「恋のジーンズ大作戦 巨人の女に手を出すな」のストーリー

ファッションの本場ニューヨーク。服飾会社ファイン・ファッションのオーナー、ジャック・ファイン(ジャック・ウォーデン)は、最近の経営不振に頭をかかえている。早速、社の大株主で暗黒街の大ボス、エディー(リチャード・キール)に呼び出しを受け、借金の返済を言いわたされた。一方、ジャックの息子ボビー(ライアン・オニール)は、服装とは縁遠い大学教授という仕事についていて、時間があると本を読むというインテリ。ある日、父親ジャックの窮地を知ったボビーは、やむなく大学を後にし、彼の紹介でエディに会った。身長2メートル以上という巨大な男エディは、妻リラ(マリアンジェラ・メラート)といっしょだったが、彼女は、若いハンサムなボビーに一目惚れ。早速2人は意気投合しリラの部屋へ行くが、運悪くそこへ予定より早くエディが帰宅。あわててリラのジーンズとセーターで町に飛び出したボビーだが、なんとジーンズがはちきれ、ヒップの部分が丸見えの状態に。彼がそのカッコウで7番街の社に帰った時、そこに居合わせたバイヤーが、そのジーンズをニュー・ファッションだと思いこみ、やがて革命的ニューファッション、名づけてソー・ファイン・ジーンズが誕生。またたくまに話題にのり、経営不振を返上する始末。ファイン・ファッションがニューヨークでもトップ会社になったところで、ボビーは、大学に戻る決心をした。一方、部屋に忘れていったボビーの靴が原因で決定的にエディとの仲がまずくなったリラは、ボビーを追って彼のいる大学へ。追って来たエディとの間で一騒動あるが、彼は過去の悪事で逮捕され、リラとボビーはめでたく結婚。ハネムーンを過ごすベニスの町にも、ファイン・ファッションのジーンズ姿の若者が…。

今日は映画何の日?

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