解説
家出した専業主婦が、卓球を通して、寂れた温泉地を復興させるまでを描いた人情コメディ。監督・脚本は「唐獅子姐御」の山川元。撮影を「CURE]の喜久村徳章が担当している。主演は「新居酒屋ゆうれい」の松坂慶子。
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「卓球温泉」のストーリー
家事に追われるだけの毎日を過ごしていた42歳の専業主婦・藤木園子は、生活に行き詰まりを感じて相談したラジオ番組のDJ・かなえにたきつけられて、初めての家出を決行した。彼女が向かったのは、かつて夫と訪れた山間の竜宮温泉。ところが、そこは客足が鈍り、今やすっかり寂れた温泉地に様変わりしていた。しかも、彼女が投宿した蓬莢屋は、実はそこの跡取りであるかなえの考えで、間もなく閉鎖されることが決まっていたのである。どんどん寂れていく竜宮温泉。そんな温泉町の起死回生の策として、ある日、卓球による町興しの案が高田屋の若主人・公平から出された。初めはただの客だった園子も、町の人たちとの触れ合ううち、その町興し作戦に一肌脱ぐことになる。卓球が得意な彼女は、「卓球大会」を企画。大会に向けて、町の若い衆に卓球の指導まで買って出るのであった。にわかに活気立つ竜宮温泉。そして、いよいよ大会当日。かなえの計らいでラジオの生中継がされることになった会場に、園子の夫・哲郎が姿を見せた。彼は、園子の家庭での存在の大きさに気づき、彼女を追ってきたのだ。そこで、ラリー競技に参加することになった園子と哲郎。ふたりは、かなえ・公平ペアと優勝を分け合い、同時に夫婦の絆を取り戻すことに成功する。
「卓球温泉」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「卓球温泉」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 1998 |
公開年月日 | 1998年5月16日 |
上映時間 | 110分 |
製作会社 | 大映=日本テレビ放送網=博報堂=日本出版販売作品(制作協力*アルタミラピクチャーズ) |
配給 | 東宝 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | ドルビーSR |
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