冬時間のパリ

ふゆじかんのぱり NON-FICTION
上映日
2019年12月20日

製作国
フランス

制作年
2018
上映時間
107分

ジャンル
ラブロマンス ドラマ

check解説

「パーソナル・ショッパー」のオリヴィエ・アサイヤス監督による大人のラブストーリー。紙からデジタルへ、テクノロジーの進化と共に変化を迫られるパリの出版業界を舞台に、編集者と女優、作家と政治家秘書という2組の夫婦の愛の行方を軽妙なタッチで映し出す。出演は「真実」のジュリエット・ビノシュ、「シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢」のギョーム・カネ、「セラヴィ!」のヴァンサン・マケーニュ。第31回(2018)東京国際映画祭にて「ノン・フィクション」のタイトルで上映。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画評論家
    小野寺系
    軽妙な会話シーンを中心に、不倫劇をコミカルに描きつつ、ギョーム・カネ演じる男のバブリーな時代錯誤感と、“電子書籍の台頭”という大波に飲み... もっと見る
  • 映画評論家
    きさらぎ尚
    この種の会話劇は好み。加えて、その会話の主のキャラクターが作家に編集者に女優とくれば、親近感とリアルさから、思わず身を乗り出して聞き入ってしまう。話の起点になっ... もっと見る
  • 映画監督、脚本家
    城定秀夫
    開始早々「ウッ、これロメール系の退屈おフランス映画だ……寝ちゃうかも」と思うも、それは杞憂で、二組の夫婦が織りなす小粋なラブストーリ... もっと見る

「冬時間のパリ」のストーリー

フランス、パリ。敏腕編集者のアラン(ギョーム・カネ)は電子書籍ブームが押し寄せるなか、なんとか時代に順応しようと腐心する日々。そんなある日、作家で友人のレオナール(ヴァンサン・マケーニュ)から、不倫をテーマにした新作の相談を受ける。レオナールは、我が道を行く私小説作家で、アランは内心、彼の作風はもう古臭いと感じていた。ところが、アランの妻で女優のセレナ(ジュリエット・ビノシュ)の意見は正反対だった。最近、アランとセレナの関係はあまり上手くいっているとはいえず、アランは年下の部下・ロール(クリスタル・テレ)と不倫中。一方、セレナの方もレオナールの妻で政治家秘書のヴァレリー(ノラ・ハムザウィ)に内緒で、彼と秘密の関係を結んでいるのだった……。

「冬時間のパリ」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「冬時間のパリ」のスペック

基本情報
ジャンル ラブロマンス ドラマ
製作国 フランス
製作年 2018
公開年月日 2019年12月20日
上映時間 107分
配給 トランスフォーマー
カラー/サイズ カラー
公式サイト http://www.transformer.co.jp/m/Fuyujikan_Paris/
コピーライト (C)CG CINEMA / ARTE FRANCE CINEMA / VORTEX SUTRA / PLAYTIME

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