解説
ひとりの女性を傷つけたことで、本来の人間性に目覚めてゆくある殺し屋の姿を描いた香港ノワール。製作はツイ・ハーク、監督・脚本は「男たちの挽歌II」のジョン・ウー、撮影はウォン・ウィン・ハンとピーター・パオ、音楽はローウェル・ローが担当。出演はチョウ・ユンファ、ダニー・リーほか。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「狼 男たちの挽歌・最終章」のストーリー
堅気の生活を送ろうと決意した殺し屋のジェフリー(チョウ・ユンファ)は、最後の仕事で誤って女性歌手のジェニー(サリー・イップ)を失明させてしまい、彼女の目の手術費を稼ぐために、再び殺し屋の仕事をする。目が見えなくなってもクラブで歌い続けるジェニーは、ある夜暴漢に襲われそうになるところをジェフリーに助けられるが、彼女は彼の本来の姿を知らない。エージェントのシドニー(チュウ・コン)の依頼をうけ、麻薬シンジケートのボスを殺したジェフリーは、彼の甥ジョニー(シン・フイ・オン)に命を狙われるようになる。伯父の地位を狙うジョニーこそが、この仕事の依頼者だったが、ジョフリーに払う仕事料が惜しくなったのである。一方ジェフリーは、刑事のリー(ダニー・リー)たちからも追われる身となるが、リーは彼の身辺を探るにつれ、ジェフリーがそれほど冷酷な男でないことを知る。やがてジェフリーとシドニーは、ジョニーの率いる組織から命を狙われるが、そんなふたりをリーが助ける。いつしかリーは、組織に対して怒りを抱いていた。シドニーは、ジェニーの手術費用を組織から奪い取るが、尾行されジェフリーの隠れ家がばれてしまう。かくして教会で銃激戦は始まり、友情のきずなで結ばれたジェフリーとリーは、全身に弾を浴びながらも組織を倒すのに成功するのだった。
「狼 男たちの挽歌・最終章」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「狼 男たちの挽歌・最終章」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | 香港 |
製作年 | 1989 |
公開年月日 | 1990年1月13日 |
製作会社 | ゴールデン・プリンセス=マグナム |
配給 | ギャガ・コミュニケーションズ |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1990年1月上旬号 |
グラビア 狼/男たちの挽歌 最終章 試写室 狼・男たちの挽歌 最終章 |
1990年2月上旬号 | 外国映画批評 狼/男たちの挽歌 最終章 |
1990年8月下旬号 | 外国映画紹介 狼 男たちの挽歌・最終章 |