安藤政信 アンドウマサノブ

  • 出身地:神奈川県川崎市
  • 生年月日:1975/05/19

略歴 / Brief history

神奈川県川崎市の生まれ。県立川崎工業高校在学中の1994年に、スカウトされて芸能界入り。96年、落ちこぼれの高校生二人組が極道とボクシングの道にそれぞれ進むという北野武監督の青春映画「キッズ・リターン」で主人公のボクサー役に起用され、キネマ旬報賞、日本アカデミー賞などの新人賞を総なめにするデビューを飾る。以降は、TBS『友達の恋人』97、『聖者の行進』『青の時代』98などのテレビドラマに次々とレギュラー出演し、特に『聖者の行進』では、知的障害を持つ妹のために自らも障害者のふりをしている青年という難役を演じて高い評価を得た。98年の下山天監督「イノセントワールド」でも知的障害者役を好演。矢口史靖監督「アドレナリンドライブ」99、SABU監督「MONDAY」00、「DRIVE」02、本広克行監督「スペーストラベラーズ」00、中野裕之監督「RED SHADOW/赤影」01のような疾走感あふれる娯楽作から、降旗康男監督「鉄道員(ぽっぽや)」99、本広監督「サトラレ」01のような心温まる感動作まで幅広い映画に出演を重ねる。賛否両論が巻き起こった深作欣二監督「バトル・ロワイアル」00では、台詞が一切ない不気味な役柄で、多くの若手俳優の中でも圧倒的な存在感を見せつけた。2001年以降はテレビドラマに一切出演せず、映画一筋の活動。三池崇史監督「46億年の恋」06、塚本晋也監督「悪夢探偵」07といったダークなテイストの作品に出演したり、三池監督「スキヤキ・ウエスタン/ジャンゴ」07では狂気の男を演じる。03年の短篇集「SF/Short Films」では「アダージェット」で監督にも挑戦した。一時は仕事量をセーブしたが、中国の陳凱歌監督「花の生涯・梅蘭芳」08で伝説の京劇役者・梅蘭芳と固い絆を結ぶ日本人将校役を演じて以降、海外作品に続けて進出。中国の時代劇コメディ「刀見笑」11では芸者に恋をする肉屋の男役で主演した。同年、久々の日本映画となる石井克人監督「スマグラー・おまえの未来を運べ」に出演。

安藤政信の関連作品 / Related Work

作品情報を見る

  • かくしごと

    制作年: 2024
    ミステリー作家・北國浩二の小説『嘘』を映画化。認知症の父を介護するため、田舎に戻った絵本作家の千紗子は、事故で記憶を失った少年を助ける。その身体に虐待の痕を発見した千紗子は、少年を守るため、自分を母親と偽り、少年と3人で暮らし始めるが……。出演は「キングダム 運命の炎」の杏、「さかなのこ」の中須翔真、「花腐し」の奥田瑛二。「生きてるだけで、愛。」の関根光才の長編第2作。
  • 陰陽師0

    制作年: 2024
    実在した最強の呪術師・安倍晴明が陰陽師になる前の知られざる学生時代を描く呪術エンタテイメント。陰陽寮の学生・晴明は、呪術の天才ながらも陰陽師に興味がなく、授業もサボってばかり。そんな中、貴族の源博雅から皇族の徽子女王を襲う怪奇現象の解決を頼まれる。若き日の安倍晴明を「キングダム」シリーズの山崎賢人、源博雅を「最初の晩餐」の染谷将太、徽子女王を「マイ・ブロークン・マリコ」の奈緒が演じる。監督は「アンフェア」シリーズの佐藤嗣麻子。
    80
  • 岸辺露伴 ルーヴルへ行く

    制作年: 2023
    荒木飛呂彦の人気コミックを原作とする実写ドラマの劇場版。特殊能力を持つ漫画家・岸辺露伴は、青年時代に淡い思いを抱いた女性から、この世で最も黒い絵の噂を聞く。その後、その絵がルーヴル美術館に所蔵されていることを知った露伴は、フランスを訪れる。出演は、「スパイの妻 劇場版」の高橋一生、「シライサン」の飯豊まりえ、「LOVE LIFE」の木村文乃、Amazon Original映画『HOMESTAY(ホームステイ)』の長尾謙杜。
  • 鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽

    制作年: 2022
    1947年に出版された太宰治の小説『斜陽』の映画化。戦後に没落していく貴族の娘でありながら、古い道徳に抗って太陽のように道ならぬ恋につき進んでいく27歳のかず子の生き方を、75年を経た現代に照らし合わせて描く文芸ドラマ。主人公を演じたのは本作にて映画デビューと初主演を飾った宮本茉由。最後の貴婦人の誇りを持ちながら結核で死んでいく母に水野真紀。麻薬と酒に逃げ破滅していく弟の直治に奥野壮。太宰自身を投影した無頼の売れっ子作家・上原を安藤政信が演じる。監督は「うさぎ追いし 山極勝三郎物語」の近藤明男。故・増村保造監督の助監督を務めたことが縁で、増村と脚本家の白坂依志夫が遺した「斜陽」の脚本草稿を元に、自ら本作の脚本を仕上げた。
  • 千夜、一夜

    制作年: 2022
    日本映画界を代表する女優・田中裕子が、失踪した夫の帰りを待ち続ける妻を演じるヒューマンドラマ。登美子の夫が姿を消してから30年。彼はなぜいなくなったのか。生きているのかどうか、それすらわからない。そんなある日、2年前に失踪した夫を探す奈美が現れる。共演は「茜色に焼かれる」の尾野真千子、「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」の安藤政信。監督は「家路」の久保田直。
  • 弟とアンドロイドと僕

    制作年: 2020
    「顔」「一度も撃ってません」など数々の作品で組んできた阪本順治監督と豊川悦司が贈る人間ドラマ。幼い頃から自分が存在している実感を抱けずにいる孤独なロボット工学者の桐生薫は、”もう一人の僕”である自分と瓜二つのアンドロイドの開発に没頭し……。監督自身の人生観や思索が反映されたオリジナル脚本で、孤独について描く。この世に身の置きどころのないロボット工学者・桐生薫を豊川悦司が、桐生の義理の弟を「デイアンドナイト」の安藤政信が、父親を「凪待ち」の吉澤健が演じる。