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- チェ・ミンシク
略歴 / Brief history
韓国・ソウル市生まれ。高校時代に劇団“根”に研究団員として入団し、演劇活動を開始。90年、テレビ・ドラマ『野望の歳月』に出演して一躍人気を得てスターの座を勝ち取る。99年のポリティカル・サスペンス映画「シュリ」は国内外で大いに注目を集め、2002年に主演した「酔画仙」はカンヌ国際映画祭監督賞を受賞。さらに2004年「オールド・ボーイ」がカンヌ国際映画祭グランプリとなり、自身も青龍映画賞&大鐘賞の主演男優賞を受賞した。心優しい二枚目から極悪非道のワルまで、硬軟演じきる個性派。2014年にはリュック・ベッソン監督の「LUCY/ルーシー」で凶悪なヤクザ組織のボスを怪演した。
チェ・ミンシクの関連作品 / Related Work
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破墓/パミョ
制作年: 2024「オールド・ボーイ」のチェ・ミンシクらが出演、2024年第60回百想芸術大賞4冠に輝いたスリラー。代々跡継ぎが謎の病気にかかる家族から破格の報酬で依頼を受け、巫堂ファリムや風水師サンドクらは墓の改葬を始めるが、墓にはある秘密が隠されており……。監督は、「プリースト 悪魔を葬る者」のチャン・ジェヒョン。風水師サンドクをチェ・ミンシクが、お祓いを行なう巫堂ファリムをドラマ『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』のキム・ゴウンが、改葬を仕切る葬儀師ヨングンを『コンフィデンシャル/共助』のユ・ヘジンが、ファリムの弟子ボンギルを『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』のイ・ドヒョンが演じる。2024年第74回ベルリン国際映画祭フォーラム部門上映作品。第60回百想芸術大賞にて監督賞、主演女優賞(キム・ゴウン)、新人男優賞(イ・ドヒョン)、芸術賞を受賞。 -
不思議の国の数学者
制作年: 2022「オールド・ボーイ」のチェ・ミンシク主演、脱北した数学者と挫折寸前の学生との心温まる交流を描いた人間ドラマ。脱北し今や名門高校の夜間警備員をしている天才数学者のハクソンは、劣等生のジウと出会い、正解を見つけるための過程の大切さを伝えていく。パク・ドンフン監督は本作で2022年第58回百想芸術大賞監督賞にノミネートされた。身分を隠しながら高校の夜間警備員として働く天才数学者ハクソンをチェ・ミンシクが演じ、悩める男子学生ジウを演じたキム・ドンフィは本作で2022年第43回青龍映画賞新人男優賞を受賞。円周率から作られた『π(パイ)ソング』のピアノ演奏など、数学を音楽で表現したシーンも盛り込まれている。 -
世宗大王 星を追う者たち
制作年: 2019「ベルリンファイル」のハン・ソッキュと「新しき世界」のチェ・ミンシクが、「シュリ」以来20年ぶりの共演を果たした歴史ドラマ。朝鮮王朝最大の名君と謳われた王と、奴婢の身分から独自の天文儀器を発明した伝説の科学者。そんな2人は、特別な絆を結んでいく。監督は「四月の雪」「ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女」のホ・ジノ。 -
沈黙、愛
制作年: 2017「オールド・ボーイ」「悪いやつら」のチェ・ミンシク主演によるサスペンス。巨大ゲーム会社の代表イム・テサンは、権力、富を手中に収め、輝かしい人生を歩んでいた。だがある日、婚約者の歌手・ユナが惨殺され、テサンの愛娘ミラが殺人容疑で逮捕されてしまう。共演は「あの日、兄貴が灯した光」のパク・シネ、「タクシー運転手 約束は海を越えて」のリュ・ジュンヨル、「私は王である!」のイ・ハニ。監督は、長編デビュー作「ハッピーエンド」でチェ・ミンシクとタッグを組んだチョン・ジウ。80点 -
ザ・メイヤー 特別市民
制作年: 2016「オールド・ボーイ」のチェ・ミンシク主演のポリティイカル・サスペンス。現職ソウル市長ジョングは、史上初の三期当選がかかる市長選に立候補。選対本部長ヒョクスと共にモラルなき選挙戦を始める。そんななか、ジョングは取り返しがつかない事故を起こす。出演は、「哭声/コクソン」のクァク・ドウォン、「怪しい彼女」のシム・ウンギョン、「お嬢さん」のムン・ソリ、「国際市場で逢いましょう」のラ・ミラン、「愛を歌う花」のリュ・ヘヨン。監督・脚本は、「裏切りの陰謀」のパク・インジェ。70点