“タイムリーかつ不吉な予兆”。第三帝国 “加担者” らを追った「ファイナル アカウント」の予告編&場面写真
- ルーク・ホランド , ファイナル アカウント 第三帝国最後の証言
- 2022年06月30日
ヒトラー率いるナチス統治下ドイツ〈第三帝国〉。そこに関わった市井の人々の証言を記録したドキュメンタリー「ファイナル アカウント 第三帝国最後の証言」が、8月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほかで全国公開される。30秒予告映像と場面写真が到着した。
親衛隊のエリート士官から、強制収容所の警備兵、ドイツ国防軍兵士、軍事施設職員、民間人に至るまで、ユダヤ人大量虐殺〈ホロコースト〉を実際に目撃し、今では「現代史の証言者世代」と呼ばれる加害者側の高齢者たちの証言および当時のアーカイブ映像を収めた本作。
予告編は、ナチス時代の映像に続き、「目をくらまされるな!」と若者たちに訴える元親衛隊員、両手で顔を覆う女性など元“加害者”らの姿を切り取っていく。「タイムリーかつ不吉な予兆」「日常に潜む悪」(ザ・タイムズ紙)、「過去が現在に語りかける」(ガーディアン紙)など、不穏さが漂う現代にこそ観るべきと示唆するレビューも印象的。
場面写真は、勲章や徽章を並べて見せる元親衛隊員の老人、第三帝国の国旗を背にナチス式敬礼でヒトラーへの忠誠を誓う当時の市民などを捉えたもの。





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配給:パルコ ユニバーサル映画