解説
オーストラリア人ジャーナリストと元ヴェトナム難民の大使夫人の交流を描く人間ドラマ。監督は「アンボンで何が裁かれたのか」のスティーブン・ウォレス、製作は「英雄モラント」のマット・キャロル、エグゼクティヴ・プロデューサーは「JFK」のアーノン・ミルチャン、グラハム・バーク、グレッグ・コート。ブランシュ・ダルピュジェの同名小説をもとにアン・ターナーが脚本を執筆、撮影は「クロコダイル・ダンディー」のラッセル・ボイド、音楽はクリス・ニールが担当。
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「抱きしめたいから」のストーリー
10年前、マレーシアでの暴動をスクープしたオーストラリア人ジャーナリスト、ジュディス・ウィルクス(グレタ・スカッキ)は、新聞社からマレーシアのヴェトナム難民問題の取材を依頼され、オーストラリア駐マレーシア大使夫人ミヌー・ホブディ(ジョアン・チェン)の協力で、難民キャンプを取材するが、当局に妨害されてしまう。2人は、タートルビーチに漂流してきた難民たちを助けるが、マレー人農民に襲われ、難民たちは虐殺されてしまう。ヴェトナム難民で、故国に子供たちを残していることをミヌーはジュディスに告白する。ビドン島の難民キャンプを取材して、あまりの惨状に怒りを覚えるジュディス。ジュディスとミヌーは、再びタートルビーチでミヌーの子供たちの乗る難民船を待つが、ようやく現れた船に再びマレー人たちが襲いかかろうとする。“犠牲”役がいれば彼らは手を出さないことを知っていたミヌーは、海の中に身を投げる。母親を追って船から落ちた子供たちをジュディスは助け、岸辺で抱きしめるのだった。
「抱きしめたいから」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「抱きしめたいから」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | オーストラリア |
製作年 | 1991 |
公開年月日 | 1992年9月19日 |
製作会社 | ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ |
配給 | ギャガ・コミュニケーションズ |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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