解説
川上宗薫の同名小説を、「南太平洋の若大将」の田波靖男が脚色し、「人妻椿(1967)」の市村泰一が監督した学園もの。撮影は大越千虎。
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「レッツゴー! 高校レモン娘」のストーリー
ある女子高校に通う三人の娘、果物屋の娘由美子、サラリーマンの娘奈美子、社長令嬢の糸子は境遇こそ違うが、仲の良い女生徒だった。秋の新学期が始った日、由美子は電車の中で一人の青年を痴漢と誤解して大声を出してしまったが、学校へ行ってその青年が彼女たちのクラスの新任担当である若山先生と知って、少なからず慌てた。若山は音楽大学を出たばかりだが、生徒には厳しかった。秋晴れの日曜日、サイクリングに出かけた三人は、ボート遊びの途中、転覆して川に落ち、二人のハンサムな大学生に助けられた。それが縁で、奈美子と糸子がその二人とデートするようになったが、残された由美子は面白くなく、それが厳しい若山に対する反抗となって現われた。しかし、若山の音楽の時間、ポピュラーソングを歌い出した由美子を、若山は怒るどころか、ピアノで伴奏するのだった。そんなことがあってから、由美子はすっかり若山に熱を上げてしまった。十月の学園祭が近づき、由美子たちはミュージカルショウをやることになった。たまたま、若山の友人がバレエ・スタジオを持っていたことから、由美子たちはそこで踊りのレッスンを受けることが出来た。そんなとき、由美子たちが学園祭のためにアルバイトをしてためた十万円が盗まれ、それを知った若山は、ナイトクラブでトランペットを吹いて、その金を捻出した。ところが、それがPTAのうるさがたに見つかり、若山は辞職する破目になった。若山が辞職したあと、由美子たちは必死に若山の復職運動に駆け回ったが、その熱意に岩井校長もPTAをなだめ、若山を復帰させることが出来た。やがて、学園祭の幕が開き、由美子たちはミュージカルショウに全力を傾けるのだった。
「レッツゴー! 高校レモン娘」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「レッツゴー! 高校レモン娘」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 1967 |
公開年月日 | 1967年10月14日 |
上映時間 | 86分 |
製作会社 | 松竹=西野バレエ団 |
配給 | 松竹 |
レイティング | |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |