25年目のキス
にじゅうごねんめのきす Never Been Kissed解説
高校に潜入取材することになったさえない25歳の女性記者が、大奮闘の末、学園の人気者になり、恋も実らせるまでを描いたホロリとさせるハッピーなラヴ・コメディ。監督は「ホーム・アローン3」のラシャ・ゴズネル。製作総指揮は本作でヒロインを演じた「エバー・アフター」のドリュー・バリモア。製作はナンシー・ジューボネン、ナンシー・アイザック(「誘う女」共同製作)。脚本は本作がデビューとなったアビー・コーンとマーク・シルヴァーステインのコンビ。撮影は「くちづけはタンゴの後で」のアレックス・ネポムニアスキー。音楽は「アナスタシア」のデイヴィッド・ニューマン。美術は「クルーレス』のスティーブン・ジョーダン。編集は「クルーレス」のデブラ・チェイテと「クローンズ」のマルチェロ・サンセビエリ。衣裳は「8mm」のモナ・メイ。共演は「ラビナス」のデイヴィッド・アークエット、「デットマンズ・カーブ』のミシェル・バルタン、「シン・レッド・ライン」のジョン・C・ライリーほか。
ユーザーレビュー
「25年目のキス」のストーリー
ジョジー(ドリュー・バリモア)は名門新聞社のコピー・エディター。真面目で仕事の腕前は申し分ないが、イマイチダサい。高校時代は「醜い」といじめられ、男性とつき合ったこともキスされたこともない。そんなジョジーに念願の記者の仕事のチャンスが訪れる。が、それは高校に潜入して今どきのティーンの実態をレポートするというもの。なんとか高校生活に馴染もうとするが、人気者たちにはバカにされ、前途多難。上司のガス(ジョン・C・ライリー)はセックス絡みのネタを探せと傲を飛ばした挙げ旬、ジョジーの胸にブローチ型の隠しカメラをつけて送り出す。ジョジーを見かねた弟ロブ(デイヴィッド・アークエット)は同じ高校に入り込んで、あっという間に人気者になり、ジョジーが「イカした女の子だ」と噂を流す。ロブの後押しで、ジョジーはいつのまにか人気グループの一員になる。ジョジーは高校の英文学の教師サム(ミシェル・バルダン)に好意を抱き、サムもジョジーにひかれ、て行く。だが、卒業プロムの日、友人をかばったはずみでみんなの前で自分が潜入記者だと告白。サムは記事のために利用されたと思い込みジョジーを置き去りにして去っていく。翌朝の競合紙ではジョジーの潜入ルポのことがすっぱ抜かれていた。ジョジーは一大決心をし、自らの体験を新聞記事で発表。キスもしたことがなかった自分が、高校に潜入しさまざまな体験をして成長したこと、そして記事の最後でサムヘの愛を告白する。「高校の野球試合の日、試合が始まる前の5分間彼がマウンドに来てキスしてくれるのを、待っている」と。新聞の読者、潜入先の高校の生徒たちからの大声援のを受けながらマウンドで待つジョジー。5分が過ぎ、去ろうとする時サムが現れ、ジョジーと熱いキスを交わすのだった。
「25年目のキス」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「25年目のキス」のスペック
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