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「小河ドラマ 龍馬がくる」のストーリー
明治維新から150年を迎えた2018年。自他ともに認める龍馬ファンの武田鉄矢は『大型連続時代劇・坂本龍馬』で人生最後の龍馬役に臨もうとしていた。だがそこへホンモノの坂本龍馬(三宅弘城)が、幕末からタイムスリップしてやって来る。誰よりも早く彼が本物であることに気付いた武田は「本物の龍馬にアドバイスをもらえば、今までにないリアルな坂本龍馬を演じることができる」と考え、龍馬に、誰も知らないありのままのエピソードを教えて欲しいと頼む。こうしてドラマの脚本は、本物の龍馬が語る“本当の”エピソードに書き換えられていくが、それはカリスマ龍馬のイメージを台無しにする恰好悪いエピソードばかりであった。そんな龍馬に翻弄されながらも撮影は続行。武田鉄矢や新人女優の箭内夢菜もそのエピソードに困惑するなか、果たしてドラマは完成するのか……。