもなお前を向く覚悟を腹の底から吐き出した「はっ」のたった一言に託し切る」 四方田犬彦、川口敦子、晏妮の作品評全文は、『キネマ旬報』電子版および4月18日発売の『キネマ旬報』5月号内の特集「中国映画作家3人が見た、いまの中国」で読むことができる。 文=キネマ旬報編集部 キネマ旬報 2025年5月号 No.1962 2025年4月18日(金)発売 (雑誌コード:02991-05) 定価1320円(税込) 【詳細・購入はコチラ】 ・Amazon ・KINEJUN ONLINE SHOP
  •   ドキュメンタリーの巨匠ワン・ビンが、長江デルタ地域にある町の縫製工場で働く若者たちの日常を捉えた「青春」3部作。第1部は2024年に日本公開されたが、このたび第2部「青春-苦」と第3部「青春-帰-」を、4月26日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開することが決定した。ポスタービジュアルが到着した。       第2部「青春-苦」は2024年ロカルノ国際映画祭コンペティション部門に出品され、3つの賞を受賞。第3部「青春-帰-」は2024年ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に出品された。「鉄西区」3部作以来のスケールで、一つの場所で一つの時代を捉えた必見作だ。 なお一部の劇場では、第1部「青春-春-」のアンコール上映も予定している。   「青春 -苦-」(第2部) 中国語題:青春 苦 英語題:YOUTH (HARD TIMES) 2024年/フランス=ルクセンブルク=オランダ/226分(3時間46分)*休憩あり   「青春 -帰-」(第3部) 中国語題:青春 帰 英語題:YOUTH (HOMECOMING) 2024年/フランス=ルクセンブルク=オランダ/152分(2時間32分)   監督:ワン・ビン 字幕:磯尚太郎 配給:ムヴィオラ © 2023 Gladys Glover - House on Fire - CS Production - ARTE France Cinéma - Les Films Fauves - Volya Films – WANG bing 公式サイト:https://moviola.jp/seishun/   ▶ワン・ビン新作。中国巨大経済圏の小さな町工場で働く若者たちを見つめる「青春」    
  •   「鉄⻄区」「三姉妹 雲南の子」「死霊魂」の世界的ドキュメンタリー監督ワン・ビンが、中国の巨大経済圏の小さな衣料品工場で働く名もなき若者たちを見つめた「青春」が、4月20日(土)よりシアター・イメージフォーラムほかで全国順次公開。ポスタービジュアルが到着した。     舞台は上海を中心に長江の下流に広がり、中国の高度経済成長を支えた長江デルタ地域。だがカメラを向けるのは、大企業でも大工場でもない。織里という町の小さな衣料品工場で働く10代後半〜20代の若者たちの労働と日常だ。自分がやるべき仕事は「世界から見えない人たちの生を記録すること」と語るワン・ビンらしい被写体といえる。 《映画としての興奮》も魅力。シークエンスごとにアクション映画となり、恋愛映画となり、経済の映画となり、全体ではこの上なく瑞々しい青春映画として輝く。     映画は2023年カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、2023年金馬奨最優秀ドキュメンタリー賞と2023年ロサンジェルス映画批評家協会エクスペリメンタル賞を受賞。シアター・イメージフォーラムでは、公開タイミングでワン・ビンの過去作「鉄西区」「鳳鳴─中国の記憶」「収容病棟」「苦い銭」「死霊魂」も上映される予定だ。併せて心待ちにしたい。     「青春」 監督:ワン・ビン 原題:青春 春/英語題:YOUTH(SPRING) 2023年/フランス=ルクセンブルク=オランダ/215分/字幕:磯尚太郎/配給:ムヴィオラ © 2023 Gladys Glover - House on Fire - CS Production - ARTE France Cinéma - Les Films Fauves - Volya Films – WANG bing 公式サイト:https://moviola.jp/seishun/
