解説
サンダンス映画祭で発掘された俊英監督ミゲル・アルテタの長篇第2作。エンターテイメント・ウィークリー誌では、なみいる強豪を押しのけ“2000年度映画ベスト1”に選出された。イノセンスと残酷さが絶妙に同居し、サリンジャーの小説を思わせる独特の世界観が出色。
ユーザーレビュー
「チャック&バック」のストーリー
バックは27歳だけれど、心は11歳の少年そのまま。キャンディを舐めながら玩具で遊び、小さな田舎町で年老いた母親とふたりで暮らしている。その母親が亡くなり、バックは天涯孤独になってしまう。しかし、葬儀に来た旧友チャックと再会した嬉しさで、バックは母の悲しみも忘れてしまう。ふたりは子供の頃は親友同士で、バックとちがい大人になったチャックは今やビジネス・エリート。少年時代と少しも変わっていないバックに、チャックの態度はどこかよそよそしい。実は彼らは幼い頃、ホモセクシュアルめいた“お医者さんごっこ”をしていた仲でもあったのだ……。
「チャック&バック」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「チャック&バック」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2000 |
公開年月日 | 2001年9月15日 |
上映時間 | 96分 |
製作会社 | ア・フラン・ドゥ・ココ・フィルム |
配給 | K2エンタテインメント=日本ビクター |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | ドルビー |
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2001年10月下旬号 | 劇場公開映画批評 チャック&バック |