あさがくるまえに
あさがくるまえに HEAL THE LIVING- 上映日
- 2017年9月16日
- 製作国
- フランス ベルギー
- 制作年
- 2016
- 上映時間
- 104分
- レーティング
- PG-12
- ジャンル
- ドラマ
解説
フランス映画界期待の新鋭カテル・キレヴェレが、数々の文学賞に輝いたメイリス・ド・ケランガルのベストセラー小説を映画化したヒューマンドラマ。心臓移植という現実に直面したドナーの家族や恋人、医師たちの葛藤を、1日の物語として繊細なタッチで綴る。出演は「ダゲレオタイプの女」のタハール・ラヒム、「毛皮のヴィーナス」のエマニュエル・セニエ。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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映像演出、映画評論荻野洋一フランス映画(の特に作家の映画)の多くは具体描写が絶えず愛、生、死といった「大文字」へと還元される。しかし本作は、脳死患者からの心臓移植というスタンドアローンな... もっと見る
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脚本家北里宇一郎心臓移植の手術寸前、ある人間がある行動をする。以降、それまで登場した人物たちすべてが愛おしく見えてきた。臓器を提供した青年、その家族と恋人。臓器をもらう女性、そ... もっと見る
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映画ライター中西愛子夜明け前のル・アーブルの海でサーフィンに興じる少年。青春只中にいるこの彼は、帰路、事故に巻き込まれ脳死状態になる。パリに暮らす音楽家の中年女性。大人になったばか... もっと見る
「あさがくるまえに」のストーリー
大西洋に面したフランス北西部の都市ル・アーヴル。夜明け前、彼女がまだまどろみの中にいる間、シモンはそっとベッドを抜け出し、友人たちとサーフィンに出かけた。しかし彼が再び帰ってくることはなかった。帰路、交通事故に巻きこまれたのだ。その報せを受け、脳死の判定を聞かされた両親は、現実を受け止められずにいた。シモンが蘇生する可能性は低く、両親は医師から、移植を待つ患者のために臓器の提供を求められる。だが、その時間的猶予は限られていた……。パリ。音楽家のクレールは、自分の心臓が末期的症状であることを自覚していた。生き延びるための唯一の選択肢は、心臓移植。しかし彼女は、他人の命と引き換えに若くない自分が延命する意味を自問自答している。そんな時、担当医からドナーが見つかったという連絡が入る……。
「あさがくるまえに」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「あさがくるまえに」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | フランス ベルギー |
製作年 | 2016 |
公開年月日 | 2017年9月16日 |
上映時間 | 104分 |
配給 | リアリーライクフィルムズ=コピアポアフィルムズ |
レイティング | PG-12 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
公式サイト | https://www.reallylikefilms.com/asakuru |
コピーライト | (C) Les Films Pelléas, Les Films du Bélier, Films Distribution / ReallyLikeFilms |
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