レンブラントへの贈り物
れんぶらんとへのおくりもの Rembrandt
解説
オランダの天才画家レンブラントと、彼に愛された女性たちの物語。監督・台詞はこれが日本初公開作となるベテラン、シャルル・マトン。製作は「炎のアンダルシア」のアンベール・バルザン。脚本はシルヴィ・マトン。撮影はピエール・デュプエ。音楽はニコラ・マトン。美術は「アサシンズ」のフィリップ・シフル。衣裳は「仮面の男」のエーヴ=マリー・アルノー。出演は「コレット・水瓶座の女」のクラウス・マリア・ブランダウアー、「ヴィゴ」のロマーヌ・ボーランジェ、「リディキュール」のジャン・ロシュフォール、「不滅の恋/ベートーヴェン」のヨハンナ・テール・ステーヘ、「シューティング・スター」のジャン=フィリップ・エコフェ、「めぐり逢う朝」のカロリーヌ・シオル、「薔薇のスタビスキー」のジャック・スピセール、「ティコ・ムーン」のリシャール・ボーランジェほか。
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ユーザーレビュー
「レンブラントへの贈り物」のストーリー
17世紀のアムステルダム。故郷レンデンから上京してきたレンブラント(クラウス・マリア・ブランダウアー)は、美術商のオイレンブルフ(フランク・ド・ラ・ペルソンヌ)の家に身を寄せながら絵を描き続け、時代の寵児となった。ある日、レンブラントはオイレンブルフから姪のサスキア(ヨハンナ・テール・ステーヘ)を紹介される。二人は恋に落ち、結婚。美しい妻の姿をキャンパスに焼き付けていくレンブラント。子宝には中々恵まれなかったが、ようやく長男も誕生。しかしサスキアは結核のために30歳の若さで死亡してしまい、レンブラントは絶望する。やがて、サスキア亡き後に息子を育ててくれていた乳母のヘルティエ(カロリーネ・ファン・ホウテン)が、レンブラントの愛人となった。だが家政婦のヘンドリッキエ(ロマーヌ・ボーランジェ)を雇い入れたことによりその均衡は崩れ、レンブラントはヘンドリッキエを事実上第二の妻とし、ヘルティエを解雇する。ヘンドリッキエは内縁の妻として、レンブラントの娘を出産。世間からの風当たりが強くなり、レンブラントの収入は激減、ついには破産に追い込まれる。しかしそれでもレンブラントは、古いキャンバスを引っ張り出し、愛するヘンドリッキエをモデルに絵を描き続けるのだった。
「レンブラントへの贈り物」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「レンブラントへの贈り物」のスペック
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