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  • ささきいさお

    都立武蔵高校在学中の59年、ロカビリー歌手としてデビュー、『GIブルース』を歌い日本のプレスリーといわれる。同年12月、日活の「傷だらけの掟」(60)で映画初出演。60年5月にコロムビアレコードに入社し、その夏、おりから開花した松竹ヌーヴェル・ヴァーグの一翼をになった吉田喜重監督「ろくでなし」に歌手の役で顔を出したのがきっかけで7月に松竹と専属契約。そのすぐあと大島渚監督「太陽の墓場」に起用され、釜ケ崎の不良集団に引きずり込まれるポロシャツ姿のナイーヴな少年を、噛み合い、ぶつかり合う演技陣をよそに、いつも自然のなかで無垢な印象をあたえながら演じて見せ、新鮮な魅力をふりまく。ついで「太陽が目にしみる」(60)で殺人歴のある少年院出の若者にふんし高千穂ひづる、炎加世子を相手に主演、続く「真昼の罠」(60)でもトラックの運転手にふんし岩下志麻を相手役に青春を悲劇的な死で彩る若者を好演。その後も「斑女」「花扉」「母と娘」(61)と主演級に起用される。しかし次ぎの「禁猟区」(61)からは脇役に回り、「喜劇・団地親分」(62)、「乾いた花」(63)などに出演して松竹を離れ、64年からはフリーで東映「牝」(64)、「黒い猫」(65)、「夜の歌謡シリーズ・伊勢佐木町ブルース」(68)、松竹「涙にさよならを」(64)、「侠骨の花道・ドス」(65)、日活「残酷おんな私刑」「大幹部・殴り込み」(69)と年間2本しか出演せず、主力を歌に注ぐ。その後、映画は実相寺昭雄監督「無常」(70)に出演したが、72年スタートのフジのテレビ・アニメ『科学忍者隊ガッチャマン』にコンドルのジョー役で声の出演。以後テレビ・アニメ界で活躍をはじめ、フジ『新造人間キャシャーン』(73)、『ゲッターロボ』(74)、日本テレビ『新巨人の星』(77)などの主題歌を歌って少年ファンの人気者となる。また日本テレビ『宇宙戦艦ヤマト』(74)とその映画版「宇宙戦艦ヤマト」(77)では主題歌と声の出演、その続篇「さらば宇宙戦艦ヤマト・愛の戦士たち」(78)にも声の出演。俳優としてはほかに東映「夜の歌謡シリーズ・なみだ恋」(73)に出演している。

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