解説
愛する彼を救うため、ベルリンの町を東奔西走する姿をリズミカルに描いたラヴ・ストーリー。監督・脚本はドイツの新鋭トム・ティクヴァ。製作はシュテファン・アーント。撮影はフランク・グリーべ。音楽はトム・ティクヴァの他、ジョニー・クリメック、ラインホルト・ハイル。美術はアレクサンダー・マナッセ。編集はマティルデ・ボンフォイ。衣裳はモニカ・ヤコブス。録音はフランク・べーンケ。出演は新鋭のフランカ・ポテンテ、モーリッツ・ブライブトロイ、ヘルベルト・クナウプほか。
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「ラン・ローラ・ラン」のストーリー
午前11時40分、ローラ(フランカ・ポテンテ)の家に電話が鳴る。裏金の運び屋をしている恋人マニ(モーリッツ・ブライブトロイ)が10万マルクを電車の中に置き忘れたというのだ。それがないとボスに殺されてしまうと懇願するマニ。20分で10万マルクを手に入れるため、ローラはひたすらベルリンの町を走る。ローラは銀行頭取のパパ(ヘルベルト・クナウプ)のところへ向かう。すると、パパは愛人と密会中。10万マルクが手に入らないどころか、ローラが自分の子供でないことや、離婚すると言われる始末。守衛は一言、「そんな日もあるさ」。銀行を後にして待ち合わせの場所に行くと、マニは店へ強盗に入っていた。ローラも彼に加担する。店から出ると警察に囲まれ、ローラが誤って撃たれてしまった。時間は電話が鳴るところまでさかのぼる。前回同様パパの銀行へ行くが取り合ってくれないので、パパを人質に銀行強盗を働く。金を手に入れ、外へ出ると特殊部隊が銀行をとり囲んでいる。撃たれるかと思いきや、特殊部隊がローラを安全なところに連れ出してくれた。待ち合わせの場所でマニの姿を見つけるが、彼は救急車にはねられてしまった。再び電話が鳴るところまでさかのぼる。パパの銀行へ行くと入れ違いにパパが車で外出してしまう。仕方なく有り金をはたいてカジノヘ行くと大当たりし、10万マルクを手に入れる。一方、マニはホームレスが10万マルクの入った袋を持って自転車に乗っているのを見つけ、後を追う。ピストルと交換に袋を取り戻し、10万マルクをボスに手渡すことができた。
「ラン・ローラ・ラン」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ラン・ローラ・ラン」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ラブロマンス |
製作国 | ドイツ |
製作年 | 1998 |
公開年月日 | 1999年7月10日 |
上映時間 | 81分 |
製作会社 | Xフィルメ・クリエイティヴプール作品 |
配給 | コムストック=パンドラ(テレビ東京=テレビ大阪=ポニーキャニオン=パンドラ=コムストック 提供) |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | ドルビー |
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1999年9月上旬号 |
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