ゴールデン・コンドルの秘宝

ごーるでんこんどるのひほう TREASURE OF THE GOLDEN CONDOR
上映日
1953年6月30日

製作国
アメリカ

制作年
1953
上映時間
93分

ジャンル
冒険 ドラマ

check解説

ジュールス・バック(「殺人者」協力製作)が1953年に製作したテクニカラー冒険劇。エディソン・マーシャルの同名の小説から「南海の劫火(1951)」のデルマー・デイヴスが脚色監督した。撮影はエドワード・クロンジェガー、音楽はソル・カプラン「ナイアガラ」の担当。「地上最大のショウ」のコーネル・ワイルドと新進コンスタンス・スミスが主演し、「黒ばら」のフィンレイ・カリー、「五本の指」のウォルター・ハムデン、テレビ出身のアン・バンクロフト、ジョージ・マクレディ「探偵物語」、フェイ・レイ、レオ・G・キャロルなどが助演する。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る

ユーザーレビュー

「ゴールデン・コンドルの秘宝」のストーリー

18世紀、フランスの片田舎に貴族の血をひくジャン=ポール(コーネル・ワイルド)は鉄砲鍛冶ピエールを祖父として暮らしていたが、ある日セント・マロ侯爵が来てジャン=ポールが侯爵の兄ポールの庶子であるといって連れ去った。彼の後見人となった侯爵はことごとに虐待したので、彼は成年に達したとき館を飛び出して父親ポールの嗣子である証拠を探し、侯爵令嬢マリーに求婚しようと決心した。村の神父は冒険家マクドーガルに頼んで彼を海外に脱走させてくれた。秘宝発見を目指すマクドーガルとともに中米グアテマラに上陸したジャン=ポールはそこでマクドーガルの娘クララ(コンスタンス・スミス)に会った。3人は奥地深く入り、ついに秘宝を発見したが、その時マクドーガルは穴に落ちて腰骨を折った。インディアンの集落に引き返して看護を受けるうちにマクドーガルは真の幸福は財宝にはなく、クララとの楽しい生活にあると知り、その集落に永住する決心をした。ジャン=ポールは秘宝の一部をもってフランスに帰ったが、密かに訪ねたマリーに裏切られて脱走者として捕らえられ、裁判にかけられた。いよいよ判決という時、ジャン=ポールが正式な侯爵家の後継ぎである証拠が提出された。釈放された彼は爵位を捨て、再び愛するクララの住むグアテマラに去っていった。

「ゴールデン・コンドルの秘宝」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ゴールデン・コンドルの秘宝」のスペック

基本情報
ジャンル 冒険 ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1953
公開年月日 1953年6月30日
上映時間 93分
製作会社 20世紀フォックス映画
配給 20世紀フォックス[極東]会社
カラー/サイズ カラー

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
1953年7月上旬夏期特別号 新作紹介 ゴールデン・コンドルの秘宝
1953年8月下旬号 外国映画批評 ゴールデン・コンドルの秘宝