「ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー」のストーリー

優しい両親と暮らし、ピアニストを夢見る中国系の少女・春麗(クリスティン・クルック)は、父・シアンの謎めいた仕事の都合で香港に引っ越す。香港で春麗は、父から中国拳法を学ぶ。ある日、裏社会で暗躍する謎の組織“シャドルー”のボス・ベガ(ニール・マクドノー)が、バイソン(マイケル・クラーク・ダンカン)を差し向け、春麗の父を連れ去る。数年後、成長した春麗はピアニストとして活躍しながら、病気の母を支えていた。そんな彼女に、差出人のわからない絵巻物が届けられる。それは古い中国語で書かれていて、解読することもできなかった。春麗の母が死ぬ。春麗は絵巻物を父からのメッセージだと考え、情報を得るために古本屋街を訪れる。ある店の女主人は絵巻物のことを聞くと、それは彼女への助言であり、バンコクのゲンという男が春麗を導いてくれると語る。ゲンは悪党だったが、今は貧しい人たちのために戦っている男だ。春麗は絵巻物の助言に従う決意を固め、単身バンコクへ向かう。貧民街で路上生活をしながらゲンを探すが、手がかりは見つからない。ある晩、春麗は老人に暴力を振るうチンピラに出くわすと、無意識の内に父から習った中国拳法で彼らを倒していた。しかし体力を使い果たし倒れこんでしまう。それを助けたのは、彼女をバンコクへ導き、ずっと見守っていたゲン(ロビン・ショウ)だった。ゲンは、シアンが娘の身の安全と引き換えにシャドルーのために働いていることを告げる。再会を願う春麗は、ベガを倒すためゲンの元で修行を始め、貧しい人たちのために戦うストリートファイターとなっていく。ベガは自らが支配する犯罪都市を作り上げるため、貧民街を地上げしていた。春麗はベガの秘書キャンタナを襲い情報を聞き出す。ベガは暗殺者バルログ(タブー)に春麗の抹殺を命じる。さらにバイソンたちの襲撃で、ゲンもろとも家を吹き飛ばされる。独り残された春麗は、ベガを追うインターポールのナッシュ刑事(クリス・クライン)と共にベガを追い詰める。

今日は映画何の日?

注目記事