解説
パリ最後の娼館に生まれ育った男が、薄幸の娼婦に愛情を注ぐラヴ・ストーリー。監督は「フェリックスとローラ」のパトリス・ルコント。脚本は「橋の上の娘」のセルジュ・フリードマン。撮影は「アンブレイカブル」のエドゥアルド・セラ。美術は「フェリックスとローラ」のイヴァン・モシオン。衣裳は「トスカ」のクリスチャン・ガスク。出演は「女優マルキーズ」のパトリック・ティムシット、「ジターノ」のレティシア・カスタ、「パリの確率」のヴァンサン・エルバズほか。
ユーザーレビュー
「歓楽通り」のストーリー
1945年、パリ。歓楽通りの娼館オリエンタル・パレスに生まれ育ったプチ・ルイ(パトリック・ティムシット)は、新入り娼婦のマリオン(レティシア・カスタ)に一目惚れし、一生かけて彼女の世話をすることを誓った。マリオンが幸福になることだけを願うプチ=ルイは、政府による娼館廃止のニュースが流れていた頃、彼女をラジオ局主催の歌手オーディションに連れ出す。それに合格したマリオンは、偶然ディミトリ(ヴァンサン・エルバズ)と出会う。彼を運命の男だと信じたマリオンだったが、実はディミトリは闇商売に手を染め命を狙われている身だった。それでもプチ・ルイは彼女の恋をサポートし、3人で逃亡生活を送るハメになる。ルーマニア人の追っ手たちと格闘しつつ、やがてマリオンは歌手として初舞台に立つ。それが認められ、レコードを出すことになった彼女。幸福の中、3人は小川のほとりでピクニックをしていた。ところがそこに追っ手が現われ、ディミトリ、そしてマリオンは射殺されてしまうのだった。
「歓楽通り」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「歓楽通り」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ラブロマンス |
製作国 | フランス |
製作年 | 2002 |
公開年月日 | 2003年3月1日 |
上映時間 | 91分 |
製作会社 | シネ・ベー=ズールー・フィルムズ=TF1フィルム・プロダクション |
配給 | 松竹=メディア・スーツ=シネマパリジャン |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | ドルビーSRD/DTS |
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