解説
自分の開発したレーザー光線を暗殺に利用されてしまう科学者と、それを捜査する中国系刑事の姿を通してコメディ・タッチで文化の衝突を描く。エグゼクティヴ・プロデューサーはツイ・ハーク、「グレートウォール」のNYインディーズ派、ピーター・ワンが製作・監督・脚本・出演をこなし、撮影は「ドゥ・ザ・ライト・シング」のアーネスト・ディカーソン、音楽はメイソン・ダーリングが担当。テーマ曲を坂本龍一が提供。出演はマーク・ハヤシほか。
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「激光人・レーザーマン」のストーリー
中国系の腕利き刑事ルー(ピーター・ワン)の捜査したある事件の、以下は顛末。レーザー光線の開発に従事するアーサー・ワイズ(マーク・ハヤシ)は偶然殺人兵器を生み出してしまい、それがもとで助手を事故死させ、研究所をクビになる。家族を抱え困ったものの、義弟で怪しげなブローカーのジョーイ(レオン・カーフェイ)ともども、それぞれジャネット(マリアン・ウルバノ)、スズ(サリー・イップ)という娘との恋に身をやつす日々。そんな時、ハンソン(ジョージ・バートノフ)という男から研究を続けないかという格好の誘い。が、疑惑を持ったアーサーがよく調べてみると、ハンソンの真の目的はレーザーを暗殺に使うこと。驚いたアーサーはジョーイと共にルーのもとを訪れ、助けを求めるが、ルーの部下の失敗でアーサーはハンソンに捕まり、暗殺の手助けをさせられる羽目に陥る。ついにレーザーは正確に発射された。翌朝、アーサーはジョーイが殺されたという新聞の記事を発見しショックを受け、葬式に行った。しかし実はそれはルー刑事の策略で、それはアーサーを脅そうとやってくるハンソン一味を呼びよせるためだった。しかしまたしても部下たちのドジで敵をとり逃がしてしまった。そこへ突然ジョーイが棺桶から起き上がる。彼は実は生きていたのだ。そして敵を倒し、事件は一件落着するのだった。
「激光人・レーザーマン」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「激光人・レーザーマン」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ |
製作国 | アメリカ 香港 |
製作年 | 1988 |
公開年月日 | 1990年10月12日 |
製作会社 | ピーター・ワン・フィルムズ=香港・電影工作室 |
配給 | シネセゾン |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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