解説
アメリカ社会の陰欝な側面を2部構成で描く異色ドラマ。監督・脚本は「ハピネス」のトッド・ソロンズ。撮影は「アイス・ストーム」のフレデリック・エルムズ。音楽はグラスゴー出身のグループ、ベル・アンド・セバスチャンほか。美術は「レクイエム・フォー・ドリーム」のジェイムズ・チンランド。編集は「ハピネス」のアラン・オクスマン。出演は「キューティ・ブロンド」のセルマ・ブレア、「セレンディピティ」のレオ・フィッツパトリック、「マイティ・ジョー」のロバート・ウィズダム、「セレブリティ」のアレクサ・パラディノ、「ジュエルに気をつけろ!」のジョン・グッドマン、「チェルシーホテル」のマーク・ウェバー、「PLANET OF THE APES/猿の惑星」のポール・ジアマッティ、「彼女を見ればわかること」のノア・フレイス、「チャック&バック」のルーペ・オンティヴェロス、「ストーリー・オブ・ラブ」のジュリー・ハガティ、「ブロウ」のフランカ・ポテンテほか。
ユーザーレビュー
「ストーリーテリング」のストーリー
1980年代中頃のニュージャージー。女子大生ヴァイ(セルマ・ブレア)には、同級生で脳性小児マヒの恋人マーカス(レオ・フィッツパトリック)がいる。ある日、マーカスの書いた小説が、黒人のスコット教授(ロバート・ウィズダム)に酷評されたことがもとで、2人は大喧嘩。その夜、スコット教授と偶然バーで会ったヴァイは、彼の家に行き、肉体関係を持つ。その後授業で、ヴァイはその体験を基にした小説を発表するのだった。現在のニュージャージー。靴屋の店員であるトビー(ポール・ジアマッティ)は、10代の若者をテーマにしたドキュメンタリー映画を作るべく、自分の母校を訪ねる。そこで出会った落ちこぼれ受験生スクービー(マーク・ウェバー)に目をつけたトビーは、ユダヤ系である彼の家族、リビングストン一家を撮影。やがて映画は完成。スクービーは裏口で大学に合格するが、映画を観て気分が悪くなる。そして一家の家政婦をクビになったコンスエロ(ルーペ・オンティヴェロス)は、その恨みから家のガス管を外すのだった。
「ストーリーテリング」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ストーリーテリング」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2001 |
公開年月日 | 2002年11月16日 |
上映時間 | 87分 |
製作会社 | キラーフィルムズ=グッドマシン・プロダクションズ(グッドマシン・インターナショナル 提供) |
配給 | シネカノン |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | ドルビーSRD |
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