解説
実在したヤクザ・石川力夫の半生を描いた「仁義の墓場」(深作欣二監督作)の舞台を現代に置き換え、リメイクしたバイオレンス・ドラマ。監督は「荒ぶる魂たち」の三池崇史。藤田五郎による原作を、「荒ぶる魂たち」の武知鎮典が脚色。撮影監督に「SEOUL」の山本英夫があたっている。主演は「犬、走る DOG RACE」の岸谷五朗。スーパー16ミリからのブローアップ。
ユーザーレビュー
「新・仁義の墓場」のストーリー
新宿の沢田一家総長・沢田忍の命を助けたことから、その直若として盃を受けた石松陸夫。彼は、総長の寵愛と生来の度胸を武器に組織での地位を確立していくが、ある日、内縁の妻・智恵子に店を持たせる為に申し出た借金の話を沢田に無視されたと勘違い。逆ギレして、沢田に銃で怪我を負わせる。こうして、一転して組織や警察に追われる身となった陸夫。逃亡生活の中でいつしかヘロインに溺れ常軌を逸した彼は、自分を匿ってくれていた兄弟分・今村を殺害。智恵子をもヘロイン中毒で失い、遂に行き場を失くし事務所に立て籠もるのだが、かつての舎弟である吉川によって撃たれてしまう。その後、一命を取り留め服役した陸夫は、刑務官の隙を見て屋上からダイヴ。30年のバカ騒ぎ人生に自ら幕を引くのだった。
「新・仁義の墓場」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「新・仁義の墓場」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2002 |
公開年月日 | 2002年6月22日 |
上映時間 | 131分 |
製作会社 | 大映=東映ビデオ(制作協力 エクセレントフィルム=楽映舎) |
配給 | 大映 |
レイティング | R-15 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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2003年4月上旬号 | 日本映画紹介/外国映画紹介 新・仁義の墓場 |