ゴールデン・エイティーズ
ごーるでんえいてぃーず Golden Eighties
解説
30年前の恋の記憶に引き戻された女とその息子を中心とした恋愛ミュージカル・コメディ。1986年のカンヌ映画祭監督特別上映作品。製作はマルティーヌ・マリニャック、監督・脚本は「アンナの出会い」のシャンタル・アケルマン、音楽はマルク・エルエが担当。出演はミリアム・ボワイエ、ジョン・ベリーほか。2023年4月7日(金)~4月27日(木) ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催される『シャンタル・アケルマン映画祭 2023』にて再上映。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「ゴールデン・エイティーズ」のストーリー
レ・アールのフォーラムを思わせる地下ブティック街。ジャンヌ(デルフィーヌ・セイリグ)とシュワルツ(シャルル・デネール)夫妻が経営する高級ブティックとリリ(ファニー・コタンソン)経営の美容室が大階段をはさんで並び、向いのシルヴィ(ミリアム・ボワイエ)が経営するカフェに常連客が集まる。ジャンヌとシュワルツ氏の息子ロベール(ニコラ・トロン)は、リリを思っているが、リリは、家主のギャング、ムッシュ・ジャン(ジャン・フランソワ・バルメール)にも思われ、ジャンはリリを独占したいと思っている。そして、美容院で働くマド(リオ)はロベールに夢中。そんなころ、ジャンヌのもとに30年前の恋人、アメリカ人のイーライ(ジョン・ベリー)が現われ、ジャンヌの心は動揺する。自分の恋しか目に入らないジャンヌだが、ロベールを愛するマドの悩みを聞き、「恋はどうにもならない」となぐさめる。やがて、リリの愛を得られないロベールが、一時の思いつきで、マドとの結婚を決意し、マドは幸福感に満たされる。翌日、イーライとジャンヌが再会。一方、リリに恋するジャンは、リリとロベールのことが気になり、美容室を破壊。ジャンヌはイーライの求婚を断り、イーライはリリと遠くへ行ってしまう。それから3ヵ月。ロベールとマドの結婚式を明日にひかえた日、ロベールのもとにリリが戻る。本当に愛していたのはあなただというリリ。ロベールは彼女を抱きよせる。そんな二人の姿を見てしまったマドは悲しみのうちにロベールを諦める決心をする。マドをなぐさめるジャンヌ。やがて、また、平静な日々が戻ってくる。
「ゴールデン・エイティーズ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「ゴールデン・エイティーズ」のスペック
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1988年3月下旬号 |
外国映画紹介 黒い瞳 グラビア 1999年の夏休み 特集 1999年の夏休み 評論 グラビア ゴールデン・エイティーズ 特集 ゴールデン・エイティーズ 評論 特集 ゴールデン・エイティーズ シャンタル・アッカーマン・インタビュー |
1988年4月上旬号 |
外国映画紹介 バロウズ 外国映画批評 黒い瞳 キネ旬試写室 キリング・タイム 日本映画批評 1999年の夏休み 外国映画紹介 ゴールデン・エイティーズ |