解説
ルーシー・モード・モンゴメリの『赤毛のアン』をTVムーヴィー化した作品の劇場公開版。エグゼキュティヴ・プロデューサー・製作・監督・脚本はケヴィン・サリヴァン、共同製作はイアン・マクドゥゲル、共同脚本はジョー・ワイゼンフェルド、撮影はルネ・オーハシ、音楽はハーグッド・ハーディが担当。出演はミーガン・フォローズ、コリーン・デューハーストほか。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「赤毛のアン(1986)」のストーリー
カナダのプリンス・エドワード島に住むマシュウ(リチャード・ファーンズワース)とマリラ(コリーン・デューハースト)の独身の老兄妹は、農場の跡を継がせるべく、孤児院からやって来る男の子を養子にしようと考えていた。しかしふたりの前に現われたのは赤毛の少女アン(ミーガン・フォローズ)だった。兄妹は、おせっかいであけすけなレイチェル・リンドン夫人(パトリシア・ハミルトン)や、同級生のギルバート(ジョナサン・クロンビー)に、赤毛をひやかされて癇癪を爆発させたアンに手を焼くが、やがてふたりはこの少女が自分たちの生活になくてはならない存在になっていることに気づくのだった。ある日アンは、親友のダイアナ(シュイラー・グラント)を誤って酔っ払わせ、彼女の母親バーリー夫人(ローズマリー・ランドクリフ)から絶交を命じられるが、やがてそれは喉頭炎にかかったダイアナの妹を看病で助け、誤解をとくことで、許されるのだった。その頃アンは、ギルバートへのほのかな思いを抱き始めるが、互いに競争心を募らせ、やがてふたりはクィーン学院に入学し、恋心を確認する。アンが休暇で島に戻ってきたある日、マシュウが死んだ。一人残されたマリラのために、アンは島に残って教師になるつもりであることを告げる。そしてそれを助けたのはギルバートだった。こうしてふたりの間には共に進むべき明るい道が広がるのだった。
「赤毛のアン(1986)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「赤毛のアン(1986)」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | カナダ アメリカ 西ドイツ |
製作年 | 1986 |
公開年月日 | 1989年7月15日 |
製作会社 | ケヴィン・サリヴァン・フィルム=CBC=シティTV=テレフィルム・カナダ=PBS=ZDF |
配給 | 松竹富士 |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1989年8月上旬号 | グラビア 赤毛のアン |
1989年9月上旬号 創刊70周年記念特別号 | 外国映画批評 赤毛のアン |
1990年6月上旬号 | 外国映画紹介 赤毛のアン |
1990年8月下旬号 | 特集 続・赤毛のアン エッセイ |
1994年8月上旬号 | グラビア 《New Release》(新作映画紹介) 赤毛のアン・完全版 |