つから始まるものでの検索結果
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月夜の出来事
「エディ・フォイ物語」の製作ジャック・ローズ、監督メルヴィル・シェイヴェルソンのコンビが作ったロマンティック・コメディ。中年男とイタリア人娘をめぐる、ワシントンを背景にしたドラマがくりひろげられる。オリジナル・シナリオをジャック・ローズとメルヴィル・シェイヴェルソン自身が共同で書下ろし、撮影監督は「パリの恋人」のレイ・ジューン。音楽をジョージ・ダニングが編曲し、作詞ジェイ・リヴィングストン、作曲レイ・エヴァンスのチームが“ビン・バン・ボン”“あなたに抱かれて”の2曲を書いている。主演するのは「無分別」につぐケーリー・グラント、「楡の木陰の欲望」のソフィア・ローレンの2人。他に出演するのは「パリの休日」のマーサ・ハイヤー、新人ハリー・ガーディノ、エドワード・チアネーリ等。テクニカラー・ビスタビジョン。1958年作品。 -
妻恋道中
高田浩吉主演の股旅映画。浪江浩の脚本を、新人第一回の的井邦雄が監督、「大東京誕生 大江戸の鐘」の石本秀雄が撮影した。浩吉のほか、「大盗小盗」の名和宏、「眼の壁」の鳳八千代、「水戸黄門漫遊記(1958 福田晴一)」の瑳峨三智子・北上弥太朗らが出演。 -
追撃機
「眼下の敵」を作ったディック・パウエルが、再び監督・製作した、朝鮮戦争に材をとった航空戦争映画。実際に朝鮮動乱に活躍したアメリカ空軍のジェット・パイロットが、ジェームズ・ソルターのペン・ネームで書いた原作の、「眼下の敵」のウェンデル・メイスによる脚本化で、撮影監督は「気まぐれバス」のチャールズ・G・クラーク。音楽はポール・ソーテル。出演者は「眼下の敵」のロバート・ミッチャム、「無法の王者ジェシイ・ジェイムス」のロバート・ワグナーに「若き獅子たち」のマイ・ブリットの他、「やさしく愛して」のリチャード・イーガン、リー・フィリップス等。 -
月の影法師 消えゆく能面
小沢不二夫のニッポン放送連続ドラマ「月の影法師」の映画化で、梅谷卓司が脚色、「白蛇小町」の弘津三男が監督した時代劇。撮影は「江戸は青空」の本多省三。「人肌孔雀」の梅若正二が主演するほか、三田登喜子・岸正子・舟木洋一・千葉敏郎が出演している。 -
つづり方兄妹
モスクワ国際つづり方など種々のコンクールに第一位を獲得、話題となった野上丹治・洋子・房雄三兄妹の物語を映画化したもの。「駅前旅館」の八住利雄が脚色、「母三人(1958)」の久松静児が監督、「嵐の講道館」の高橋通夫が撮影した。出演者は望月優子・織田政雄・香川京子・津島恵子・森繁久彌・乙羽信子らに、京阪神の劇団関係子役から選抜された藤川昭雄・竹野マリ・頭師孝雄が三兄妹弟に扮している。 -
月姫系図
角田喜久雄の小説を原作に「冥土の顔役」の高岩肇が脚本を書き「清水港喧嘩旅」の渡辺実が監督した、武田勝頼の遺宝をめぐっての伝奇娯楽篇。撮影は「冥土の顔役」の宮川一夫。主演は「桃太郎侍(1957)」の市川雷蔵、「不知火頭巾」の阿井美千子、浦路洋子、「鬼火駕篭」の林成年、「ただいま零匹」の田代百合子。ほかに中村鴈治郎、小沢栄太郎、小町瑠美子など。色彩は大映カラー。 -
月の影法師 山を飛ぶ狐姫
「月の影法師 消えゆく能面」につづく“月の影法師”シリーズの第二篇。脚本・梅谷卓司、監督・弘津三男、撮影・本多省三と前作と同様。出演者も梅若正二・岸正子・三田登喜子・舟木洋一など同じ顔ぶれである。 -
追憶(1957)
哀調のトーチ・ソングをもって往年ブロードウェイの女王といわれたへレン・モーガンの伝記映画。「俺達は天使じゃない(1955)」のマイケル・カーティズが監督。脚本はオスカー・ソウル、ディーン・リーズナー、ステフィン・ロングスリトート、ネルソン・ギディングの4人による書下ろし。撮影監督は「果てしなき決斗」のテッド・マッコード。音楽はF・J・シェードとD・トーマスが担当。ミュージカル場面を「サヨナラ」のルロイ・ブランツが受け持った。主演はヘレンに「真昼の暴動」のアン・ブライスと「傷だらけの栄光」のタフガイ、ポール・ニューマン。リチャード・カールソン、ジーン・エヴァンス、アラン・キング等が助演する。製作は脚本家あがりの「大荒原」のマーティン・ラッキン。 -
翼に賭ける命
現代アメリカ文学の代表的作家ウィリアム・フォークナーの小説「パイロン」(飛行標塔)の映画化で、曲芸飛行に命を賭ける男を中心に、人間の愛情と運命を描いた文芸篇。「風と共に散る」のジョージ・ザッカーマンが脚色、「間奏曲」のダグラス・サークが監督した。撮影監督は「東京特ダネ部隊」のアーヴィング・グラスバーグ、音楽は作曲が「間奏曲」のフランク・スキナー、指揮が「悪魔に支払え!」のジョセフ・カーシェンスン。主演は「大空の凱歌」のロック・ハドソン、「硝煙」のロバート・スタック、「千の顔を持つ男」のドロシー・マローン。「脱獄囚」のジャック・カーソン、「友情ある説得」のロバート・ミドルトンが助演する。2025年3月28日より「ダグラス・サーク傑作選」にて上映(主催:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム)。