解説
一丁の拳銃をめぐってスピーディなアクションが繰り広げられるラヴ・ストーリー。監督は「マウス・ハント」のゴア・ヴァービンスキー。製作は「アンナと王様」のローレンス・ベンダーと「サイモン・バーチ」のジョン・バルデッチ。脚本・製作総指揮はJ・H・ワイマン。撮影は「ダークシティ」のダリウス・ウォルスキー。音楽は「キャスト・アウェイ」のアラン・シルヴェストリ。美術は「マスク・オブ・ゾロ」のセシリア・モンティエル。編集は「恋は嵐のように」のクレイグ・ウッド。衣裳は「スリーピー・ホロウ」のコリーン・アトウッド。出演は「スナッチ」のブラッド・ピット、「エリン・ブロコビッチ」のジュリア・ロバーツ、「8mm」のジェームズ・ガンドルフィーニ、「クレイドル・ウィル・ロック」のボブ・バラバン、「オータム・イン・ニューヨーク」のJ・K・シモンズほか。
「ザ・メキシカン」のストーリー
ロスに暮らすジェリー(ブラッド・ピット)は、ある日マリファナを積んだ組織のボスの車に追突してしまう。しかも、ボスが警察に連行されたことから、この代償を払うため組織の手先にさせられる。それからというもの、やばい仕事に精を出し始めるジェリーだが、恋人サマンサ(ジュリア・ロバーツ)はそんな彼の生活ぶりについにブチぎれる。彼女の脅しを受け最後と決めた仕事だったが、またもブツを運びそこねてしまった。そして今度はミスをつぐなうためメキシコへ行って、メキシカンという伝説の拳銃を運ぶよう命じられる。その拳銃には呪いがかかっているらしく、確かにそれからのジェリーには不運が続いた。一方、ラスベガスに車を飛ばすサマンサは、リロイ(ジェームズ・ガンドルフィーニ)という男に拉致され、ジェリーが無事に仕事をやり遂げるまでの人質となった。ジェリーは早く仕事を終えて足を洗い、サマンサと一緒に暮らしたかったのだが、事態はややこしくなるばかり。それでも困難をなんとか乗り切り、ジェリーとサマンサはめでたく仲直りするのだった。
「ザ・メキシカン」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ザ・メキシカン」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | アクション |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2001 |
公開年月日 | 2001年4月21日 |
上映時間 | 123分 |
製作会社 | ドリームワークス・ピクチャーズ |
配給 | ギャガ=ヒューマックス |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | ドルビーSRD/SDDS |
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