  •     『2022年 第96回 キネマ旬報ベスト・テン』発表! ■日本映画ベスト・テン 第1位(日本映画作品賞) ケイコ 目を澄ませて 第2位  ある男 第3位  夜明けまでバス停で 第4位  こちらあみ子 第5位  冬薔薇(ふゆそうび) 第6位  土を喰らう十二ヵ月 第6位  ハケンアニメ! 第6位  PLAN 75 第9位  さがす 第9位  千夜、一夜 ※6位、9位は同率です。   ■外国映画ベスト・テン 第1位(外国映画作品賞) リコリス・ピザ 第2位  トップガン マーヴェリック 第3位  パラレル・マザーズ 第4位  クライ・マッチョ 第5位  アネット 第6位  コーダ あいのうた 第7位  ベルファスト 第8位  ウエスト・サイド・ストーリー 第9位  戦争と女の顔 第10位  あなたの顔の前に   ■文化映画ベスト・テン 第1位(文化映画作品賞) 私のはなし 部落のはなし 第2位  香川1区 第3位  たまねこ、たまびと 第4位  教育と愛国 第5位  スープとイデオロギー 第6位  愛国の告白—沈黙を破るPart2— 第7位  牛久 第8位  焼け跡クロニクル 第9位  失われた時の中で 第9位  北のともしび −ノイエンガンメ強制収容所とブレンフーザー・ダムの子どもたち− ※9位は同率です。   【個人賞】 ■日本映画監督賞  高橋 伴明  「夜明けまでバス停で」 により   ■日本映画脚本賞  梶原 阿貴  「夜明けまでバス停で」により   ■外国映画監督賞  ペドロ・アルモドバル  「パラレル・マザーズ」により   ■主演女優賞  岸井 ゆきの  「ケイコ 目を澄ませて」「神は見返りを求める」  「犬も食わねどチャーリーは笑う」「やがて海へと届く」により   ■主演男優賞  沢田 研二  「土を喰らう十二ヵ月」により   ■助演女優賞  広末 涼子  「あちらにいる鬼」「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」  「コンフィデンスマンJP 英雄編」により   ■助演男優賞  三浦 友和  「ケイコ 目を澄ませて」「線は、僕を描く」  「グッバイ・クルエル・ワールド」により   ■新人女優賞  嵐 莉菜  「マイスモールランド」により   ■新人男優賞  目黒 蓮  「月の満ち欠け」「映画『おそ松さん』」により   ■読者選出日本映画監督賞  三宅 唱  「ケイコ 目を澄ませて」により   ■読者選出外国映画監督賞  シアン・ヘダー  「コーダ あいのうた」により   ■読者賞  川本三郎  連載「映画を見ればわかること」により   ■特別賞  小林 信彦  小説の執筆活動と並行して、喜劇論からエンタテインメント時評まで  さまざまな映画に関する書籍やコラムを発表し、  映画文化全体の発展に大きな功績を残されたことに対して   どの選考委員がどの作品に、また、どの俳優に投票をしたのか? そのすべては2月3日(金)発売『キネマ旬報2023年2月下旬ベスト・テン発表特別号』に掲載しております。 ぜひお買い求めください! ▶Amazonで買う   「第96回キネマ旬報ベスト・テン」表彰式の映像はこちらからご覧頂けます。 https://youtu.be/Vxds5HvNDHk   《GYAO!で歴代ベスト・テン作品を無料配信中!》 「第96回キネマ旬報ベスト・テン」と「GYAO!」とのコラボレーション!  『武士の一分』『スパイの妻』『アルゴ』など歴代ベスト・テン作品100本以上を無料配信! 株式会社GYAOがヤフー株式会社と協力して運営する動画配信サービス「GYAO!」は、株式会社キネマ旬報社が選出する『2022年第96回 キネマ旬報ベスト・テン』と連動し、過去のキネマ旬報ベスト・テン作品を無料配信しています。今回でこの取り組みは6回目を迎えます。 邦画では、公開されたばかりの映画『レジェンド&バタフライ』の活躍も記憶に新しい木村拓哉主演の『武士の一分』、太平洋戦争前夜を背景に、運命によってもてあそばれる夫婦の試練を黒沢清監督が描き出す『スパイの妻』やワン・ビン監督が中国史の闇といわれている「反右派闘争」に迫った8時間を超えるドキュメンタリー大作『死霊魂』などを配信いたします。 また、洋画ではイラク戦争で数々の戦果を挙げアメリカ軍で最も強い狙撃手と呼ばれた、クリス・カイルの自叙伝を実写化したドラマ『アメリカン・スナイパー』、『きみに読む物語』『ブルーバレンタイン』のライアン・ゴズリング主演のサスペンスドラマ『ドライヴ』やベン・アフレックが、監督のほか製作・主演も務めイランで実際に起こったアメリカ大使館人質事件の救出作戦を描くサスペンスドラマ『アルゴ』などをお届けいたします。 【配信概要】 ・特集名:キネマ旬報ベスト・テン特集 ・特集ページURL:https://yahoo.jp/vG_s8I ・掲載期間:2023年2月1日(水)13:00~2023年3月31日(金)17:00(予定)  
