ティアーズ・オブ・ザ・サン
てぃあーずおぶざさん Tears of the Sun- 上映日
- 2003年10月25日
- 製作国
- アメリカ
- 制作年
- 2003
- 上映時間
- 118分
- レーティング
- ジャンル
- ドラマ
解説
ブルース・ウィリス&モニカ・ベルッチ共演の、戦火を舞台にしたヒューマン・ドラマ。監督は「トレーニング・デイ」のアントワン・フークワ。
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「ティアーズ・オブ・ザ・サン」のストーリー
アメリカ海軍特殊部隊シールのA.K.ウォーターズ大尉(ブルース・ウィリス)にとって、人生とは軍隊のことであり、ミッションの遂行こそが、生きる目的のすべてであった。過去23年間にわたる軍人としての輝かしいキャリア。そのほとんどが、記録に残ることのない極秘作戦。いまや彼は7人の戦術スペシャリストを率い、任務遂行率100パーセントを誇る精鋭部隊の隊長として、司令官の絶対的な信頼を得ていた。ウォーターズに与えられた新たな任務は、「内戦下のナイジェリアから、アメリカ国籍の女医リーナ・ケンドリックを救出せよ」。クーデターによって大統領一家を殺した反乱軍は、暴虐の限りを尽くし、生命の危機にさらされた外国人は次々に国外脱出していた。だが、国際的な医療奉仕団のスタッフとして内戦の犠牲者の治療にあたるリーナ(モニカ・ベルッチ)は、いまなお辺境の村の教会にとどまっていた。そこに反乱軍が進軍しているとの情報が入ったのだ。ウォーターズと7人の部下は、その教会に到着する。あとは彼女を連れて12キロ先にある軍用ヘリとの合流地点に移動するだけ。だが、思わぬトラブルが発生した。リーナが、患者を置いてひとり逃げることを拒否したのである。難民の救助は内政干渉にあたり、重大な命令違反となる。だが、リーナの燃えるような強い意思を秘めた瞳に、ウォーターズに「NO」と言わせない力があった。70名の患者のうち、歩行可能の者だけを連れて、一行は合流地点に向かって歩き出す。しかし、負傷した者を率いて夜のジャングルを進むのは、想像以上の困難を伴なった。しばらくして、反乱軍の気配を察したウォーターズは、リーナを狙う銃口を発見。兵士が引き金を引く寸前に、ウォーターズのナイフが喉を切り裂いた。感謝する彼女に、「重要なのは、任務の遂行だ」と、冷たく答えるのだった。そして、一行はなんとか合流地点にたどり着く。だが、ウォーターズはヘリにリーナだけを力ずくで乗せ、難民を置き去りにして飛び立った。「だましたのね!」激怒するリーナ。やがてヘリは、患者を残してきた教会の上空にさしかかる。そこには、地獄絵図のような光景が広がっていた。神父もシスターも、そして患者たちも、一人残さず虐殺されていた……。眼前に広がるこの地獄は、自分たちが残してきた難民を待ち受ける運命だ。ウォーターズは、23年間の軍隊生活で、初めて命令違反を犯す一言を発した。「ヘリを戻せ……」と。
「ティアーズ・オブ・ザ・サン」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ティアーズ・オブ・ザ・サン」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2003 |
公開年月日 | 2003年10月25日 |
上映時間 | 118分 |
配給 | ブエナ ビスタ インターナショナル(ジャパン) |
レイティング | |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
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