美しさと哀しみと(1985)

うつくしさとかなしみと
製作国
フランス

制作年
1985
レーティング
ジャンル
ドラマ

check解説

かつて大恋愛に陥った作家と少女が20年後に再会したことから生じるそれぞれの葛藤を描く。製作はピエール・ノヴァ。川端康成の同名小説を基に女流のジョイ・フルーリーが監督・脚本化。共同脚本はピエール・グリエ、撮影はベルナール・リュティック、音楽はジャン・クロード・プティが担当。出演はシャーロット・ランプリング、ミリアム・ルーセルほか。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る

ユーザーレビュー

「美しさと哀しみと(1985)」のストーリー

南仏エクサン・プロヴァンスに近い村の古い尼僧院でひっそりと暮らす彫刻家レア(シャーロット・ランプリング)は、美しい弟子のプルダンス(ミリアム・ルーセル)の強い愛を受けていた。ある年の大晦日、レアは一本の電話を受けた。主は作家のユーゴー(アンジェイ・ズラウスキー)だ。彼は20年前、まだ16歳だったレアが熱愛した男性だ。子供まで宿しながら、二人は別れたのだった。ユーゴーは、レアとの恋愛を小説にし、それがベスト・セラーとなっていた。別れた後、子供も死産し、レアは自殺を計ったのだった。生命をとりとめたレアは、その直後、母も亡くしていた。ユーゴーを前に、プルダンスは嫉妬と怒りで胸を締めつけられる思いだった。あれほど苦しめられながら、レアは、まだユーゴーを愛しているのだ。愛する師を不幸にしたユーゴーに彼女は復讐を誓うのだった。彼女はパリのユーゴーの家を訪ね、彼の息子マルタン(ジャン・クロード・アドラン)に会った。さらにユーゴーと再会したプルダンスは、ユーゴーを誘惑する。そのことを察知したレアは、プルダンスをなだめるが、彼女はユーゴーだけでなく、マルタンをも誘惑する。マルタンにせがんで夕暮の湖に出たプルダンス。やがて、レアのもとにボート遭難のニュースが入る。マルタンは死に、プルダンスは生命をとりとめるのだった。

「美しさと哀しみと(1985)」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「美しさと哀しみと(1985)」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 フランス
製作年 1985
製作会社 パシフィック=GPFI=FR3フィルム
配給 パルコ=俳優座シネマテン
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
1987年4月上旬号 グラビア 美しさと哀しみと
1987年7月下旬号 外国映画紹介 美しさと哀しみと

今日は映画何の日?

注目記事