解説
対立する2つの組織がそれぞれ雇った殺し屋たちの闘いを描くアクション映画。製作はジョー・ワイザン、監督は「フィクサー」のジョン・フランケンハイマー、脚本は「フレンチ・コネクション2」のロバート・ディロン、撮影はラルフ・ウールジー、音楽はヘンリー・マンシーニが各々担当。出演はリチャード・ハリス、エドモンド・オブライエン、ブラッドフォード・ディルマン、チャック・コナーズ、アン・ターケル、コンスタンス・フォードなど。
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「殺し屋ハリー 華麗なる挑戦」のストーリー
アンクル・フランク(エドモンド・オブライエン)とビッグ・エディ(ブラッドフォード・ディルマン)は、二大組織の親分で、互いに張りあっているのだが、とうとう双方とも殺し屋を雇った。フランクはハリー・クラウン(リチャード・ハリス)、エディは「爪」と呼ばれる加虐性のマービン・ザッカーマンである。流血が飛び交うギャング戦の中で、ハリーは小学校の女教師バフィ(アン・ターケル)に惚れ、彼の弟分のトニー(デイヴィッド・ホール)は売春婦のベビーといい仲になった。ある日ベビーが「爪」に誘拐された。ハリーとトニーは、彼女がバフィの学校に監禁されていることをつきとめ、早速学校に向かった。ベビーは「爪」に乱暴されてはいたものの救出に成功した。大詰めのギャング戦は、エディの本部のあるビルで行なわれた。ハリーは誘拐されたバフィを救出すべく、エディ一味に乗り込もうとしたが、彼の身を案じたフランクは、助っ人として「ミュージシャン」をつけてやった。彼等が持っている楽器のケースの中身はマシンガンなのだ。激しい銃撃戦が展開され、ハリーは「爪」を殺したものの、エディはバフィを人質にとって逃走した。彼女は麻薬を注射され昏睡状態に陥っていた。ハリーは2人の後を追ったが、ひと足さきにフランクがエディを射ち殺した。それから間もなく、ハリーはバフィを連れてヨーロッパを発ち、トニーとベビーが2人を見送っていく姿があった。
「殺し屋ハリー 華麗なる挑戦」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「殺し屋ハリー 華麗なる挑戦」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | アクション |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1974 |
公開年月日 | 1976年12月4日 |
製作会社 | ジョー・ワイザン・プロ作品 |
配給 | 20世紀フォックス |
レイティング | |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
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