解説
ピエール=ビアル・レスーの原作を、ラウール・J・レヴィが製作・監督・脚色したアクション篇。撮影はラウール・クタール、音楽はユベール・ロスタンが担当した。出演はヘンリー・シルバ、ジャック・クラッグマン、エルザ・マルティネッリほか。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「二人の殺し屋」のストーリー
建設会社々長ルイドーサは、建設工事の不正利益の追求をうけて投獄され、上院特別調査委員会の査問をうけることになった。委員会は証人として、マルセイユに住むアメリカ人ルディに出頭を命じた。彼の正直な証言をおそれた建設会社の経営陣は二人の殺し屋シャフト(H・シルバ)とフィル(J・クラッグマン)をやとい、ルディを消すことを命じた。特にフィルは、ルディに個人的なうらみがあるからと、この殺しを買ってでたのだ。二人が出発した直後、ニューヨークではルイドーサが釈放されたので、もはやルディを消す必要がなくなった。殺し屋のボス、ハイマンは中止を伝えるべく秘書に二人の殺し屋の後を追わせた。殺し屋たちの泊っているはずのホテルに来た秘書は二人の姿を発見できず、やむなくルデイの事務所をたずねた。しかし、気の早いルディは、彼に説明のチャンスもあたえず、その場に殴り倒してしまった。日曜日の朝、ルディは狩猟に出かけたが、彼の女友だちシルビア(E・マルチネリ)が、ささいなことから嫉妬して帰ってしまった。そんなところへ二人の殺し屋がルディを追ってやってきた。秘書が倒されたので、殺し中止の報を知らないシャフトとフィルはルディにとびかかった。しかし、フィルはルディに個人的なうらみを持っていたのではなく、二人は昔の友人だった。それ故フィルは、この殺しを中止すべくついてきたのであった。これを知ったシャフトはルディを殺してしまい、怒ったフィルはシャフトに拳銃を向けた。ただひとり生き残ったフィルの胸には、友人と仲間を失ったむなしさだけが残るのだった。
「二人の殺し屋」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「二人の殺し屋」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | アクション |
製作国 | フランス イタリア |
製作年 | 1966 |
公開年月日 | 1966年12月17日 |
製作会社 | ITTAC=PECF=フィルム・スチュディオ |
配給 | タイヘイフィルム |
レイティング | |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | モノクロ/スタンダード |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1966年12月下旬号 |
新作グラビア 二人の殺し屋 外国映画紹介 二人の殺し屋 |