解説
愛し合いながらも別れることとなってしまった男女が、10年後、再び愛を実らせるまでを描いたラヴ・ロマンス。監督はTV『プラトニック・セックス/20歳の純愛編』の中江功。江國香織と辻仁成による原作を基に、「バースデイプレゼント BIRTHDAY PRESENT」の水橋文美江が脚色。撮影監督に「センチメンタルシティマラソン SENTIMENTAL CITY MARRATHON」の津田豊滋があたっている。主演は、映画初出演の竹野内豊と「東京攻略 Tokyo Raiders」のケリー・チャン。第25回日本アカデミー賞優秀主演男優賞(竹野内豊)、優秀撮影賞、優秀照明賞受賞作品。
映画館で観る
配信で観る
-
Amazon Prime Video30日間無料
TVで観る
ユーザーレビュー
「冷静と情熱のあいだ」のストーリー
美術絵画の修復士を志し、フィレンツェの工房で修業を積んだ阿形順正。晴れて修復士となった彼は、工房の先生であるジョバンナからチーゴリの絵の修復という大役を任される。ところが、今はマーヴという男性と何不自由ない生活を送っているかつての恋人・あおいとの再会と、修復中の絵を何者かに切り裂かれるという事件によって順正の心は深く傷つき、失意のうちに日本に帰ることになる。だが帰国した彼は、あおいとの別れの裏に、家の財産を守ろうとする父・清雅の企みがあったことを聞かされ、あおいへの想いを募らせていくのであった。そして同じ頃、あおいもまた忘れられない順正への想いと、マーヴとの愛の間で心揺れていた。そんなふたりは、10年前に約束したフィレンツェのドゥオモのクーポラで会うという何気なく交わした約束を果たし、そこで永遠の愛を誓い合うのであった。
「冷静と情熱のあいだ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「冷静と情熱のあいだ」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ラブロマンス |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2001 |
公開年月日 | 2001年11月10日 |
上映時間 | 125分 |
製作会社 | フジテレビジョン=角川書店=東宝(制作協力 シネバザール) |
配給 | 東宝 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | ドルビーSRD |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2001年3月下旬号 | HOT SHOTS 「冷静と情熱のあいだ」 |
2001年12月下旬号 | 劇場公開映画批評 冷静と情熱のあいだ |
2002年8月上旬号 | 日本映画紹介/外国映画紹介 冷静と情熱のあいだ |