解説
「6才のボクが、大人になるまで。」のリチャード・リンクレイター監督がダリル・ポニックサンの小説を映画化したヒューマンドラマ。30年前に起きたある事件をきっかけに人生が変わってしまった3人の男が、仲間に起きた悲しい出来事をきっかけに再会する。出演は、「フォックスキャッチャー」のスティーヴ・カレル、「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」のブライアン・クランストン、「TINA/ティナ」のローレンス・フィッシュバーン。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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批評家、映像作家金子遊アメリカの高校に通っていたとき、進学しないで軍隊に入る友人が多かった。軍は青春期に通過するもので、除隊後に真の人生がはじまる。本作にもあるように、ベトナム帰還兵... もっと見る
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映画評論家きさらぎ尚原作が「さらば冬のかもめ」の作者と知って興味が募り未読で見たが、ベトナム戦争からイラク戦争まで、3人の俳優の名演もあり、監督は今回も時を物語にするのがうまかった... もっと見る
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映画系文筆業奈々村久生中年、しかも男同士の友情ドラマということで、リンクレイター作品の中でも新鮮な題材。しかしプロの俳優が3週間のリハーサルをした上で撮影に臨んだというからリンクレイ... もっと見る
「30年後の同窓会」のストーリー
酒浸りになりながら男一人でバーを営むサル(ブライアン・クランストン)と、破天荒だった過去を捨て現在は牧師のミューラー(ローレンス・フィッシュバーン)の前に、30年間音信不通だった旧友ドク(スティーヴ・カレル)が突然現れる。ドクは、1年前に妻に先立たれ、2日前に遠い地で息子が戦死したことを2人に告げ、亡くなった息子を故郷に連れ帰る旅に同行してほしいと依頼する。3人はバージニア州ノーフォークから出発し、時にテロリストに間違われるなどトラブルに見舞われながら、故郷のポーツマスへと向かう。30年前に起きたある事件をきっかけに大きく人生が変わってしまった3人は、再会の旅路で語り合い、笑い合いながら、再び人生を輝かせる。
「30年後の同窓会」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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![](https://www.kinejun.com/common/images/spinner.gif)
「30年後の同窓会」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2017 |
公開年月日 | 2018年6月8日 |
上映時間 | 125分 |
配給 | ショウゲート |
レイティング | |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | http://30years-dousoukai.jp/ |
コピーライト | (C)2017 AMAZON CONTENT SERVICES LLC |
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