解説
ティーンエイジャーたちが一人のいじめっ子を殺害するまでを描いた、実話を元にした青春映画。監督は「アナザー・デイ・イン・パラダイス」のラリー・クラーク。原作はジム・シュッツのノンフィクション「なぜ、いじめっ子は殺されたのか?」。撮影は「ファーサード 狂気の街と殺人者」のスティーヴ・ゲイナー。出演は「ゴースト・ワールド」のブラッド・レンフロ、「イン・ザ・ベッドルーム」のニック・スタール、「完全犯罪クラブ」のマイケル・ピット、「グッバイ・ジョー」のレイチェル・マイナー、「あの頃、ペニー・レインと」のビジョウ・フィリップス、「ストーリーテリング」のレオ・フィッツパトリックほか。
ユーザーレビュー
「BULLY ブリー」のストーリー
南フロリダ。ボビー(ニック・スタール)と幼なじみのマーティ(ブラッド・レンフロ)は、一見仲良しだが、実はボビーの一方的な権力に支配されていた。二人はアルバイト先のスーパーでスレンダーなアリ(ビショウ・フィリップス)とふっくらしたリサ(レイチェル・マイナー)をデートに誘う。リサはマーティと結ばれ、アリはボビーと関係を持った。だがやがてボビーは、アリやリサにも暴力を振るうようになる。耐えかねたリサが、ボビー殺害計画を発案。アリのヤク中のボーイフレンドであるドニー(マイケル・ピット)やアリの友人ヘザー(ケリ・ガーナー)、リサのいとこのデレク(ダニエル・フランゼーセ)らも巻き込み、計画はどんどん現実味を帯びていく。ついにはプロの殺し屋カーフマン(レオ・フィッツパトリック)をも引きずり込み、いよいよ計画実行。皆でボビーを川までドライヴに誘い出し、マーティがナイフでとどめの一撃を加えた。しかし殺人を犯したあと、彼らは徐々に冷静さを失い、不安を増幅させていく。結局、警察への匿名通報によって、7人の殺人者は逮捕。それぞれに重い刑が言い渡されるのだった。
「BULLY ブリー」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「BULLY ブリー」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2001 |
公開年月日 | 2003年5月10日 |
上映時間 | 111分 |
製作会社 | スタジオカナル=ライオンズ・ゲート・フィルムズ=ミューズ・ブラックリスト・プロダクション=グラヴィティ・エンタテインメント |
配給 | アミューズピクチャーズ(東芝=アミューズピクチャーズ 提供) |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | ドルビーSRD |
公式サイト | http://www.bully.jp/ |
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2003年8月上旬特別号 | 日本映画紹介/外国映画紹介 BULLY/ブリー |