  •   2022年 第96回 キネマ旬報ベスト・テン 第1位作品&個人賞発表!   ■日本映画作品賞(日本映画ベスト・テン第1位) 「ケイコ 目を澄ませて」   ■外国映画作品賞(外国映画ベスト・テン第1位) 「リコリス・ピザ」   ■文化映画作品賞(文化映画ベスト・テン第1位) 「私のはなし 部落のはなし」   【個人賞】 ■日本映画監督賞  高橋 伴明  「夜明けまでバス停で」 により   ■日本映画脚本賞  梶原 阿貴  「夜明けまでバス停で」により   ■外国映画監督賞  ペドロ・アルモドバル  「パラレル・マザーズ」により   ■主演女優賞  岸井 ゆきの  「ケイコ 目を澄ませて」「神は見返りを求める」  「犬も食わねどチャーリーは笑う」「やがて海へと届く」により   ■主演男優賞  沢田 研二  「土を喰らう十二ヵ月」により   ■助演女優賞  広末 涼子  「あちらにいる鬼」「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」  「コンフィデンスマンJP 英雄編」により   ■助演男優賞  三浦 友和  「ケイコ 目を澄ませて」「線は、僕を描く」  「グッバイ・クルエル・ワールド」により   ■新人女優賞  嵐 莉菜  「マイスモールランド」により   ■新人男優賞  目黒 蓮  「月の満ち欠け」「映画『おそ松さん』」により   ■読者選出日本映画監督賞  三宅 唱  「ケイコ 目を澄ませて」により   ■読者選出外国映画監督賞  シアン・ヘダー  「コーダ あいのうた」により   ■読者賞  川本三郎  連載「映画を見ればわかること」により   ■特別賞  小林 信彦  小説の執筆活動と並行して、喜劇論からエンタテインメント時評まで  さまざまな映画に関する書籍やコラムを発表し、  映画文化全体の発展に大きな功績を残されたことに対して   どの選考委員がどの作品に、また、どの俳優に投票をしたのか? キネマ旬報ベスト・テン第2位以降の作品ランキングは? そのすべては2月3日(金)発売『キネマ旬報2023年2月下旬ベスト・テン発表特別号』に掲載しております。 ぜひお買い求めください!   「第96回キネマ旬報ベスト・テン」表彰式の映像はこちらからご覧頂けます。 https://youtu.be/Vxds5HvNDHk   《GYAO!で歴代ベスト・テン作品を無料配信中!》 「第96回キネマ旬報ベスト・テン」と「GYAO!」とのコラボレーション!  『武士の一分』『スパイの妻』『アルゴ』など歴代ベスト・テン作品100本以上を無料配信! 株式会社GYAOがヤフー株式会社と協力して運営する動画配信サービス「GYAO!」は、株式会社キネマ旬報社が選出する『2022年第96回 キネマ旬報ベスト・テン』と連動し、過去のキネマ旬報ベスト・テン作品を無料配信しています。今回でこの取り組みは6回目を迎えます。 邦画では、公開されたばかりの映画『レジェンド&バタフライ』の活躍も記憶に新しい木村拓哉主演の『武士の一分』、太平洋戦争前夜を背景に、運命によってもてあそばれる夫婦の試練を黒沢清監督が描き出す『スパイの妻』やワン・ビン監督が中国史の闇といわれている「反右派闘争」に迫った8時間を超えるドキュメンタリー大作『死霊魂』などを配信いたします。 また、洋画ではイラク戦争で数々の戦果を挙げアメリカ軍で最も強い狙撃手と呼ばれた、クリス・カイルの自叙伝を実写化したドラマ『アメリカン・スナイパー』、『きみに読む物語』『ブルーバレンタイン』のライアン・ゴズリング主演のサスペンスドラマ『ドライヴ』やベン・アフレックが、監督のほか製作・主演も務めイランで実際に起こったアメリカ大使館人質事件の救出作戦を描くサスペンスドラマ『アルゴ』などをお届けいたします。 【配信概要】 ・特集名:キネマ旬報ベスト・テン特集 ・特集ページURL:https://yahoo.jp/vG_s8I ・掲載期間:2023年2月1日(水)13:00~2023年3月31日(金)17:00(予定)  

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