少年(2024)

しょうねん
上映日
2025年3月29日

製作国
日本

制作年
2024
上映時間
180分

ジャンル
社会派 ドラマ

check解説

CMディレクターとして活動し、1985年にシナリオ『助監督』で第11回城戸賞に入賞を果たした旦雄二が監督した青春ドラマ。1999年国旗国歌法強行採決抗議デモの実景ショットからクランクインし、25年の時を経て追加シーンを加えて完成させた。どこにも居場所がない高校生ジュンは、国旗国歌法成立直後の卒業式でたまたま起立斉唱しなかったことが政治行動と決めつけられる……。2001年にモデルとしてデビュー、本作のクランクイン後に「ロストパラダイス・イン・トーキョー」に出演、「水平線」では長編監督に挑んだ小林且弥が孤独な少年ジュンを演じた。他の共演者はドラマ『GTO』の中村愛美、「プラトニック・セックス」の留奥麻依子。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 評論家
    上野昻志
    「君が代」の大合唱が響く高校の卒業式で、唯一人、椅子に座ったまま歌わなかったために、式後、教師に殴られた少年の物語だが、両親との関係や、街で出会った少女との一筋... もっと見る
  • リモートワーカー型物書き
    キシオカタカシ
    自分は1983年早生まれなので、本作の“少年”とまさに同じ世代。我々が“大人”から現代への絶望と未来への希望を双... もっと見る
  • 翻訳者、映画批評
    篠儀直子
    大島?の同名作品と直接関係はないが、似ているところもあるのかも。ほとんどの人が少年少女時代に経験するだろう、世界への普遍的な違和感が、後戻り不可能な負のスパイラ... もっと見る

「少年(2024)」のストーリー

16歳の高校生ジュン(小林且弥)は、家庭や学校になじめず、心を許しているのはカリスマシンガーMyu(留奥麻依子)のラジオだけだった。ジュンは国旗国歌法成立直後の卒業式でたまたま起立斉唱しなかったことが政治行動と決めつけられ、孤独な日常が思ってもいない方向へ動き始める。そんなとき、父親に売春を強要されているのぞみ(中村愛美)との出会いが、ジュンを大きく突き動かしていく。崩壊していく両親、権力を振りかざす教師、左翼学生、右翼団体、暴力団、そして第二次世界大戦をいまだ生き続ける要介護の祖父。さまざまな人々に翻弄されて、もがき続けるジュンは、Myuのライブの日にある計画を実行することを決意する。

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「少年(2024)」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「少年(2024)」のスペック

基本情報
ジャンル 社会派 ドラマ
製作国 日本
製作年 2024
公開年月日 2025年3月29日
上映時間 180分
製作会社 dan
配給 dan
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 ステレオ
公式サイト https://shonen.yujidan.com/

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