解説
「愛のきずな」の小川英と、武末勝が脚本を執筆したアクションもの。岡本喜八門下の山本迪夫が監督した昇進第一作。撮影は「奇々怪々俺は誰だ?!」の内海正治が担当した。
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「野獣の復活」のストーリー
伊吹一郎は、やくざの足を洗って、地方の港町で、刑務所以来の仲間曽根と商社を経営していた。一郎は、クラブのママの美樹と婚約していた。ある日、もと属していた塚本の所から、弟の次郎が恋人エミを連れてころがり込んできた。裏切者を殺すよう命じられた次郎はいや気がさして、逃げてきたのだった。一旦は、つき放してみたが、二人のために、今は極東エンタープライズの会長となっている塚本のもとへ単身かけ合いに行き、次郎の代わりに、めざす相手・菊井を殺した。しかし次郎は塚本の子分たちにその間に射殺され、エミをかばった曽根も、エミとともにショット・ガンの餌食になった。帰ってきた一郎は、三人の無残な姿を見て茫然となった。そして次郎の腕に時計をはめると、エミの死体を海へ投げ込んだ一郎は、美樹のもとで一夜を過ごした。そして一郎は塚本らが待ち受ける極東ビルに乗り込み、子分たちを倒し、静かに塚本の前に現われた。一郎の銃が火を吹いた。やがて一郎の車は闇の中に消えていった。
「野獣の復活」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「野獣の復活」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | アクション |
製作国 | 日本 |
製作年 | 1969 |
公開年月日 | 1969年12月6日 |
上映時間 | 86分 |
製作会社 | 東宝 |
配給 | 東宝 |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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