解説
サイボーグに支配された世界で、両親を殺され、その復讐のためサイボーグに闘いを挑む女戦士の姿を描くアクション編。監督・脚本は「ネメシス」のアルバート・ピュン。製作はトム・カーナウスキー。撮影はジョージ・ムーラディアン。編集はディーン・グッドヒル。美術はフィリップ・ザーリング。音楽はトニー・リパレッティ、特殊メイクはデヴィッド・バートンが担当。出演はこれまでマーシャル・アーツの第一人者として活躍し、本作でピュン監督に見い出され本格的なスクリーン・デビューを飾ったキャシー・ロング。他に「天国の門」のクリス・クリストファーソン、「エイリアン2」のランス・ヘンリクセン、スコット・パウリン、ゲイリー・ダニエルズ等。
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ユーザーレビュー
「サイボーグ・キラー」のストーリー
未知の時代、未知の場所。この世界ではサイボーグが人間に反旗を翻し支配体制を敷いていた。表皮は生体細胞、体内は最先端テクノロジーで作られている彼らは、人間の血液を採取することで生命を維持していた。10年前ジョブ(ランス・ヘンリクセン)率いるサイボーグ集団の襲撃により両親や友人を殺され、弟と生き別れになっていたネア(キャシー・ロング)は、今や逞しく成長し復讐の時を待っていた。彼女は自分の住む村が再びサイボーグたちに襲われた折、サイボーグ・キラーのガブリエル(クリス・クリストファーソン)に命を救われる。彼はサイボーグの創造者が自責の念から開発した、対サイボーグ用サイボーグであった。ネアは彼から猛特訓を受け、サイボーグ集団に闘いを挑む。激しい戦闘のさなか、ガブリエルはジョブの部下が放ったバイオ・ミサイルによって爆裂、ネアも人質として捕えられてしまう。脱出をはかった彼女はサイボーグ集団が次に襲撃しようとしている人口密集地タオスへ行く。そこで彼女は復活したガブリエルと共にジョブを倒す。そしてようやくネアは弟を見つけるが、彼はサイボーグの創造者マスター・ビルダーにさらわれてしまう。ネアとガブリエルの二人はマスター・ビルダーを追って、サイボーグ・シティへと旅立っていった。
「サイボーグ・キラー」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「サイボーグ・キラー」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | アクション |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1993 |
公開年月日 | 1993年10月9日 |
製作会社 | キングスロード作品 |
配給 | 松竹富士 |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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