解説
大ヒットしたファッショナブル・ポルノ「エマニエル夫人」シリーズ。製作はアラン・シルッキー。監督は「続 エマニエル夫人」(75)のフランシス・ジャコベッティ。エマニュエル・アルサンの小説の主人公のキャラクターを借りてフランシス・ルロワとアイリス・ルタンが脚本を執筆。撮影はジャン・フランソワ・ゴンドレ、音楽はミシェル・マーニュが担当。出演はミア・ニグレン、シルヴィア・クリステル、パトリック・ボーショウ、デボラ・パワーなど。
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「エマニュエル」のストーリー
ロサンジェルスの豪邸で、30年代風のパーティが開かれていた。エマニュエル(シルヴィア・クリステル)が若い男にエスコートされてやって来た。彼女はある男を見ると、逃げるように立ち去った。男はかつての恋人マルコ(パトリック・ボーショウ)だ。翌日、新聞社に現われたエマニュエルは編集長に手記を送ることを約し、ブラジルに飛ぶ。ジャングルの中にある病院にヘリコプターで行き、整形外科医サンタノ(クリスチャン・マルカン)の執刀で変身する。まったく別人に生まれ変わったエマニュエル(ミア・ニグレン)の精神面を心配したサンタノは、女医のドナ(デボラ・パワー)をカウンセラーとしてつける。ドナはエマニュエルを田舎の酒場につれていく。そこにいた若い男とエマニュエルはファック。彼女が処女と知ると男は怒って、彼女を殴る。次にドナは彼女をリオ・デ・ジャネイロ社交界の女王マリア(ソフィー・ベルジェル)の家に連れていった。ある日、パーティに行った彼女はマルコが入って来たのを見て、一瞬尻ごみした。だが、思い直してマルコに対面し、テーブルの下でファック。その後、彼女はいろんな男とファックし、看護婦のスザンナ(ソニア・マーティン)と抱き合ったりする。だが、マルコを思い切れないエマニュエルはパリに飛んだ。そして、とあるレストランでマルコと再会。マルコが「君とはリオ以前に会ったような気がする」と言うと彼女はほほえむ。
「エマニュエル」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「エマニュエル」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | フランス |
製作年 | 1984 |
公開年月日 | 1984年9月29日 |
製作会社 | サラ・フィルム=APSプロ |
配給 | 東映クラシックフィルム |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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