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「宣戦布告」のストーリー
200X年、福井県敦賀半島に北東人民共和国の潜水艦が座礁。艦内から特殊武装した戦闘員が上陸し、夜の闇に姿を消した。この事態に、時の首相・諸橋揆一郎は警察力で対応しようとするが、民間人の犠牲者が出るに至って、遂に自衛隊出動を決意する。ところが、様々な法令に阻まれ思うような戦闘が出来ない。そんな中、自衛隊出動を日本の”宣戦布告“と受け取った北東人民共和国が、核ミサイル発射態勢に入ったとの情報が流れた。首相官邸の危機管理センターに、周辺国に緊張が走る。と突然、共和国軍が発射態勢を解除した。実は、内閣情報調査室長・瀬川が流した「アメリカが北の首脳部を爆撃する」と言う偽情報がすんでのところで功を奏したのだ。こうして日本の危機は回避されるが、その後、諸橋首相は一切の責任をとって辞任するのだった。