解説
日本を舞台にしたコメディー。監督は「息子と恋人」のジャック・カーディフ。オリジナル脚本はノーマン・クラスナが執筆。撮影は中尾駿一郎。音楽はフランツ・ワックスマンの担当。出演者はシャーリー・マクレーン、イヴ・モンタン、エドワード・G・ロビンソン、ボブ・カミングス、谷洋子など。製作はスティーヴ・パーカー。
ユーザーレビュー
「青い目の蝶々さん」のストーリー
ハリウッドの映画監督ビル・ファーレイ(イヴ・モンタン)は、彼の成功はすべて大女優である妻のルシー(シャーリー・マクレーン)のおかげであるという噂を嫌い、彼女の主演しない映画を日本で撮ろうと主演スターのデヴィッド(ボブ・カミングス)と共に日本へやって来た。その頃、夫の後を追ったルシーも、プロデューサーのサム・ルイス(エドワード・G・ロビンソン)と一緒に来日していた。その夜彼女は芸者姿で夫たちの前に現れたが、だれも彼女がルシーであることに気づかなかった。そればかりかビルは彼女を映画の主役にしたいと言い出したのだ。ルシーは早速芸者のカズミ(谷洋子)から手ほどきを受けて見事に芸者になってしまった。ところがラッシュを見ているうちにビルは彼女が妻であることを見抜いてしまった。怒ったビルはあくまで知らぬふりをし、ルシーに恋を迫った。夫を信じていたルシーは驚き、さらに動揺したようである。いよいよプレミア・ショウの夜、映画は大成功。舞台に上ったルシーは、映画の主演女優は永遠に彼らの前に姿を現すまいと告げた。妻の謙虚な態度にうたれてビルもすべてを告白。2人は元の睦まじい夫婦に返るのだった。
「青い目の蝶々さん」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「青い目の蝶々さん」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1961 |
公開年月日 | 1962年6月19日 |
製作会社 | パラマウント映画 |
配給 | パラマウント映画 |
レイティング | |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
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