11月のアメリカ大統領選を見据え、巨匠フレデリック・ワイズマンのドキュメンタリー作品群を通してアメリカの変容を辿る──。特集上映「フレデリック・ワイズマン傑作選〈変容するアメリカ〉」が、9月21日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国で順次開催。ポスタービジュアルが到着した。

 

 

上映作品は、精神異常犯罪者のための州立刑務所であるマサチューセッツ矯正院を記録した「チチカット・フォーリーズ」(1967/劇場未公開)、カリフォルニア大学バークレー校を多視点で切り取った「大学-At Berkeley」(2013/劇場未公開)、世界中からの移民とその子孫が暮らす街を収めた「ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ」(2015/日本上映は2024年まで)、多様なサービスや機会を提供する図書館を捉えた「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス」(2017)、保守的な共和党支持者が多い農村にカメラを向けた「インディアナ州モンロヴィア」(2018/劇場未公開)、数百種ものサービスを提供する機関に迫った「ボストン市庁舎」(2020)の6本。多彩な記録から、大国の足跡が浮かび上がる。

 

「フレデリック・ワイズマン傑作選〈変容するアメリカ〉」

主催:ムヴィオラ、ミモザフィルムズ、チャイルド・フィルム
公式サイト:moviola.jp/wiseman_america2024