解説
満たされない心と体を抱えた女性の愛の彷徨を描く衝撃作。監督・脚本は「堕ちてゆく女」のカトリーヌ・ブレイヤ。撮影は「永遠と一日」のヨルゴス・アルヴァニティス。出演は『Trop de Bonheur』のキャロリー ヌ・デュセイほか。
ユーザーレビュー
「ロマンスX」のストーリー
小学校教師のマリー(キャロリーヌ・デュセイ)は、モデルのポール(サガモア・ステヴナン)と付き合って3ヵ月。だが早くも2人の関係はぎくしゃくし、もはやポールはマリーの体に触れることさえない。満たされないマリーは夜中に車を走らせ、バーで出会ったパオロ(ロッコ・シフレディ)とすぐに関係を持つ。さらに、自分の学校の校長ロベール(フランソワ・ベルレアン)と密やかな性の遊戯を繰り返すマリー。そんなある晩、帰宅したマリーをポールは珍しく抱き寄せるが、マリーのひと言に激怒し、彼女を殴り倒す。だがマリーは、その夜ポールの子を妊娠し、出産を決意。最初は妊娠を喜んだポールだが、やがて荒れていき、陣痛が始まった朝も酔いつぶれて起きない。マリーは、家を出る前にガス栓を次々に開いていく。そして病院で出産。同じ頃、ポールは自宅で爆死してしまうのだった。
「ロマンスX」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「ロマンスX」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | フランス |
製作年 | 1998 |
公開年月日 | 2001年6月30日 |
上映時間 | 95分 |
製作会社 | C.B.フィルムズ |
配給 | プレノンアッシュ |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2001年5月上旬号 | 特別企画1 観たい!知りたい!今、スゴイのは女の性 性を描く最新作情報「ロマンスX」「隣の女」 |
2001年7月上旬号 | 新作紹介 ロマンスX |
2001年7月下旬号 | HOT SHOTS キャロリーヌ・デュセイ(「ロマンスX」) |
2001年8月下旬号 | 劇場公開映画批評 ロマンスX |