解説
過去の傷を引きずる青年と美しきヴァイオリニストの数奇な愛を描くラブロマンス。監督は「夜の子供達」のアンドレ・テシネ。脚本はテシネ、ジル・トラン、「イルマ・ヴェップ」のオリヴィエ・アサイヤス。撮影は「ドライ・クリーニング」のカロリーヌ・シャンプティエ。音楽はフィリップ・サルド。出演は「年下のひと」のジュリエット・ビノシュ、モデル出身の新鋭アレクシス・ロレ、「エル」のカルメン・マウラ他。
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「溺れゆく女」のストーリー
パリ。20歳の青年マルタン(アレックス・ロレ)はアリス(ジュリエット・ビノシュ)というヴァイオリニストに逢い、恋に落ちる。だが彼は私生児として生まれたという過去の記憶に苛まれていた。10歳の時、実母ジャニーヌ(カルメン・マウラ)の独断で、会ったこともない実父ヴィクトールの元に連れて行かれてしまう。以来、彼は工場を経営し、家庭でも暴力をふるう父親の屋敷で成長したが、ある日失踪し、兄弟の中で唯一気が合ったゲイの兄バンジャマン(マチュー・アマリック)のアパートに転がり込んだのだった。アリスは俳優を目指す兄の同居人で、マルタンも兄の紹介でモデルになり、成功をおさめた。アリスが妊娠を告げた時、彼は過去のトラウマによって情緒不安定になる。実は、倒産寸前の工場をめぐる兄弟喧嘩で兄ソランソワが自殺し、さらに父ヴィクトールの背徳行為を知ったマルタンは、父と口論になり、誤って彼を突き落とし、殺してしまったのだ。総てを聞いたアリスは彼の故郷を訪ね、家族と会い、ヴィクトールがマルタンを愛していたことを聞き出し、兄弟に真実を伝えた。かくして、マルタンは警察へ行き事件を告白し、アリスは彼の子供を生む決意をするのだった。
「溺れゆく女」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「溺れゆく女」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ラブロマンス |
製作国 | フランス |
製作年 | 1998 |
公開年月日 | 2000年9月15日 |
上映時間 | 124分 |
製作会社 | レ・フィルム・アラン・サルド=ヴァーティゴ・フィルムズ=フランス2シネマ=フランス3シネマ作品 |
配給 | KUZUIエンタープライズ |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | ドルビーSRD |
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