解説
アメリカ独立前夜を背景に父と子、男女の愛を描く。製作はアーウィン・ウィンクラー、エグゼキュティヴ・プロデューサーはクリス・バート、監督は「グレイストーク ターザンの伝説」のヒュー・ハドソン、脚本はロバート・ディロン、撮影はベルナール・リュティック、編集はスチュワート・ベアードが担当。出演はアル・パチーノ、ナスターシャ・キンスキーほか。
ユーザーレビュー
「レボリューション めぐり逢い」のストーリー
1776年。トム・ドッブ(アル・パチーノ)と14歳の息子ネッド(シド・オウエン)は、合衆国独立戦争の嵐の中にいた。トムにとって独立は他人ごとだったが、息子のネッドが独立軍に入隊したことから、ネッドと共に戦う道を選んだ。ブルックリン郊外の戦闘のさ中、トムは、デイジー(ナスターシャ・キンスキー)という名の若い娘と出会う。彼女は豊福な商人の娘だったが、独立戦争にすべてを賭けていた。二人はいつしか愛し合うようになった。一方、独立軍は、ピーシー軍曹(ドナルド・サザーランド)率いるイギリス帝国軍に大敗し、トムはネッドとはぐれてしまった。ネッドを追って北へ向かうトム。ピーシーに捕えられたネッドを隙をみて救い出したトムは、まもなく、イロコワ・インディアンに追われる。傷ついたネッドを介抱するトム。時は流れ、1781年。独立軍駐屯地フォージュの谷で、成長したネッド(デクスター・フレッチャー)は、偶然デイジーと再会する。やがてトムもデイジーと会い、二人は再び愛を交わす。独立が時間の問題となった頃、逃げるイギリス軍を追いつめる独立軍と共に行動するトムたちは、ピーシーの姿を見つけ、追いつめる。死闘の末、ネッドは軍曹に向けた銃の引き金を押さえるが、引くまでに到らなかった。戦争が終り、自由への歓喜でわく町の中。やがて、フォージュの谷で知り合った美しい娘と旅立ったネッドを見送った後、トムは、人々のざわめきの中に懐しい姿を発見した。トムに気づき微笑みを返すデイジーだった。
「レボリューション めぐり逢い」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「レボリューション めぐり逢い」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | イギリス |
製作年 | 1985 |
公開年月日 | 1988年4月9日 |
製作会社 | ゴールドクレスト |
配給 | 東映クラシックフィルム |
レイティング | |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
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