解説
幸せ一杯の日々から突如夫の浮気という挫折を味わい、故郷で人生を見つめ直すヒロインの姿を描くハートフル・ロマン。「あなたが寝てる間に…」「スピード2」のサンドラ・ブロックが製作総指揮をつとめ、スティーヴ・ロジャースのオリジナル脚本を監督に「ため息つかせて」のフォレスト・ウィテイカーを迎えて映画化。製作は「素晴らしき日」のリンダ・オブストで、共同製作総指揮も同作のメリー・マクラグレン。撮影は「あなたに降る夢」のカレブ・デシャネル。音楽は「狼たちの街」のデイヴ・グルーシン。美術は「フォーリング・ダウン」のラリー・フルトン。編集は「ため息つかせて」のリチャード・チュウ。衣裳は「素晴らしき日」のスージー・デサント。共演は「コピーキャット」のハリー・コニック・Jr.、「ミルドレッド」のジーナ・ローランズ、「素晴らしき日」のメイ・ホイットマン、「復讐の処刑コップ」『バッド・ムーン』(V)のマイケル・パレほか。「ライアー」のロザンナ・アークェットが特別出演。
ユーザーレビュー
「微笑みをもう一度」のストーリー
バーディ(サンドラ・ブロック)はテレビの視聴者参加番組で親友のコニー(ロザンナ・アークェット)から夫ビル(マイケル・パレ)との不倫を告白され大ショック。高校時代は“学園の女王”、ハンサムなクォーターバックだったビルと結婚し、ひとり娘のバニース(メイ・ホイットマン)にも恵まれた幸せ一杯の日々は崩壊した。バニースを連れて故郷テキサスの小さな田舎町スミスヴィルに戻ったバーディだが、毛皮狂の母親ラモーナ(ジーナ・ローランズ)ともしっくりいかず、里帰りした元“学園の女王”に向ける好奇の目も耐えがたく、娘も父親に会いたいとすねたりと散々で、落ち込むばかり。ラモーナが気をきかせて呼んだ同級生ジャスティン(ハリー・コニック・Jr.)もうっとうしかったが、かつての憧れの人への一途な思いを隠さない彼に気持ちがほだされていく。そんな矢先、ラモーナは発作を起こして世を去る。葬式にやってきたビルは離婚を切り出し、バニースも置いて去ってしまう。抱きあってなぐさめあう母と娘。翌朝。ラモーナが飼っていた鴨に餌をやるバーディを見つめるジャスティン。ジャスティンはバーディを抱き上げ、彼女はようやく新生活へと踏み出すのだった。
「微笑みをもう一度」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「微笑みをもう一度」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1998 |
公開年月日 | 1999年3月13日 |
上映時間 | 112分 |
製作会社 | リンダ・オブスト・プロ作品(20世紀フォックス映画提供) |
配給 | 20世紀フォックス映画 |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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