解説
塚本晋也監督作品「バレット・バレエ」で映画初出演した辻岡正人の、初監督作品。塚本晋也の映画作りを間近にみた18歳の辻岡は脚本を書き始め、たった4人のスタッフとともに、22歳で作品を完成させた。過剰な暴力に満ちた10代の若者たちの姿が、ざらついた質感で描かれる。16ミリ。
ユーザーレビュー
「ロスト・バイ・デッド」のストーリー
地球が張り裂けそうな夜。ロックバンドのボーカリスト・アキラ(辻岡正人)の身勝手が、恋人の真理を自殺においこんだ。からっぽになった心と体を埋めようと、アキラは暴力にまみれ、周囲の人間を傷つけていく。ついにアキラはドラッグに手を出しはじめ、彼のファンである加奈(板谷光子)はアキラを支えようとするが、精神はパンク寸前だった。自殺した真理に人知れぬ想いを抱いていたアキラの親友・真矢(大澤真一郎)は、アキラへの憎悪を殺意へと高めていく。アキラは暗闇をさまよい続ける。加奈も真也もバンド仲間もまきこんで、行き場のない想いを抱き、けっして戻ることのない時間を求めてアキラは悲鳴をあげる。朦朧とする意識の中、自殺した真理の思い出がアキラの脳裏に甦る……
「ロスト・バイ・デッド」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ロスト・バイ・デッド」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | サスペンス・ミステリー |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2002 |
公開年月日 | 2003年8月30日 |
上映時間 | 84分 |
製作会社 | 辻岡プロダクション |
配給 | 辻岡プロダクション(配給協力 ゼアリズエンタープライズ) |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | モノクロ/スタンダ-ド |
音量 | モノラル |