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究竟の地 岩崎鬼剣舞の一年
岩手県北上市に1,300年続く伝統芸能『鬼剣舞』。その源流と言われる岩崎地区で『岩崎鬼剣舞』に打ち込む人々の姿を通して、芸能が生活の一部となり、人々が絆を深める様子を1年に渡って追ったドキュメンタリー。監督は「朱鷺島 創作能『トキ』の誕生」の三宅流。単身で現地に長期取材を行い、貴重な映像を収録した。 -
サガン 悲しみよ こんにちは
18歳で『悲しみよ こんにちは』を出版し、賛否両論のなか世界的なベストセラー作家となったフランソワーズ・サガンの波乱に満ちた生涯を描く伝記映画。出演は、「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」のシルヴィー・テステュー、「ランジェ公爵夫人」のジャンヌ・バリバール。監督は、「年下の人」のディアーヌ・キュリス。 -
シネマ歌舞伎 刺青奇偶
歌舞伎をHD高性能カメラで撮影しデジタル上映する“シネマ歌舞伎”シリーズ10作目。2008年4月に歌舞伎座で上演された公演を収録。博打好きの夫と不治の病を患う妻の心に染み入る夫婦愛を描く。出演は、シネマ歌舞伎「ふるあめりかに袖はぬらさじ」の中村勘三郎、坂東玉三郎、シネマ歌舞伎初出演の片岡仁左衛門。 -
シネマ歌舞伎 連獅子
歌舞伎の舞台公演を最先端のHDカメラで撮影、スクリーンで上映する“シネマ歌舞伎”第7弾。「男はつらいよ」シリーズの巨匠・山田洋次がカメラを舞台上に設置して迫力の映像を作り上げた「連獅子」と、名作落語を原作にした抱腹絶倒の「らくだ」を二本立て公開。両作品とも「やじきた道中 てれすこ」の中村勘三郎が出演。 -
シネマ歌舞伎 眠駱駝物語 らくだ
歌舞伎の舞台公演を最先端のHDカメラで撮影、スクリーンで上映する“シネマ歌舞伎”第7弾。「男はつらいよ」シリーズの巨匠・山田洋次がカメラを舞台上に設置して迫力の映像を作り上げた「連獅子」と、名作落語を原作にした抱腹絶倒の「らくだ」を二本立て公開。両作品とも「やじきた道中 てれすこ」の中村勘三郎が出演。 -
蘇る玉虫厨子
法隆寺に安置されていた“玉虫厨子”。長い年月を経て見る影もなくなったこの飛鳥時代の国宝を、現代に蘇らせようとする職人たちの姿を追ったドキュメンタリー。国宝復元への挑戦を通じ、伝統技術の継承を訴え、日本人としての魂の源流に迫る。ナレーションを「釣りバカ日誌」シリーズの三國連太郎が担当。文部科学省特選(青年・成人向)。 -
シネマ歌舞伎 人情噺 文七元結
「母べえ」の山田洋次監督が初めて歌舞伎の台本改訂と演出を手掛け、2007年10月に新橋演舞場で上演された舞台を映像化。撮影は最新のHDキャメラ8台を駆使して行なわれた。博打好きで情に厚い主人公を「やじきた道中 てれすこ」の中村勘三郎が演じ、そのほか、中村扇雀、中村勘太郎、中村芝のぶなどが出演している。 -
ジェイン・オースティンの後悔
生涯独身を貫いた19世紀の英国を代表する女流作家、ジェイン・オースティンの晩年を描いた物語。「シックス・センス」などハリウッド映画にも出演するイギリス人女優オリヴィア・ウィリアムズ主演。 -
朱鷺島 創作能「トキ」の誕生
観世流能楽師の津村禮次郎が新潟県佐渡市からの依頼を受けて、トキをモチーフにした新作薪能を作り上げる姿を追ったドキュメンタリー。現地の小学生、世界的に活躍する太鼓パフォーマンス集団などとの交流を通じて、伝統文化に新たな命が吹き込まれてゆく過程を捉える。監督は、数々の映画祭で作品が好評を博している三宅流。 -
藝州かやぶき紀行
今でも現役で活躍する、県外の人から『芸州屋根屋』『芸州流』等と呼ばれる広島の茅葺き職人の姿や技術の全体像を追うドキュメンタリー。構成は「土徳-焼跡地に生かされて」「雪国木羽屋根物語」の青原さとし。出演は、東広島市志和堀唯一の茅葺き職人・石井元春ほか。広島県の山間地から瀬戸内海までの幅広い領域には、今でも茅葺きの民家が残っている。安芸高田市の茅葺き民家に暮らす100歳を越える老女は、集落すべて茅葺きだった時代を懐かしみ、庄原市の小さな集落に住む老夫婦は、夏は涼しく冬は暖かいと茅葺き民家の良さを語る。瀬戸内海・大芝島の老女は、船で茅屋根材料を運んだことをなつかしそうに語る。茅葺き民家は、どこか郷愁すら感じさせる。かつては広島市内の都市周辺ですら軒をつらね、明治時代後期から昭和30年代までに、広島の茅葺き職人が、関西、山口県、北九州などに大量に出稼ぎにいき『芸州屋根屋』という名を広め隆盛を極めたといわれている。しかし近年、茅葺き民家は急激に消滅の途をたどり、現在、県内には人が実際に暮らす茅葺き民家はわずか二百棟、茅葺き職人は数人のみとなった。農山漁村の人口の激減と高齢化、宅地造成化、ダム開発による集団離村などの非情なまでの時代の流れによって、いまや茅葺き民家は風前の灯火となった。本作では、東広島市志和堀唯一の茅葺き職人・石井元春が行う茅刈り、茅ヘギ、茅葺き、ハサミ入れなど屋根葺き替え作業の全工程を主軸に、県内各地の職人や生活者の証言を綴り、芸州屋根葺き技術の全体像をさぐる。また、50年以上前に芸州屋根屋が出向いた出稼ぎ先・山口県、北九州、京都、滋賀県など広範囲を訪ねる。浮かび上がってくる農村の営みの広大なひろがり。忘れられてゆく茅葺き民家にかけられた未来への願いとは……。